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徽宗皇帝のブログ 徽宗皇帝のブログ

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単数と複数

少し前の「徽宗皇帝のブログ」でASHは物質名詞だからASHESと複数形になるのはおかしいのではないか、と半可通なことを書いたが、その後、ある漫画を見ていると、その中に「ASHES TO ASHES」という、例の葬儀の決まり文句が出てきてあっと思った。そう言えば、このフレーズでは確かに複数形で言っていたようだ。
要するに、英語における単数・複数というのはかなり文脈(あるいは対象への心的態度)に依存しているということだろう。ここでのASHは多分「遺灰」なのである。したがって、私の遺灰と他人の遺灰は別々に扱われるのが適切だとなる。つまり、数えられるのである。したがって、複数形も存在するわけだ。
これに関連して思い出したのがマーク・ピーターセンの『日本人の英語』という名著の中の事例だ。そこではジャズの「BLUE SKIES」が例として挙げられていたと記憶しているが、なぜ「SKY」が複数形になるかと言うと、これが記憶(思考)の中の幾つもの青空を指しているからである。空は一つしかないから単数だと機械的に処理されるのではなく、どういう文脈での空かによって複数にも単数にもなるということである。
同様のことは同じくジャズの「YESTERDAYS」のような複数形にも言える。特定の日から見ての昨日は一つしかないから単数だが、記憶の中の昨日は一つとは限らない。そこで複数形で表現されることになる。もちろん、ビートルズの曲の場合は単数だ。
とまあ、英語の単数・複数について思いめぐらしたわけだが、何度も言うように私は英語は苦手である。しかし、理屈を考えるのが好きなので、調べもしないで以上のようなことを書き散らした。どうせたかがブログである。書いたものが読み手にある程度面白く感じられればそれで十分ではないか。

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