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徽宗皇帝のブログ

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原発と心中する日本国
日本の原発の大半は、本来の耐用年数をとっくに過ぎていたのではないか。
点検をしようにも、配線などが滅茶苦茶で、点検しようもない場所もある、ということも聞いたことがある。じっくりと点検しようにも、放射能のために点検作業時間がひどく短く限定されてもいるだろう。
と言うわけで、第二のフクシマは近いよ、と予言しておく。
この予言が当たらなければ幸いだ。
海の近くに住んでいる人なら知っているとおり、ただでさえ潮風は金属を腐食させるものである。換気用の配管だけでなく、海水を冷却水に使う原発の冷却水配管などが腐食していくのは当然だろう。タービンの壁も、あの高熱に耐えるのだから、いつまでも無事だとは思えない。それが、「耐用年数」の意味ではなかったか。それを強引に延長したのだから、先は見えている。
まあ、うちの軽自動車も20万キロ以上も走っているオンボロだが、それ以上に日本のすべての原発がオンボロだろうというのは容易に推測できる。(表に出ない小さな事故は国民の考えている以上に頻繁に起こっているらしいのである。)



(以下引用)

原発40基、詳細点検せず=配管腐食、再稼働の川内・伊方も―電力各社

時事通信 1/15(日) 8:32配信

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 運転中や運転可能な全国の商用原発42基のうち40基で、重要設備である中央制御室の空調換気配管の詳細な点検が行われていなかったことが14日、原発を保有する電力9社と日本原子力発電への取材で分かった。

 中国電力島根原発2号機(松江市)の換気配管では腐食による穴が多数見つかっており、事故が起きた場合に機能を維持できない恐れがある。

 中国電は昨年12月、運転開始後初めて島根2号機で配管に巻かれた保温材を外し、腐食や穴を発見。必要な機能を満たしていないと判断し、原子力規制委員会に報告した。再稼働した九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県)や関西電力高浜原発3、4号機(福井県)、四国電力伊方原発3号機(愛媛県)の点検でも保温材を外していない。点検方法は各社の判断に委ねられており、規制委は全国の原発の実態を確認する。

 中央制御室は原発を運転・監視する中枢施設で、運転員が24時間常駐する。通常は配管を通じて外気を取り入れ換気するが、事故発生時には外気を遮断し、機密性を保つ機能が求められる。

 原発を保有する各社によると、島根2号機と北陸電力志賀原発1号機(石川県)を除く40基で、保温材を外さないまま配管の外観点検が行われていた。40基には東京電力福島第2原発の4基も含まれる。外気取り入れ口付近の目視点検や異音検査などが実施された例はあったが、配管の保温材を全て外した上での目視確認は行っていなかった。

 一方、北陸電は2003年に志賀1号機の配管でさびを発見。保温材を外して点検し、06年に取り換えた。

 規制委は島根2号機で見つかった腐食について「規制基準に抵触する可能性がある」とみている。中国電は「海に近いため塩分を含んだ空気が配管に流れ込み、腐食が進んだ可能性がある」と説明している。

 日本の原発は発電用タービンを回した蒸気を海水で冷却し循環させるため、海辺に立地している。

 40基の内訳は北海道電力泊原発1~3号機、東北電力東通原発1号機、同女川原発1~3号機、東京電力福島第2原発1~4号機、同柏崎刈羽原発1~7号機、中部電力浜岡原発3~5号機、北陸電力志賀原発2号機、関西電力美浜原発3号機、同大飯原発1~4号機、同高浜原発1~4号機、四国電力伊方原発2、3号機、九州電力玄海原発2~4号機、同川内原発1、2号機、日本原子力発電東海第2原発、同敦賀原発2号機


(徽宗追記)ヤフー知恵袋のコメントより。最初16年だったのが40年になり、今は60年まで延長されているwww



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2014/4/2122:26:48



発電所の法定耐用年数::=http://www.meti.go.jp/committee/sougouenergy/denkijigyou/hatsuden_c...
http://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/joho-zeikaishaku/hoji...

水力40年
石油火力15年
LNG火力15年
石炭火力15年
原子力16年

じゃによって、

原発の法定耐用年数::=16年
減価償却期間::=16年
法定耐用年数経過後の残存価額::=1円(平成19年度税制改正)

法定耐用年数は固定資産の税法上の減価償却期間であり、法定耐用年数を経過した物は資産価値がないと見做され課税対象にならない。言い方を変えれば、国税当局が“ポンコツ”と見做すゴミなのである。

法定耐用年数を経過したものは固定資産税が課税されないから、企業にとっては金のなる木である。但し、それが劣化していなければの話である。しかし、発電方式的には汽力発電の一種である原発のボイラは他汽力発電のボイラよりも部品点数が桁違いに多く、しかも、原子炉内の圧力容器は強烈な放射線を浴び続け、放射化による劣化が激しいとされる。

原子炉内に飛びかう放射線のエネルギーは毎秒数億シーベルトに達するのを知る日本人はとても少ない。毎秒数億シーベルトの放射線を40年間浴び続ければ、いかに堅牢な鋼鉄もボロボロになるのは金属材料学の常識だと言う。::=http://blog.livedoor.jp/ryoma307/archives/5463900.html









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