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徽宗皇帝のブログ

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地方にこそ事業機会はある、かもしれない
「ネットゲリラ」記事の野次馬氏本人の前説部分だけ転載。
地方はどこもかしこも衰退しきっているが、その地方にこそ「生産のリソースは余りまくっている」という指摘は面白い。農業だけでなく工業でも商業でも、「後継者不在で廃業」という企業や個人は多いだろう。その後継者に立候補すれば、大金をかけずに事業主になれる。つまり「シャチョーサン」の身分である。どんな小事業所でも一国一城の主だ。
地方の耕作放棄された田畑を少しづつ買って増やしていけば、大農場主にもなれる。もっとも、少子高齢化で労働力が足りないわけで、田畑だけあってもしかたがない。やはり、政府主導で第一次産業振興政策をやるべきだが、そういう政策はいつも権力の周辺にいる連中の「自分自身のカネ儲け」目的にしかならないのである。
権力と無縁でも成功者になれるという「ジャパニーズドリーム」はいつの日か実現できるだろうか。
もっとも、苦労して成功者になるより、貧民でも苦労しないで生きるほうがいい、というのもまたひとつの生き方である。カネも女(異性)も贅沢な生活も要らないと決めれば、人生は楽だ。ただし、組織の中で生きるなら、嫌な上司に頭を下げることは避けられないし、個人事業主なら我儘な客に頭を下げることは避けられない。一番いいのは年金生活者だろうが、それが若いころから可能にしよう、というのがベーシックインカムである。


(以下引用)



老人ホーム落ちた日本死ね

| コメント(8)

トンキン一極集中で、しかも高齢化、というんだが、どれだけ人を集めても逆にGDPが低下し続けているというんだから、もはや「墓場」です。地方から若者を吸い上げて体裁を保ってきたんだが、その地方にも、余裕がなくなってきた。つうか、地方ら都会に若者が出るのは、地方では生産手段が限られているわけで、「余剰人口」だったから都会に出たんですね。今は地方も耕作放棄地だらけで、生産のリソースは余りまくっている。都会に出なくても仕事はある。サラリーマン的な仕事じゃないので、みんな、気がついてないが。

政府は東京への一極集中を是正しようと対策を打ってきたが、効果は出ていない。地方創生を重要政策に掲げた14年と比べ、東京の人口は約33万人増えている。今年度からは東京23区の大学の定員抑制に踏み切るが、20年までに東京圏への転入・転出を均衡させる目標の達成は厳しい。
一方、今後深刻になるのが都市部の高齢化だ。75歳以上の人口増加率は埼玉が6・2%でトップ。千葉5・6%、神奈川5・1%、東京3・8%で、全国平均(3・4%)以上の数値だ。国立社会保障・人口問題研究所は、45年には埼玉や千葉などの人口の2割が75歳以上になると推計しており、医療・介護の施設や担い手が大幅に足りなくなる可能性もある。
加藤久和明治大教授(人口経済学)は「団塊の世代がすべて75歳以上になる25年までに本格的に手を打っておかないと、手遅れになる」と警鐘をならす。

たとえば、林業なんだが、間伐材がそのまま現地で捨てられ、朽ち果てている。これを貰って、薪にして売れば、薪ストーブが流行りなので、そこそこ良い値段で売れるわけです。あちこちに点在している耕作放棄茶畑をまとめて引き受けて大規模小作農になるとかw 稲作では、既にそういう商売が流行っていて、うまく廻っているようだ。なんせ、生産のためのリソースである農地が、タダ同然で借りられるのだ。人口が減っているからこそ、そういう集約化が可能になる。荒れ地を開墾するわけじゃない、既に出来上がっている農地を使わせて貰うだけなので、手間がかからない。地方では、寂びれれば寂れるほど、銭儲けのチャンスが増えるw 廃村になった里村なんて、カネが転がってるようなもんですw



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