前々(大震災発生時)から、寒さのピークはこれからだと書いてきたが、とうとうやってきたようだ。一番心配なのは、これも何度も書いているが、能登大地震の避難所の防寒対策である。避難所での二次災害として、寒さによる健康被害が激増するのではないか。下手をしたら、死者が出る可能性も高いと私は見ている。二次避難に反対していた人々が、それに対して責任を取ることは絶対にない。
もちろん、自分の意志で二次避難を拒否していた個人が死ぬのは勝手であるが、何が家族にとって最善かを考えるべきだろう。まあ、この寒気の襲来に関しては、既に遅いとは思うが、近隣のホテルなどへの避難が可能なら、今すぐにでも応募するべきだ。この寒波だけで、冬が終わりになるわけでもない。2月いっぱい、あるいは3月初めか3月いっぱいまでは北陸は冬だろう。
この先、24日(水)頃をピークに、日本付近の上空には今季最強クラスの非常に強い寒気が流れ込む見込みです。日本海側では断続的に雪が降り、大雪となる所があるでしょう。雪雲は太平洋側の地域にも流れ込み、積雪となる恐れがあります。これから各地で降る雪の量や、大雪への警戒期間などをまとめました。
年に一度レベルの非常に強い寒気
明日23日(火)の夜から24日(水)にかけて、日本付近は冬型の気圧配置が強まり、上空約5,500メートルには非常に強い寒気が流れ込むでしょう。大雪の目安となるマイナス36℃以下の寒気は、東海や近畿、山陰まで南下し、石川県輪島市の上空にはさらに強いマイナス40℃以下の寒気が流れ込む見込みです。これは年に一度レベルの寒気で、雪雲の発達に大きく関係します。
広い範囲で警報級大雪の恐れ
赤色で示される地域は期間内に大雪警報が発表される可能性が高く、オレンジ色の地域は雪の降り方が予想より強まった場合に大雪警報発表の可能性がある地域を表しています。ご覧のように、広い範囲で警報級の大雪となる恐れがあります。上空の寒気が非常に強いため、雪雲が発達し、同じような場所で一気に雪が降り積もる恐れがあります。
1メートル以上の雪が降る所も 局地的にドカ雪の恐れ
これから25日(木)にかけて、24時間ごとに降る雪の量は、いずれも多い所で以下の通りです。 <22日(月)18時~23日(火)18時> ・北海道 50センチ ・北陸 40センチ ・中国 25センチ ・東北、東海 20センチ ・近畿 15センチ ・九州北部 10センチ ・四国 5センチ ・九州南部 3センチ <23日(火)18時~24日(水)18時> ・北陸 70~100センチ ・東北、東海 60~80センチ ・近畿、中国 50~70センチ ・関東甲信 40~60センチ ・北海道 30~50センチ ・四国、九州北部、九州南部 10~20センチ <24日(水)18時~25日(木)18時> ・北陸 70~100センチ ・東北 60~80センチ ・近畿 50~70センチ ・東海、中国 40~60センチ ・北海道、関東甲信 30~50センチ ・九州北部 5~10センチ また、強い風や雪で見通しが悪化する可能性があり、北海道や東北、九州北部では暴風を伴う恐れもあります。こまめに最新の気象情報を確認するとともに、不要な外出は避けるなど、出来るだけ安全にお過ごしください。 なお、23日(火)から25日(木)頃にかけて、北日本や北陸地方では、大しけとなる所があるでしょう。 23日(火)に予想される波の高さは、 ・北海道 6メートル ・東北、北陸 5メートル 24日(水)に予想される波の高さは、 ・北海道、東北、北陸 6メートル です。 対象となる地域では、高波にも警戒・注意が必要です。
除雪・防寒グッズの用意
積雪が予想される場合には、以下のような除雪・防寒グッズを早めに用意しましょう。 ①融雪剤やスコップなど除雪用具の確認をしてください。直前に準備しようとすると、手に入らないこともあります。 ②電気やガスの暖房が使えなくなる可能性があります。カイロや湯たんぽ、灯油ストーブなど防寒グッズを用意しておきましょう。 ③停電時にも情報が得られるように、電池式のラジオやモバイルバッテリーなどがあると安心です。 ④低温で水道が凍結するおそれもあります。水道の凍結対策や飲料水の備蓄、生活用水用に浴槽に水をためておきましょう。 グッズの使用期限や消費期限は定期的に確認し、積雪に備えるようにしてください。
1: 名無し 2024/01/22(月) 16:11:51.05 ID:C6qoYJYY9
23日から能登半島地震の被災地をはじめ日本海側を中心に大雪が予想されることについて、国土交通省と気象庁は「緊急発表」を行いました。
この中で、気象庁気象監視・警報センターの岸本賢司所長は「この冬1番の強い寒気が流れ込み、特にあす夜からあさってにかけて日本海で雪雲が発達する見込みで、北陸や近畿北部、山陰などでは雪が強まるおそれがある」と述べ、大雪や暴風雪による交通への影響、高波に十分注意するとともに、能登半島地震で損傷を受けた家屋では積雪の重みによる倒壊に注意するよう呼びかけました。
以下略全文はソースへ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240122/k10014329951000.html
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