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徽宗皇帝のブログ

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指示者と実行者のどちらが本当の犯人か
そもそもクールジャパンのコンテンツとして「日本の恥」「日本芸能文化の堕落の象徴」であり、「現政権との癒着による利益授与」が問題となっている吉本興業が入っているのがおかしいわけで、これからはそこへの批判が大きくなるべきだろう。吉本とヤクザの関係など、昔から知れ渡っている話だ。
で、宮迫田村問題の一番のポイントは、闇営業(この言葉自体あいまいだが、反社会的存在との営業と定義するべきだろう。)をプロダクションが引き受けたことであり、宮迫や田村は、会社の命令を実行したにすぎないのに、その実行を雑誌に糾弾されたことで会社によって全責任を引き受けさせられそうになったところにある。つまり、宮迫田村記者会見で会社の責任を問うたのは「問題のすりかえ」どころか、問題の本質を示したのである。つまり、戦争で敵捕虜を殺せと命令されて実行した兵士が、戦後に戦犯とされ、殺せと命令した上司の罪は問われない、という馬鹿な話があるか、というのと同じだ。
言うまでもなく、マネージャーは会社側の人間であり、マネージャー経由の仕事は会社の認めた仕事だと彼らは認識していたはずだ。

(以下引用)


吉本「反社」問題、閣僚から批判=公費拠出で「説明を」


7/23(火) 18:24配信


時事通信



 吉本興業所属のお笑いタレントが反社会的勢力の会合に出席して金銭を受け取った問題をめぐり、23日の各閣僚の記者会見で、「反社」と関係を持ったことに批判が相次いだ。

 同社の事業に公費が投入されていることを踏まえ、説明を尽くすよう求める声も上がった。

 世耕弘成経済産業相は「一般論として反社会的勢力と付き合うことは厳に慎むべきだ」と指摘。柴山昌彦文部科学相は「文化の健全な振興の観点からもガバナンス(企業統治)、コンプライアンス(法令順守)は極めて重要だ」と述べた。片山さつき地方創生担当相は「一国民としてすっきりしない」と語った。

 官民ファンドのクールジャパン機構(海外需要開拓支援機構)は吉本興業が関係する事業に資金を拠出している。これについて平井卓也科学技術担当相は「吉本興業はクールジャパンのコンテンツ制作者として非常に有力な企業の一つであり、法令順守の徹底や説明責任を期待せざるを得ない」と強調。菅義偉官房長官は「経産省の監督の下に適切に実施している」と述べるにとどめた。 



(徽宗追記)上の記事では宮迫田村ばかりを擁護した文章になっているが、彼らが一方的に正義だと思っているわけではない。単に指令者と実行者では指令者が主犯だというだけだ。下の苫米地氏の意見が一番妥当だろう。(「ネットゲリラ」読者コメントから転載。赤字は徽宗による強調。)


◇宮迫・田村の会見は「演技」 認知科学者・苫米地氏、吉本・岡本社長も「全部計算」とバッサリ(2019年07月23日・リアルライブ)


https://npn.co.jp/article/detail/93665491/



>苫米地氏は吉本興業について、「もともと一部上場企業だった。コンプライアンスしろと東証が言ったら、非上場にしてテレビ局が株を引き取った。これはテレビ局が隠蔽に協力したということ。この隠蔽体質が問題だ」と指摘する。


苫米地氏;「明らかに彼ら(宮迫・亮)は反社会的勢力だと付き合ってたことを知っているに決まっているじゃないですか。今回だって反社会的勢力と決別しますという会見じゃないといけないわけですよ。それが、自分の言ったことに対する言い訳会見になっている。これが隠蔽体質」


苫米地氏;「だって演技じゃないですか、2人とも。間違いなく演技ですよ。プロですよ彼らは」


苫米地氏;「僕は拙いのが演技だと思ってますけどね。社長の。わざとゆっくりしゃべるとかね。全部計算ですよ」


苫米地氏;「物凄く単純に、反社会性と付き合わない。そして、タレントは自由契約で、辞めたいときに辞められる。普通の雇用契約、たった二つのことを普通にやる業界に変えればいいだけなんですよ


苫米地氏;「それをやらせないテレビ局があるんですよ、株主として民放各局は。MXが入ってないから良かったんですよ」 「民放各局は論点をずらす報道をガンガンやっている





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