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<転載開始>
2024年01月25日 12:12
RT
キエフは今ゼレンスキー政権の寿命を延ばすためだけに戦っているため愚かなことをしている。
セルゲイ・ポレタエフ、Vatforプロジェクト共同創設者兼編集者。
水曜日、Il-76輸送機がロシア領空で撃墜された。捕虜交換予定のウクライナ人捕虜65人を乗せ、ロシア軍警備員3人と乗組員6人で護衛されていたと報じられている。乗員は全員死亡した。この機体は、アメリカが供給したパトリオット・システムから発射されたミサイルにより破壊されたようだ。
この事件は、ウクライナ兵が祖国から遠く離れ、航空輸送を必要とするほど一体何をしていたのかという重大な疑問を投げかける。当初捕虜はルガンスク人民共和国とドネツク人民共和国に収容されていたが、2022年7月29日、ヴォルノバハ近郊のオレノフカの捕虜収容所にウクライナのHIMARS攻撃があり、53人死亡した。これが移送理由のようで、NATOがキエフに提供したハイテク精密兵器システムから捕虜を遠ざけることを狙ったようだ。
今日、絶対的確信を持って、これは役に立たなかったと我々は言える。ウクライナが自国民にとっていかに危険かを再び世界に示したのだ。
何が起きたのか
モスクワ時間水曜日の正午(グリニッジ標準時午前9時)頃、雪に覆われた野原での墜落を映した映像がネット上で広まった。ビデオに映った特徴的な教会は、その場所がベルゴロド州コロチャンスキー地区ヤブロノヴォ村の近くだとすぐに特定したことを意味した。
ほぼ即座に、ウクライナのテレグラムチャンネルは匿名と認証済み(ウニアンやウクライナスカヤ・プラウダなど)の両方で、ウクライナ軍に近い情報源を引用した投稿で溢れた。これら投稿は、a)この航空機は、ハリコフ攻撃に使用するのを意図したロシアのS-300システム用ミサイルを搭載していたと主張し、b)撃墜はキエフの行動に起因していると主張した。
しばらくして、捕虜交換のためベルゴロドに移送中のウクライナ兵捕虜65人が、6人の乗組員と3人の警備員とともに飛行機に搭乗していたとロシア国防省が公式発表した。
その直後、キエフ軍関与に関する声明が、ウクライナのインターネットから消え始め、貨物とされるもの(S-300システム用のミサイル)に関するいかなる言及も消え始めた。
モスクワ時間午後3時、ロシア国防省が公式発表を行い、ウクライナ・ミサイル2発がハリコフ郊外のリプツィから発射されたと述べた。着弾地点は約100km離れており、PAC-2 GEM-TやPAC-3 MSEを含むウクライナ軍のパトリオット・ミサイル射程距離に十分収まっていた。
同時に、ウクライナ軍人の名が記載されたリストが現れ、熱心な愛好家によるウクライナ人捕虜データベースの細心の注意を払った維持により検証できる。
背景
ロシアが2022年2月に軍事作戦を開始して以来、ベルゴロド民間空港は閉鎖されている。この閉鎖は、空港がウクライナの防空網の範囲内にあることによる予防措置だ。
それにもかかわらず、捕虜をベルゴロドに空輸し交換するのは十分確立された慣行だ。以前の事例は、特に2024年1月3日、Il-76航空機を使用して実施され、実際の交換は1月8日に行われた。
外国指導者のキエフ訪問に関しロシアが通知されるのと同様に、ウクライナ側がこれら飛行に関して通知されたと考えるのが妥当だ。
水曜日には、2機の飛行機が巻き込まれた。2機目のIl-76は別集団の捕虜を輸送していたが、一機目が墜落した後、即座に進路を反転し基地に戻った。
ウクライナ軍Aの行動には前例がある。パトリオットやIRIS-Tを含む欧米防空システムをベルゴロド州の国境や接触線付近に密かに配備し、ロシア領空内で航空機と交戦するため使用しようと試みている。これら作戦は成功したと主張しているが、ウクライナ軍は一貫して証拠で報告を立証できていない。
次は何。
ウクライナは、いつものように断固否定しているので、ウクライナ軍の行動の背後にある本当の動機をすぐに知ることはできそうにない。それは、協調性の欠如と全般的なずさんさによって引き起こされた過ちだったのか、意図的挑発だったのか、それともその両方だったのか。ロシア人捕虜を乗せて帰国する飛行機を撃墜するつもりだったのだが、何かがおかしくなったのだろうか。
捕虜交換はこれで終わりだろうか? そうでないことを願う人もいるだろう。わずか2年足らずの間に、捕虜となった1000人以上のロシア兵が捕虜交換で帰国したが、その他にも多くの兵士がいまだに捕虜として拘束されている。
欧米諸国からの反応はあるのだろうか。私はないと確信している。せいぜい、ありきたりの偽善的懸念の表明を聞くか、あるいはロシアのせいだという暴言を聞くことになるだろう。欧米は、逃げ切れる間はウクライナを利用し続け、欧米の「自由の武器」によるウクライナ人の殺害を含め、あらゆることに目をつぶり続けるだろう。
死んだロシア人パイロットや帰国途中のウクライナ兵にとって、そんなことはどうでも良い。問題なのはウクライナ政府は自国民の最悪の敵だという考えが強まったことだ。
人身御供を求めるモレク神
日に日に弱体化しつつあるウクライナ軍は「より良い未来」のために戦っているのではない。
ウクライナ軍は「自由」のために戦っているのではない。キエフの最高レベルにいる連中は、2022年3月と4月にイスタンブールで行われたロシアとの和平交渉で、現在の基準では信じられないほど寛容な条件を提示されたことを確認した。
ウクライナ軍は「敵を追い出すため」戦っているのではなく、最も狂った狂信者だけが、これを軍事的手段で実現できると主張し続けているためだ。
NATOとEU加盟は、地平線上の点のように誰にも秘密ではないほど遠くに後退しつつあるのだから「ヨーロッパ式の暮らし」のために戦っているわけでもない。
ウクライナ軍は戦っており、ウクライナ兵はネズミがはびこる塹壕で生きたまま腐敗し、現在のキエフ政権を権力の座にとどめておくため何千人もの兵士が死んでいる。
現実を受け入れるのを拒否し、自分たちが勝っていると言い続ける政権だ。
マスコミの脚光を浴びる一瞬のスポット・ライトのために何千人もの自国民を犠牲にするのに何の躊躇もない政権だ。
バフムートで自国民を犠牲にしたが、都市を押さえようとするのは明らかに無意味だった。ラボティーノ近郊で犠牲になったが、ウクライナ軍指導部はわずか数日で反攻の失敗を悟った。
ズメイ島やクリミア半島での愛国心をあおり立てる自殺的攻撃で兵士を犠牲にしたが、それら向こう見ずな企てから帰ってきた兵士はほとんどいなかった。今日、クリンキ、アウデーエフカ、ベルゴロド近郊で兵士を犠牲にしている。何の成果もなしに。
ウクライナの窮状は日々悪化しつつある。ゼレンスキーは戦争の燃料を使い果たしつつあるのに、更に多くの兵士を炎の中に投げ込み続け、街頭で捕まえられる男なら誰であれ徴兵すべく捕まえている。
これら全て別々の事件ではなく、ウクライナ国家が崩壊した時にのみ崩壊する非人道的絶滅機構の仕業なのだ。
今回の飛行機事件は単なる挿話に過ぎない。だが、これは最後の決定的一撃だと思いたい。
そうなれば、パイロットやウクライナ人捕虜の死は無駄ではなかったことになる。
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記事原文のurl:https://www.rt.com/russia/591250-american-weapons-zelensky-ukraine/
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耕助のブログ
東京新聞 今朝の朝刊 総合面
デブリ採取 現行計画断念
ロポット・アーム性能不足 再延期 福島第1原発
三年遅れ 収束見えず
デブリ採取というが、量は耳かき一杯分と23年10月22日東京新聞で読んだ。全部を取り出す前に人類は滅亡する。
一度に出せるのは「耳かき1杯」…福島第1原発のデブリ取り出しが準備段階で直面する「想定外」
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三流国家では幹部ほど愚か。連中が属国を破壊している。魚は頭から腐る。
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経団連会長「一刻も早く再稼働を」、北陸電力志賀原発を初めて視察 2023年11月29日 6時30分
週刊金曜日 1/26 1457号に石橋克彦氏記事
能登半島地震 地震列島の原発の安全性に紺本的な警告が発せられた
石橋克彦氏については2011年8月20日の下記記事で触れた。
今朝の孫崎享氏メルマガ題名
ロシア、ウクライナ戦争は前線で互いの戦いから、無人機を使って相手拠点、装備攻撃に移行。毎日両側で約 100 ~ 200 人が死亡。戦争開始当初ウクライナが優勢。しかし、露技術格差を埋め、質・量で露がUを上回る事態に。監視無人機と攻撃無人機併用。供給元の米国等にUへの支援疲れ。
「トランプ氏の再選で米国内で内戦勃発!? 共和党の候補者指名争いでトランプ前大統領が第2戦のニューハンプシャーでも勝利!」
トランプ寄りと見られ、影響力の大きい独立キャスターのタッカー・カールソン氏が、不法移民を「不法エイリアン」と呼び、「今まさに、アメリカ合衆国は(不法移民によって)侵略されている」「アメリカは『終わりつつある』」と煽る! 2023年8月、不法移民がアメリカ人の出生数を上回った! 昨年の不法入国者数は300万人以上!「政治家も行政も警察も、不法入国したエイリアン(の保護)に米国民の税金を投入している」と憤るが、この問題が米国では最大の政治問題に!
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