https://news.livedoor.com/article/detail/22589906/
<転載開始>
政府は、新型コロナウイルス流行「第7波」の収束後、コロナの感染症法上の「2類相当」扱いの見直しに着手する方針を固めた。
保健所や発熱外来の負担軽減のため、感染者の全数把握取りやめの是非などを検討する。一方、政府は29日、都道府県が「BA・5対策強化宣言」を出す枠組みを創設する新たな感染対策を決めた。
新型コロナは感染症法上、「新型インフルエンザ等感染症」に含まれる。同法の1~5類の感染症分類とは別枠で、2番目に厳格な「2類相当」の対応が取られている。全ての感染者を確認する「全数把握」が必要で、外来での診察は発熱外来に限られている。
このため、感染拡大のたびに保健所と発熱外来の業務が逼迫(ひっぱく)してきた。濃厚接触者の特定と待機要請も行われ、企業や公共機関の職員欠勤が相次ぎ、社会経済活動にも支障が出ている。
一部の地方自治体や専門家、経済界からは、コロナの位置づけを季節性インフルエンザと同じ5類相当に下げるべきだとの声が出ていた。季節性インフルエンザと同じなら、全数把握は不要で一般の医療機関での診察も可能になる。
木原誠二官房副長官は29日、読売新聞のインタビューで、2類相当の位置づけについて「第7波を乗り越えた後には見直しが不可避だ」と述べた。政府は単純に5類と同等にするのではなく、社会経済活動の正常化に必要な範囲で緩和可能な項目を見極める考えだ。政府内ではコロナ医療や検査を全額公費負担する制度は継続すべきだとの意見が多い。
一方、政府が29日に決めた新たな対策は、感染力の強いオミクロン株の新系統「BA・5」の流行を踏まえたものだ。病床使用率が50%を超えた場合などに都道府県が対策強化宣言を出し、宣言した都道府県は住民に〈1〉重症化リスクの高い高齢者らは感染リスクが高い場所への外出を自粛する〈2〉重症化リスクが低い人は検査キットで自己検査する〈3〉飲食店での長時間滞在は避ける――ことなどを要請する。
国はその都道府県を「BA・5対策強化地域」とし、必要に応じて情報連絡員(リエゾン)の派遣などで支援する。
◆5類=感染症法で症状の重さや感染力などから1~5類に分けられる感染症のうち、危険度が最も低い分類。季節性インフルエンザや麻疹(はしか)、百日ぜきなどが該当する。
(徽宗補足)ついでに、「大摩邇」所載の「in deep」記事を載せておく。
https://indeep.jp/booster-kills-japan/
<転載開始>
日本でもすでに1000万人が4回目を接種
昨日、メルマガで、4回目接種がもたらしている結果について、英国やカナダなどでの非常に厳しいデータをご紹介させていただきました。
そうしましたら、その後、アメリカのカトリック系のサイトで、オーストラリアなどの新たなデータを使用した検証記事がリリースされていまして、その内容をご紹介させていただこうと思います。
これは、アメリカの疫学専門家のポール・アレクサンダー博士という方が、サブスタック記事として投稿していたもので、それを編集して記事にしたものだと思われます。
そこにあるオーストラリア・ニューサウスウェールズ州の州政府データによると、
「ワクチン 4回接種者のコロナ入院率は、未接種者の約 100倍」
であることが示されていました。
先日のメルマガでご紹介させていただいたデータでは、英国やカナダの死亡率に焦点を当てていましたが、メルマガでは、グラフを提示していませんでしたので、グラフと共にメルマガに載せた数字を改めて記させていただきますと、以下のようになります。数値は、カナダ政府のデータによります。
カナダはも 4回目の接種が始まっていますが、 6月6日から 6月12日までのデータです。期間が短いですので、全体の実数は多くはありません。
以下のようになっていました。
・全コロナ死亡者 521人
それに対して、その死亡者の内訳は、
・ワクチン未接種者 36人
・ワクチン2回接種者 43人
・ワクチン3回接種者 200人
・ワクチン4回接種者 242人
となっており、全死亡者の 94%が、ワクチンを接種した人の死亡で、特に、ワクチン 4回目接種の死亡率は全死亡者の 50%となっていて、飛び抜けて多いことがわかります。
以下は日本語化したグラフです。
カナダでの 4回接種は、この時点では「まだ始まったばかり」の頃だということに留意いただきたいと思います。
つまり、現在この傾向は、さらに拡大している可能性があるということです。
数字の元となっているカナダ政府ウェブサイトのアーカイブは以下にあります。
COVID-19 疫学の最新情報 (2022年6月17日)
COVID-19 epidemiology update
また、カナダでの同じ期間の「コロナ入院数」は、4回接種者が全体の 74%を占めているということになっています。以下のグラフです。
赤の「接種」は、先ほどのグラフ同様に、1回目から 4回目までのすべてのワクチン接種者で、カナダの入院患者の 90%がワクチン接種者であることが示されます。
現状では、4回目接種者に関する詳細なデータが出されているのは、このカナダくらいだと思っていたのですが、オーストラリアでも出されていることを今日見たライフサイトで知りました。
その状況は、入院の状況に関してはカナダの状況より「悲惨」です。
そのカトリック系サイトの報道をそのままご紹介しようとも思ったのですけれど、このアレクサンダー博士という方の文章の意味が「とてもわかりにくい」のです。
それで、その記事の中から、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州の公式データの数値をご紹介しようと思います。
ライフサイトの該当記事は以下です。
これは決して「未接種者のパンデミック」ではなく「接種者のパンデミック」であることが公式の公衆衛生データが証明している
It was never a ‘pandemic of the unvaccinated’ and official public health data prove it
LIFE SITE 2022/07/29
以下が、その数値が載せられた表です。
「全体の平均値 (Mean)」は以下のようになっています。
入院数
・ワクチン未接種 1.5人
・ワクチン1回接種 45.8人
・ワクチン4回接種 151.9人
このようになり、ワクチン未接種の入院数の平均が 1.5人であるのに対して、4回接種では、平均 151.9人となり、これが、「 100倍」という表現の根拠です。
実際には、2022年6月25日のデータのように、未接種者のコロナによる入院がゼロという日もあり、何倍という比較は当てはまりにくいかもしれません。
コロナ死亡数の平均の内訳は以下のようになっています。
死亡数
・ワクチン未接種 11.9人
・ワクチン1回接種 2.6人
・ワクチン4回接種 20.9人
死亡に関しては、「 1回接種」が最も少なく、そして、やはり「 4回接種が最大」となっています。
平均値として未接種の 2倍ですが、英国やカナダのデータを見る限りは、この差は今後開いていくと見られます。
いずれにしましても、このオーストラリアのデータは、
「 4回接種した方々が最もコロナで重症化しやすく、死亡しやすい」
ことを示していると思います。
日本でも 4回目接種が始まっており、接種実績の状況は、首相官邸ホームページにありますが、7月29日の時点で、10,269,271人が 4回目を接種しています。1000万人です。
これが現在のコロナ感染拡大状況にどんな影響を与えるのかはわからないですが、英国、カナダ、オーストラリア等のデータを見る限り、先行きは悲観的です。
それと共に、これらのどの国でも、4回接種者の入院率が最も高くなっているため、日本でも医療の逼迫は今後さらに進むと見られます。
「4回目接種が原因となる医療崩壊」という懸念がかなり現実に近くなっているように思われます。
来たるべき医療崩壊も、さらなるコロナの感染拡大も、3回目と 4回目のワクチン接種が原因であり、それ以外の理由は何もありません。
データ上からはそれが理由のすべてです。
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