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徽宗皇帝のブログ

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日本人の精神年齢
「隠居爺の世迷言」記事で、可愛いイラスト(もちろん、借り物だろう)も含めて全文転載する。つまり、今の日本人の最大の問題点を見事に喝破しているからだ。日本のすべての問題の根幹に、この幼稚さがある。精神年齢の低さがある。
などと、この年になってもアニメや漫画を人生の最大の娯楽としている私が言っても説得力は無いだろうが、とにかく日本人は幼稚である。奥さんを、2号3号4号も含めて何人も持っていて、高級自動車を運転手つきで乗り回しても精神は幼稚そのものなのである。大学教授も政治家も限りなく幼稚だ。精神年齢12歳である。いや、マッカーサーの頃に12歳なら、今はそれより退化して10歳くらいか。おや、隠居爺氏と、数字まで一致した。
なお、私は結婚するまで選挙にも行ったことがない幼児精神だった。女房に強引に誘われて選挙に行き始めて、政治に少し興味が出て、さらに予備校の生徒に小論文を教える都合上、社会学的な真面目な文章も読むようになって、社会のあらゆる事象に興味を持つようにもなった。(地球温暖化説は、最初から「嘘だ」と判断した。)つまり、精神年齢は「学習」で高まるのである。
まあ、「隠居爺の世迷言」などは、固い話題を柔らかく文章化し、判断もだいたいまともで、読み物としても面白いので、精神年齢の低い人(私も含む)の学習用に最適ではないか。

(以下引用)

限りなく幼稚な日本人


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 日本占領連合国軍最高司令官だったダグラス・マッカーサーは帰国後、「近代文明の尺度で測れば、我々が45歳という成熟した年齢であるのに比べ、日本人は言ってみれば 12歳の少年であるかのようだ。」と、米上院公聴会で証言したといいます。

 昨今のアメリカの混迷ぶりを見るにつけ、「それってお前らだろ」と言い返してやりたくなりますが、アメリカどうこうは置いておいて、日本だけのことを考えると大変にピッタリした形容に感じられます。というか、12歳の少年というのはお世辞であって、実際のところはせいぜい10歳程度ではないかとさえ思ってしまいます。

 なぜこんなことを書き始めたかといいますと、少し前に騒がれた「19歳の体操選手が、飲酒・喫煙をした」という理由で、オリンピック出場を辞退させられたということがあったからです。日本人の"いじめ"もついにここまで来たかと思わせられます。19歳の女の子を寄って集っていじめるもんじゃないだろうにと思うのですけどね。

 「X」を見ると「ルールはルール」という意見がちらほら見られます。おそらく三国人の書き込みではないかと思うのですが、日本人でも同意見の人はかなりいそうです。恥ずかしいですねえ。少し考えると誰にでも分かると思いますけれども、アメリカがルールを守っていますか? 日本政府がルールを守っていますか?

 ルールを守っているどころか、平気で人殺しをし、平気で賄賂を受け取っているのが日本政府になります。すでに皆さんご存知のように「平気で人殺し」というのは新型コロナ用ワクチンによる殺人のことです。「平気で賄賂」というのは、企業献金や政治資金パーティーのことをいいます。あるいは裏金です。

 19歳の女子体操選手に関しては報道もされましたが、その中で、ロシアメディア「スポーツ・エクスプレス」は「体操日本代表に異例のスキャンダルが起きている。確かに宮田はチーム内秩序に違反したのだが、喫煙という違反自体はほほ笑ましいものでしかない。」と指摘したそうです。(2024.7.22 東スポWEB

 さすが大人の国ロシアですね。冷静で客観的、それに少し皮肉が入っているところがまたいいですね。特に「ほほ笑ましいものでしかない」というところにしびれてしまいます。

 もっと抽象化して問題を考えると、罪と罰のそれぞれの重さの関係だと思います。そういえば、「罪と罰」はロシアのドストエフスキーの小説でしたね。やはりロシア人は分かっています。例えば、万引きをして死刑というのは誰も納得しないと思います。仮にそんなルールがあったとしても。反対に、殺人をしても無罪放免というのも誰も納得しないと思います。これは、罪と罰のバランスが取れていないためですね。

 では、今回の喫煙でオリンピック出場停止というのはどうでしょう。(本人からの辞退ということにしていますが、実質は強制でしょう。)それによって、19歳の宮田選手は人生が大きく狂うことになります。ことによるとメダルを取れたかもしれませんが、二度とそのチャンスはないかもしれません。大学卒業後の進路にも影響するでしょう。つまり、罪にふさわしくない罰の重さになります。

 考えてみれば、喫煙の問題は古くからありますね。なぜ19歳はタバコを吸えず、それが、20歳の誕生日を迎えた途端に吸うことができるようになるのでしょうか。医学的な理由を持ち出すのかもしれませんが、医者や医学者、医師会などが露ほども医学を知らず、人を次々と殺しても平気な顔をしていることは、今回の新型コロナ・ワクチン騒動で嫌というほど理解できました。喫煙を19歳と20歳で分ける医学的な根拠などあるはずもないですね。

 まして、日本の成人年齢は18歳です。18歳になれば選挙権を行使でき、借金もできます。そんな日本の成人はなぜ喫煙が許されないのでしょうか。大人なんですから、自分で判断すればいいことです。幼稚園児ではないのですから。

 ここからは妄想になりますが、「喫煙という違反自体はほほ笑ましいものでしかない」ものが、なぜここまで大々的に騒がれ、オリンピック出場辞退ということにまでなったのでしょうか。他国から見れば「ガラパゴス日本の面白ネタ」でしかないですよね。

 問題は密告(内部告発)でしょう。密告がよろしくないと言うつもりはありません。日本政府、政治家などは悪いことを平気でしているのですから、密告によってマスメディアで大々的に騒いでもらうべきです。日本の国益を毀損することですからね。

 しかし、今回の喫煙密告は国益とは何の関係もありません。むしろ優秀な日本の選手が世界で活躍する機会を奪うことによって、日本の国益をそこなっているともいえます。そして、下衆の勘繰りをすれば、宮田選手がオリンピックに出ることをやっかむ仲間が密告したのでしょう。その人は、日本体操協会のお偉いさんの贔屓の子だったかもしれません。ことによると愛人だったのかも。

 分かりませんからね、スポーツ界は。橋本聖子大臣と高橋大輔選手との強制キスの問題があったくらいですから。それにしても、あんな破廉恥な出来事を放置しておいて、喫煙でオリンピック出場停止ですか? どうなっているのでしょうこの国は。

 そういえば、体操協会は2018年に塚原夫妻の独裁体制やパワハラなどで騒がれたことがあります。結果としては有耶無耶に終わったようですが、ということは何も変わっていないのでしょうね。今回も、オリンピック出場停止でトカゲの尻尾切りをして終わらせるつもりなのでしょう。

 そもそも、体操協会はなぜ選手が喫煙することを止めさせることができなかったのでしょうか。指導力の欠如ですよね。「あんなコーチや、監督や、協会の言う事など聞いていられるか」と思うから喫煙に及ぶわけです。選手を統率できていません。まず反省すべきは、体操協会のコーチ、監督、幹部でしょう。それを19歳の女子選手一人に押し付けているわけです。体操協会は相当問題のある組織のようです。

 少し視点を変えて、日本全体の問題として似たようなことが今後起きた場合はどうするつもりでしょうか。宮田選手はうまく行けばメダルを取れるかもしれない程度の選手のようですが、これで金メダル確実というような選手が喫煙をした場合もやっぱり出場辞退させるのでしょうか。

 20歳未満で金メダルを取る選手はいくらでもいますよね。例えば、フィギュアスケートの羽生結弦選手が20歳未満だったときに喫煙が発覚したと仮定したら、その場合どうしたらいいのでしょうか。やっぱりオリンピック出場停止ですか? 金メダルを捨てますか? そんなことをしたらそれこそ世界の笑いものですよね。ドーピングという不正をする選手があちこちにいるのがスポーツ界ですから。

 日本人はいつからこんなになってしまいましたかね。昔は犯罪に関してもずいぶん寛容だったように思います。漫才の横山やすしは、漫才嫌いの私が唯一笑えた漫才師でしたが、実に乱暴な人で、「タクシー運転手に対する傷害と無免許運転事件」「侮辱罪での告訴」「酒気帯び運転でのバイク事故」などがあったほか、番組をすっぽかしたり、酔った状態で番組に出るなど、枠組みの中に大人しく収まっていることのできない人でした。

 そんな横山やすしを当時の日本人はどうしたかというと、テレビで使い続けました。当時の日本ならロシアから笑われるようなこともなかったでしょう。そして、私個人としても、横山やすしを社会的に抹殺しなかったことで楽しい思いをすることができました。その頃の日本人はなぜそんな粋な計らいができたのでしょうか。

 私もよくは分かりませんが、おそらく"才能優先"だったのではないでしょうか。「潰すには惜しい才能」を持っているか否かが判断の決め手でしょう。そして、それを本人の乱行や不品行と比較して、許せることかどうかを考えるのでしょう。それほど昔のことではありませんが、当時の日本人はきちんと自分の頭で考えることができたのでしょうね。

 田中角栄だって、金にも女にもだらしない人間で感心したものではありませんでしたが、それでも日本を発展させる能力があると当時の日本人は考えたのでしょう。それゆえの、小学校卒業の総理大臣です。アメリカから、ベトナムへの自衛隊派兵を打診されて、毅然として断ったという話も聞きます。

 それに引き換え、最近の自民党政権は国のためになにか貢献しているでしょうか。岸田総理は日本を良くしたでしょうか。国民は暮らしやすくなったでしょうか。国の未来は開けてきたでしょうか。小池都知事は東京を住みやすい街に変えたでしょうか。どちらも才能ゼロです。にもかかわらず、裏金、パーティー券、企業献金、日本の切り売り、学歴詐称、企業との癒着や天下りなどなど、枚挙にいとまがありません。そういう人間こそ社会的に抹殺されるべきなのですよ。

 現在の日本人ときたら、まるで小学生が学級会をしているような状態です。幼稚で幼稚で箸にも棒にも掛かりません。平気でつまらぬことを騒ぎ立て、才能を潰してしまいます。平気で国益を毀損するような巨悪を許します。大人としての分別に欠けるのですよね。


 


 何も総理大臣や都知事ばかりではありません。日本人全体がそうなってしまっているのです。教条主義、机上の空論、ルール至上主義、資格至上主義、前例、所管、そんなものを捨てて、もう少し大人として判断できるようになりませんか? 一人ひとりの才能を発見し、伸ばし、開花させることを目指しませんか? 小学生や幼稚園児じゃないのですから。



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