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徽宗皇帝のブログ

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日露平和条約は締結可能性大か
佐藤優の読み(あるいは既に何かの情報を得ているのか)が正しければ、日露平和条約の締結がある可能性は高いわけだ。
言うまでもなく、前から書いているように、私は「まず平和条約を締結して、その後で領土問題の交渉をすればいい」という考えだ。これはずっと前からのソ連との交渉の結論でお互いに合意している内容なのだから、ロシア(プーチン)はそれを遵守しろと日本に言っているにすぎない。そして、平和条約締結後に、すみやかに「2島返還」する、というのも合意済みのはずだ。それを「4島一括返還でなければ合意できない」というのは、米国による日本への命令であり、日露(ソ)分断工作のためだったというのはほとんど常識だろう。
まあ、安倍総理の「得点」になるのは癪ではあるが、安倍総理が米国の指示に反抗してまでロシアとの関係を改善するのなら、それ自体は高く評価したい。他の総理でそれができたのはいなかったのだから、そこは安部のすべての悪事と分けて、是々非々で評価すべきだと思う。
というのは、日露関係が改善されたら、当然、中国との関係も改善される方向に進むのが当たり前の道筋であり、そうなると、米国による日本支配も有名無実化することになる、という読みも可能だと思うからである。
一方で軍国主義化と独裁国家化を進めながら、外交面では「日本の(米国からの)独立」を進めてもいる、とすれば安部はヒトラーを超える歴史的存在にもなれる可能性はあるわけだ。(ヒトラーにたとえたのは、その善悪両面の大きさを意味している。ヒトラーでなければ、第一次大戦後のドイツの復興はなかっただろう。と同時に、ドイツと世界を破壊した存在でもあるわけだ。)



  1. 竹熊健太郎《地球人》 @kentaro666 15 時間前
  1. 15日に鈴木氏が日露交渉について意味深発言。もし北方領土問題に進展があるとすると、安倍首相の巨大な功績としてカウントされることになるが、プーチンはトランプにも妙な肩入れをしているし、何を考えているのかな。ロシアにとっての巨大なメリットがあるとしか思えない。>
  1. 昨日のラジオで佐藤勝氏が「この数日間で鈴木宗男さんが首相官邸に呼ばれていれば日露交渉が進む可能性がある」と言っていたが、早速呼ばれたのか。佐藤さん、鈴木さんが呼ばれるのを知っていたな。


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