徽宗皇帝のブログ

ブライアン・メイの呼びかけについての議論はともかく、小田嶋師の

《彼はただの「いい人」ですよ。》 という言い方には「誰某はいい人ごっこがしたいだけお花畑人種だ」ないしは、「要するにあいつは偽善者だわな」ぐらいな凶悪なニュアンスが宿っている。そうでなくても、誰かを「いい人」と呼ぶ人間は、その誰かの中に知性を認めていない。

という分析は素晴らしい。PKA氏というのは要するに安倍ゴマすり人間であり、辺野古新基地に反対する人間をあの手この手で引きずり降ろそうという考えなのだろうが、ブライアン・メイ（私はロックをほとんど聞かない人間なのでよく知らないが、クイーンの生き残りだろうか。）にはファンが多いだろうから、「彼はただの『いい人』ですよ」という言葉で「巧妙に」人格否定をしたわけだ。そのあたりが実にズルくて気持ち悪い。ブライアン・メイのファンから非難されたら「いい人と言っているのだから否定の言葉ではない」と強弁するわけだ。