忍者ブログ

徽宗皇帝のブログ

徽宗皇帝のブログ

誰に何の得があってのカジノ誘致?
横浜市のカジノ誘致に関する「逝きし世の面影」記事の一部である。
そもそも法律でギャンブルが禁止されている(笑)はずの国でカジノの誘致が堂々と政治家の口から言われること自体がおかしいのだが、まあ、もちろん、誘致した政治家(だけ)には大きな利益があるからこそ誘致活動をするのだろう。


(以下引用)


自殺率トップ


江田議員「みなさん、今日も出ましたけど、死んでも阻止する。テレビで報道され、感動を呼んでいるんですね。(中略)我々政治家もそれだけの覚悟をもってやらなければならない」
現在、日本から一番近い海外のカジノといえば、韓国カジノである。韓国では1967年に外国人向けカジノが合法化されたため、17あるカジノのうち16は外国人用。韓国人も入場できるのは、2000年に開業したカンウォンランドだけである。現在も営業中だが、



「カンウォンランドに行ってきました。自殺率トップで奇怪な風景の町。そうなってしまったと地方自治体の人が嘆いていましたよ。もう、青少年に顔向けできないんだと。昔、石炭の町だった。炭鉱が閉鎖されて、カジノが地域振興の目玉ということで我々は誘致した。しかし、15万人あった人口が3万8000人に減ってしまった。奇怪な風景の町とはなんでしょう。風俗店と質屋とサラ金が立ち並ぶ町。金をすった人が野宿をし、地域住民と諍いを起こす。治安が乱れ、風紀が乱れ、小学校が隣の町に移転した。カンウォンランドの社長は最高検検事出身で国会議員出身。韓国でパチンコを禁止した方なのですが、『江田さん、横浜でもカジノを誘致する動きがあると聞いていますが、横浜は人口何万人ですか?』と聞くので、370万人と答えると、『絶対辞めた方がいい』と社長が言うんですよ。(中略)『江田さん、横浜みたいな大都会に設置したらもう、規制をしたり監督すればいいというレベルを超えて、大変な事態になりますよ。絶対に辞めた方がいい』。社長の言葉を噛みしめて帰ってきました」



カジノで成功したシンガポール



「シンガポールは明るい北朝鮮といわれるほど、規制・監督・取締国家です。顔認証、指紋認証で、個人カードにはすべての個人情報が入っています。植栽の陰には、監視カメラが町中に張り巡らされています。タクシーで乗り逃げしても翌日には捕まる。それほどの規制・監督・取締国家だからこそ、やっと成功しているのがシンガポールです。懸念される風紀、治安、反社会的勢力とのつながりですが、20、30年前に、そういう組織は壊滅して、今はひったくりの類しかいないそうです。シンガポールは、きわめて例外的なカジノの成功例です。(中略)我々、横浜の将来、我々の子供や孫の将来を真剣に考えると、横浜のカジノ誘致は選択肢として絶対にありえないと思います」
(抜粋)
9月6日 週刊新潮WEB取材班





拍手

PR

コメント

コメントを書く