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徽宗皇帝のブログ

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適応障害とは何か
厚労省のサイトから転載。
丸山穂高議員が国会の事情聴取から逃げるための理由にした「適応障害」とは下のようなものであるようだ。とすれば、これは「公の仕事に就けない病気」であるのは明白だろう。つまり、議員を辞職するしかないわけだ。
ただし、彼への非難が鎮まったら、「適応障害は治った」としてまたぬけぬけと政治活動に戻ることは明らかである。

(以下引用)

適応障害


適応障害は、ある特定の状況や出来事が、その人にとってとてもつらく耐えがたく感じられ、そのために気分や行動面に症状が現れるものです。たとえば憂うつな気分や不安感が強くなるため、涙もろくなったり、過剰に心配したり、神経が過敏になったりします。また、無断欠席や無謀な運転、喧嘩、物を壊すなどの行動面の症状がみられることもあります。
ストレスとなる状況や出来事がはっきりしているので、その原因から離れると、症状は次第に改善します。でもストレス因から離れられない、取り除けない状況では、症状が慢性化することもあります。そういった場合は、カウンセリングを通して、ストレスフルな状況に適応する力をつけることも、有効な治療法です。



丸山穂高議員が「適応障害」を理由に国会の事情聴取をバックレて炎上





戦争発言に留まらない暴言と大暴れが週刊誌に曝露された元維新の会の丸山穂高議員が「適応障害」を理由に国会での聴取から逃げ出しました。詳細は以下から。

◆「適応障害」を理由に事情聴取から逃亡
ビザなし交流で訪問した北方領土・国後島の宿舎で酒に酔い、戦争しないと北方領土取り戻せないなどと発言して維新の会を除名処分となった丸山穂高議員。

この発言について5月24日に国会で説明するよう求められていた丸山議員でしたが、「適応障害」のため「今後2か月間の休養が必要」だとして、事情聴取を欠席しました。

衆議院の議院運営委員会では、丸山議員の発言について、「国会の権威をおとしめる発言」だとして、丸山議員本人から事情を聞く必要があると判断。

5月24日の理事会で説明するよう求めていましたが、丸山議員は体調不良を理由に理事会を欠席しました。

JNNが入手した診断書の写しによると、丸山議員は適応障害のため「今後2か月間の休養が必要」とのことです。

◆5月20日までは反論・弁明する気満々でした
丸山議員は「戦争発言」発覚後の5月15日には辞職勧告決議案について「提出され審議されるなら、こちらも相応の反論や弁明を行います」と反論する意志を明言。





また5月19日には「明日は決算委があるので、まずは、もしそこに各社記者さんらがいれば見解や対応をお話しする」とツイートしています。





実際に20日には記者らに対してあの場ではあらゆる話をしたし、私を含めていろいろな議論をした。議論をしている中の1つ(の発言)であるし、何ら公式の場で申し上げたことではないと発言。

議員辞職についても「何度も申しているが、この時点で辞職することは逆に、言論の府において、おかしなことになると思っている」とあらためて否定していました。

◆「適応障害」を理由としたことに大きな批判
こうした状況から、最も公式な場である国会での事情聴取から逃亡したことに批判が集まっていますが、それ以上に炎上しているのが「適応障害」という精神疾患を理由としていること。

厚労省の公式サイトでは適応障害について「ある生活の変化や出来事がその人にとって重大で、普段の生活がおくれないほど抑うつ気分、不安や心配が強く、それが明らかに正常の範囲を逸脱している状態」と説明しています。

つい先日まで反論・弁明する気満々だった国会での事情聴取が、「普段の生活がおくれない程のストレス」であるという説明には疑問符が付きますし、また実際に適応障害であるならば2ヶ月程度の休養で簡単に治るものでもありません。

それ以前に、外交関係を揺るがすレベルの自らの暴言に対して責任を持った反論なり弁明ができないのであれば、それは直ちに国会議員としての資質を問われる問題です。

こうした重大な問題に対して精神疾患の診断書を使って逃亡する事には「実際に『適応障害』を患う人への誤解を蔓延させる」と当事者や医療関係者らから批判が起こっています。

戦争発言に加えて、泥酔しての「おっぱい!おっぱい!オレは女の胸をもみたいんだ」「オレは女を買いたいんだ」などの卑猥な発言や無断外出を試みたり暴れたりといった国会議員としてあるまじき所業が明るみに出る中での今回の欠席騒動。

丸山穂高議員が実際に適応障害であれ、単なる逃亡の口実であれ、必要なのは2ヶ月間の休養ではなく議員辞職ということになりそうです。






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