このブログで私が予言したとおりになったわけだが、まあ、予測というほど根拠があったわけではないからあえて「予言」と言っておく。要するに「オール沖縄」という言葉の神通力に頼るだけの選挙はもはや通用しないということである。統一教会問題でガタガタの今の自公政権が相手ですら敗北したということは、いかに「オール沖縄」戦法が飽きられているかということではないだろうか。個々の生活の前には理念(「県民が一致団結して暴虐な政府と戦う」)は空しい、ということであり、この数年間の新コロでの経済的疲弊が県民をいかに苦しめていたかということである。で、玉城政権は県の経済的疲弊、庶民生活の苦しみに何をしてきたのか。
私は選挙直前まで知らなかったが、オール沖縄候補の翁長氏(悪相だ、と書いたがwww)は最初の(つまり玉城デニーの前の)オール沖縄県知事の翁長(雄志だったか)氏の息子であるようだ。彼の敗北(落選)は、まさにオール沖縄の終焉にふさわしいと言えるのではないか。
何度も書いているように私はどちらかと言えばオール沖縄支持者である。つまり、辺野古新基地建設という日本政府の横暴に批判的な者だ。だが、県政というのは辺野古基地問題だけのものではない。それだけを選挙の争点にしてきたことでは私は「オール沖縄」戦法に批判的であるわけだ。新たに任期が始まったばかりの玉城県政とその支持層には、そのことをよく考えてほしいのである。
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© KYODONEWS 那覇市長選で初当選確実を決め、支援者らと万歳する知念覚氏(中央)=23日深夜、那覇市
任期満了に伴う那覇市長選は23日投開票され、無所属新人の前副市長知念覚氏(59)=自民、公明推薦=が、沖縄県の玉城デニー知事の支援する無所属新人の元県議翁長雄治氏(35)=立民、共産、れいわ、社民、沖縄社大推薦=を破り、初当選した。玉城氏を支える勢力「オール沖縄」は、日本復帰50年の「選挙イヤー」の県内7市長選で全敗した。
玉城氏の県政運営にとって大きな打撃で、求心力が低下する可能性もある。投票率は47.05%で、前回を1.14ポイント下回った。
県内11市のうち、オール沖縄系の市長は宮古島市のみとなった。
© KYODONEWS 那覇市長選で落選が決まり、支援者らに頭を下げる翁長雄治氏=23日深夜、那覇市
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