【3月12日 AFP】各国当局の発表に基づきAFPがまとめた統計によると、日本時間12日午前2時現在での世界の新型コロナウイルス感染者数は113の国・地域で12万4101人に達し、うち4566人が死亡した。


【解説】新型コロナウイルス、死亡リスクが高いのは誰か


 11日午前2時以降に確認された新規感染者数は6762人で、死者は315人。



 昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生した中国では、香港とマカオ(Macau)を除く本土で8万778人が感染し、うち3158人が死亡。11日午前2時以降、新たに24人の感染と22人の死亡が確認された。


 中国以外では計4万3323人の感染者が確認され、うち1408人が死亡。ここ24時間で新たに確認された感染者は6737人、死者は293人となっている。


 中国以外で感染者が多い国は、上位から順にイタリア(感染1万2462人、死亡827人)、イラン(感染9000人、死亡354人)、韓国(感染7755人、死亡60人)、スペイン(感染2128人、死亡47人)。


 11日午前2時以降に初の死者が確認された国はアルバニア、スウェーデン、アイルランド、ベルギー、パナマ、ブルガリア。初の感染者が確認された国は、ブルネイ、ホンジュラス、ボリビア、コートジボワール、トルコ。


 12日午前2時現在の地域別感染者数はアジアが9万535人(死者3236人)、欧州が2万2307人(死者930人)、中東が9876人(死者364人)、米国・カナダが989人(死者29人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が148人(死者2人)、オセアニアが129人(死者3人)、アフリカが117人(死者2人)となっている。


 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいている。死者の集計方法や検査体制は国によって異なる。(c)AFP