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青森市議の「年金ジジイ」発言事件

青森市議の「年金ジジイ」発言事件だが、一見ローカルな事件に見えるが、現代日本の悪質な精神操作に関連する重大事件だと思うので、その記事をコピーして論じようとしたのだが、長い時間かけてもコピーができず、その事件を論じる気力を半分失ってしまった。

まあ、簡単に言えば、ネットでおなじみの「老害」呼ばわりなどの「老人批判」の言論風潮のことだが、今回の事件は、それを「年金」と絡めているところが悪質だということだ。
つまり、「年金を貰っている連中は、こんな老害ばかりなのだから、連中に年金などやるのは無駄」という意識を世間の人々に植え付け、それによって政府が今後行っていくだろう年金削減政策の援護射撃を予め行っているわけである。
一般にヘイトスピーチというのは、集団全体を十把一絡げに扱う時点で言論としては成立しないものが多いのだが、それは対立集団の「感情に訴える」力があるから恐ろしいのである。
たとえば、私が「若者は馬鹿」と言えば、誰でも、「馬鹿な若者もいれば賢い立派な若者はそれ以上にたくさんいる」と反論するだろう。では、「年金ジジイは大半がキチガイ」と言ったに等しい今回の市議の発言は、単に発言者の考えが浅い、程度で許される話だろうか。
繰り返すが、恐ろしいのは、ネットの影響で、「老人は皆老害」という意識はかなり若者世代には蔓延しているだろうという気が私にはすることだ。この青森市議が28歳の若さで市議に当選したのは、そういう「世代対立構造」作戦によるものではなかったか、と私は想像している。
ちなみに、その市議の問題になったツィートは、「年金ジジイどもは投票に行くエネルギーを持っているから、ジジイ世代に有利な政策だけが行われる。若者は若者候補者(つまり俺)を支持し、投票に行け」という趣旨だと私は読み取った。若者に選挙参加を呼び掛けたのだ、と当市議は恐らく弁明するかと思うが、「年金ジジイ」の一部の「過激行動」を「年金ジジイ」全体の特徴であるかのように書いた、そのヘイトスピーチの手法は許されるものであるはずがない。

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