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徽宗皇帝のブログ

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「反天皇主義」への疑問
「戦闘教師ケン」氏のブログ記事のコメント欄に「遍照飛竜(混沌堂主人)」氏とケン氏のコメント交換があったので、少し考えてみたい。
言うまでもなく私は尊皇主義者で、混沌堂主人氏は反天皇主義者で、ケン氏も同様であるらしい。ただし、私はお二人がなぜ反天皇主義なのか、よく分からないので、そこを推理し、明確にしたいわけだ。いわば、喉に引っかかった魚の小骨のようなものだ。私がお二人をある面では尊重していることはこれまで何度か書いてきたし、天皇という存在に関しては意見が違うことも書いてきたと思うが、まだ、お二人の「反天皇主義」の根拠がよく理解できないわけだ。しかも、それを「天皇カルト」と呼んでいるのも理解できない。天皇という存在はあくまで「象徴天皇」であって、すべての政治的行動は禁じられている。
では、天皇が存在する限り、天皇の言動とは無関係に「天皇カルト」があり、それが社会に悪影響を及ぼす、というのがお二人の「天皇カルト」の意味なのだろうか。もちろん、それをカルトと言うのは自民党の改憲案の一部にあるように、極右的政治家が天皇を象徴天皇から日本の主権者にしよう(実は、天皇を利用して国民を強権的に支配しようという考えだろう。つまり明治政府の再現だ。)という無謀な考えを持っているから、というなら、私自身もその右翼思想には大反対する。だが、それは安倍元総理の死で頓挫したのではないか。
そして、お二人が「象徴天皇にも反対だ。天皇という存在を廃して、天皇を庶民にせよ」と言う意見なら、私はそれに大反対である。天皇はまさしく日本の象徴であり、成長の過程で「日本と自分」を重ね合わせて考える時間を積むことで、象徴にふさわしい存在となるのである。そういう存在は天皇しかいない。そして、「象徴天皇」だから、政治的実権はなく、ただ一種の権威だけがある。そこがいいのである。
前から何度も書いているように、2000年近い天皇の歴史を、単なるひとつの時代の考えで消すことは、非常に傲慢な行為で、自国の文化の歴史の否定であり、日本人のアイデンティティを毀損するものだと私は思っている。天皇は、良くも悪しくも日本人の精神の形成史の一部だと思う。存在すること自体が重要なのであり、ふだんは、各国の首脳の挨拶を受けるだけでいいのである。
アメリカや欧州の政治の現状を見ると、「民主主義」の危うさが分かる。つまり、陰の権力者がカネで操れるのが「民主主義」なのである。それに対抗できるのは、政治の中心にしっかりとした政治哲学を持った存在がいるか、あるいは政治が危険な方向に振れた時に、「ストップ」をかけられる権威的存在(カネで操れない存在)が必要だというのが私の考えだ。それが私の考える「象徴天皇」なのである。政治的実権は無いから、その声は政治的システムの中では無力だが、その声が国民に届いたら、国民が動く可能性がある。それを「カルト」と言うならそれでもいい。で、象徴天皇制がカルトでなぜ悪いのだ?
仮に、山上烈士の「その一発」が「天意」によるものなら、私は山上烈士を称えると共に、その指令を下した存在を称えたい。その指令が日本を腐敗のどん底から救ったのである。
ちなみに、私は法が機能していない状況では、正義を行うための不法行為は許されると思っているし、本物の正義によって本物の悪(安倍の悪事は数えきれないし、今後はその悪がエスカレートして日本を対中戦争に巻き込む可能性がもの凄く高かった。)を射殺するテロは許容されるどころか、称えられると思っている。



(以下引用)

>「なんでカルト信者を(公設)秘書とかにするんですか?」

そもそも、国家そのものが天皇ってカルトだから・・・て暗黒な結論もあります・・

売国も、天皇維持に有効なら無問題。てのが天皇制。かもね。
Posted by 遍照飛龍 at 2022年07月28日 20:10
>1.普通の秘書が嫌がる汚れ仕事を率先して引き受ける。

>2.宗教団体から集会や選挙応援が続々来る。

>3.ブラック労働にも文句を言わないし、むしろ献金までしてくれる。

これって、「体育会系部活」と一緒だね。


むしろ、「体育会系部活」は、カルトに適応するための学校教育の一環だった!!ってさすがカルト教主天皇の国です。



Posted by 遍照飛龍 at 2022年07月28日 20:21
ブラック企業や部活動がやたらと「家族」や「チームワーク」を強調するのは本質的にカルトに似ている証左です。
個人、自我、自主性を否定し、集団に従属、隷属させるための洗脳という点では、日本の学校教育は、天皇カルトのための洗脳機関であるとすら言えるでしょう。

少なくとも50%の投票しない層と、25%の自民党投票層の、計75%は洗脳が行き届いていると言えます。
Posted by ケン at 2022年07月29日 10:52



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