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徽宗皇帝のブログ

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「after 安倍」の日本の可能性を考える(3)
(3)医療

医療に関しては、「ロックフェラー支配医療」、つまり「製薬会社支配の医療」からの脱却が最終目的になるが、その前提が「医療資格」問題の改革だ。つまり、現在は医師国家試験を通った者しか医療ができないが、私の感覚では、「病院に来る者の8割は医者の診断を要していない」と思っている。つまり、看護婦経験が10年くらいあれば生活習慣病や軽い傷などは医者の手を要さず治療ができると思う。そこで、看護婦(看護師)経験が10年ある者は「準医師」として治療資格を与える、というのが私の提案である。準医師では判断が困難な場合に「正規医師」が診断すればいい。
大学教育もそれに対応して、看護師(準医師)教育を充実させるわけだ。
もうひとつの案は、「国家資格を持たない医者にも治療機会を与える」ことだ。いわばブラック・ジャックのようなものである。あるいは江戸時代までの医者のようなものだ。もちろん、治療の結果は患者自身の自己責任である。特に漢方医に関しては国家資格は不要なのではないか。と言うのは、現在の医学は西洋医学しか学ばせないだろうからだ。
この年になると隠す必要も無いだろうから、公表するが、私は受験生時代に痔を患って、椅子に座って勉強するのに難渋していた。それを両親に相談すると、父親が私を連れて鹿児島の川内にある某病院に連れていった。そこで肛門に注射を一本打ったのだが、驚いたことに、その一本の注射で私は一生の間、痔から解放されたのである。その医者が漢方医だったかどうかは知らないが、社会にはそういう隠れた名医がいるわけだ。で、国民の大半は、その存在を知らない。医療界の中にはそういうこともある、ということだ。注射一本で一生痔から解放されるというのはほとんど奇跡ではないだろうか。
なお、「健康保険制度」に関しては、日本国民はこれを死守すべきだろう。ただし、「保険外医療」も容易に受けられるようにすべきである。医者というのは基本的に真面目だから、自由診療だから真剣に診(み)て、保険医療だからいい加減に診るということはしないはずである。

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