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徽宗皇帝のブログ

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「無償化」の罠
私とはしばしば意見を異にする「戦闘教師ケン」氏だが、下の言葉は非常に優れた指摘だと思うので転載する。

1:無償化は該当事業従事者から職を奪う。
2:無償化という「名目」だけを満たす、内容貧弱な「何か」に代替され、かえって受給者の損になる。

ということである。

(ただし、下の引用ツィートの「ゆるふわ私立高校」の教育内容が都立高校の教育内容より劣っているとは限らないだろう。今の日本で大学進学だけが目的の受験難関校に行く意味がどれだけあるのか、という話だ。)(また、「ポピュリズム」が人民の意志や希望を忖度することなら、それこそが民主主義の根本ですらある。現代の政治ははたして人民の意志を忖度しているか?)

(以下引用)

2025年01月31日

無償化はポピュリズムの権化

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有り余るカネで進められる「都民ファースト」の末路。
大阪では定員未達により府立高校が続々と廃校に。

20年前に私は「小児医療の無償化は小児科医の廃業を招くから危険だ」と言って回ったが、議員は誰も耳を貸さず、私の言ったとおりになっている。

現代で言えば「学校給食の無償化」がそれに当たる。これは私も原則的には賛成だが、無条件に進めると、「パンと牛乳だけ」の無償化が実現してしまうだろう。

無償化は庶民が両手を上げて賛成し、反対しにくい政策であるだけに、大きな落とし穴がある。
デモクラシーにおいては「無敵の政策」とも言えるだけに危険なのだ。

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