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徽宗皇帝のブログ

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「空き家を所有することの経済合理性」?
家を所有することから入る収入は無く、固定資産税は取られ続けることの経済合理性とは何だろうか? 単に、空き家を所有している資産家にとってその程度のムダは痛くも痒くもない、というだけのことではないか? あるいは、所有者不明の空き家が膨大にある、ということではないか。いずれにしても、住居問題の解決策の一つとして、全国の空き家を活用すればいいのに、と思うこと自体は自然な感情だと思うのだが。
私がそう思うのは、水木しげるが言った、「人生は家賃との戦いである。自分の家を持てば、人生の問題の大半は解決したようなもの」という趣旨の言葉に賛同する者だからだ。
家が負債だという言説を最近よく耳にするが、それはローンを払っている間のことで、払い終われば資産である。借家(室)生活者が家賃に収入の大部分を回している状態とは、生活の余裕が雲泥の差だ。
家を負債だと言う連中の、火事や地震で家を失うことになれば家を持っていたことが仇になる、という言いぐさもおかしい。借家生活をしていた人間が、火事や地震で家を失って、「ああ、自分の家でなくてよかった。損をするのは大家だからな」と喜ぶのか。そういう異常事態、非常事態になればみんな同じことだ。
もっとも、非正規社員であることが普通となれば、大半の若者には、ローンを組んで家を買う、どころか結婚することすら難しいだろう。つまり、不動産業も金融業も冠婚葬祭業もすべて先細りになっていくしかない。(事実、そうなっているはずだ。)これでは景気が上昇することなど永遠にないだろう。政府が馬鹿だから国民はまともな生活ができない、ということだ。


(以下引用)



fromdusktildawn @fromdusktildawn  ·  3月10日

「全国800万戸の空き家を活用して~」とか言って事業プランを語る人って、どうも信用ならない。いろんなケースがあるとは思うけど、いずれにしても「空き家が空き家なのは、空き家である状態が一番経済合理的だから」というケースがほとんどだと思うけどなぁ。


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