「がけっぷち社長ツィッター」から転載。
この人も目のよく見える人である。視力5.0くらいあると言うか、透視能力があると言うか、世の中の物事の深層と真相がよく見えている。まさしく野に遺賢あり、である。大方のアルファブロガーとやらが皮相な教養と小賢しい文章力しか無いのとは一線を画している。(誰がアルファブロガーなるものを決めたんだ? まあ、今どき、そういう言葉自体が死語かもしれないが)
要するに、がけっぷち社長と反対に位置するような、物事の本質を見抜く力の無い人間の書く社会評論や政治評論などは読むに値しない、ということである。私のように無知無学な人間でも、幸いなことに、書かれた文章からその人間のレベルが分かる、というだけの能力はある。ただし、「お熱いのがお好き」の名言ではないが、「完璧な人間はいない」のだから、頭のいい人間が完璧な人間であるなどということはない。助平であったり酒好きであったりは普通だろう。問題は、本質的な賢さと誠実さだ。
がけっぷち社長は自分はエゴイストだと偽悪者ぶることがよくあるが、エゴイストが社会全体の向上と救済のために、自分にとって危険な発言をこれだけ発し続けるものか。
というわけで、山科恭介にしろ飯山一郎にしろ、わざと喜劇的仮面をかぶることがよくあるが、まあ、それがまともな人間である。自分で自分を良く見せようとするような人間など、レベルの低い人間に決まっている。
私が「徽宗皇帝」を名乗るのは、「本業では無能な人間」の意味なのだが、それを偉ぶっていると思うのはとんだ誤解である。徽宗皇帝は無能さによって自分の国を滅亡させた皇帝である。ただし、副業というか、趣味の面では天才的な人物で、私もそれに少しでもあやかりたい、ということなのである。
例によって、引用文と関係のない話になった。まあ、私の文章はそんなものだ。引用文は引用文だけ熟読玩味して貰いたい。今の日本が直面している問題をこれだけ明晰に説明した文章は少ないだろう。
(以下引用)
そういや、財政破綻論者は、みんな国債たたき売りと金利上昇がどうこうって言ってるね。そもそも金利がなんなのかわかってない人が多い。金利が上がるってのは、それだけ通貨の価値が下がってるって意味なのさ。金利は増えるものじゃなくて、通貨の価値から削られるものなんだよ。
07-05 21:32
いまの税収規模でその金利負担ができんみたいな話なんだが、金利が上がるってことは同時にインフレになるんだから、経済は活性化するし、事実上の国債の減価にもなるし、いいことづくめなんだけどね。そもそも、日本国の収入って税収しかないのか? って話もある。
07-05 21:33
特別会計についてよく言われるが、あれはかんたんに言えば国家の商売みたいなもんだ。国家が資産を所有し、それで商売やって、上がりをたんまり得ている。その額が年間でうん十兆円もあるそうだし、同時にとんでもない額の国内・海外の資産を持っているのだ。
07-05 21:36
おいらが思うに、消費増税ってのは、税収を上げるとかそういうレベルの話ではない。単純にもっとデフレに持っていくのが主眼で、カネを奪って横流しってのは所詮おまけだと考えてる。もう一度大事なことをいう。この国を仕切ってる連中は「デフレ推進」なのだ。
07-05 21:39
デフレが生み出すものは奴隷としての国民。誰もがカネに踏みつけにされる社会だ。すでにそれと変わらない状態になってるが、消費増税なんか決まれば、さらにそれが深刻になる。繰り返すが、むしろそのデフレ効果こそが消費増税の主目的なのだろうとおいらは考える。
07-05 21:41
財政破綻論そのものも似たようなところがある。財政破綻、増税の流れが既定路線であるかのようにマスコミは喧伝し、多くの人が「いつか増税が必要」なんて考えになっている。これこそがさらにデフレを呼ぶし、実際そうなっている。「ムダを削れ!」って話も実はそれ。日本はデフレ誘導に侵されている。
07-05 21:45
ついでに言えば、デフレによってカネに縛られるというのは、金融屋による全体主義につながる。トップがレーニンなのかゴールドマン・サックスなのかの差しかない。アメリカもいま完全にこの方向にある。ドルだけは大量に発行されてるが、行き先はみんな金融屋だ。
07-05 21:50
ここに新自由主義、つまり、純粋な資本主義としてのエッセンスを加えるとさらにえらいことになる。規制は徹底的に撤廃、社会保障も生活も自己責任ってアレだ。そのときに残るのはカネの暴力のみ。TPPなんてのはまさにそのためにある。国民皆保険はもちろん原発の規制すらできなくなるわけだからな。
07-05 21:52
いまの政府、消費増税に原発全稼働、TPP批准を目指している勢力ってのは、いかなる手段を駆使しても叩き潰さなければならんわけ。もちろん、同時に「みんなの維新」に流れるのも阻止しなければならない。TPP賛成派だからだ。国が完全に金融屋にねじ伏せられるのだけは阻止しなければならない。
07-05 21:55
そういう戦いがいま日本で起こっている。単に理念だけで全部がすっきり解決してくれればいいが、そうもいかない。いま優柔不断のように思える人間たちも、戦略を立てて戦っているのだ。もし、彼らが敗北したなら、我々国民自身が直接行動でどうにかしなければならなくなる。
07-05 21:58
まあ、そんなわけで、いまの世の中がどっちに向かおうとしているのか、それを考えた上で、政界の動きを眺めると、いろんなものが見えてくると思う。もはや内戦中だからね。いつでも戦える準備をしておこうじゃない。
07-05 22:01
この人も目のよく見える人である。視力5.0くらいあると言うか、透視能力があると言うか、世の中の物事の深層と真相がよく見えている。まさしく野に遺賢あり、である。大方のアルファブロガーとやらが皮相な教養と小賢しい文章力しか無いのとは一線を画している。(誰がアルファブロガーなるものを決めたんだ? まあ、今どき、そういう言葉自体が死語かもしれないが)
要するに、がけっぷち社長と反対に位置するような、物事の本質を見抜く力の無い人間の書く社会評論や政治評論などは読むに値しない、ということである。私のように無知無学な人間でも、幸いなことに、書かれた文章からその人間のレベルが分かる、というだけの能力はある。ただし、「お熱いのがお好き」の名言ではないが、「完璧な人間はいない」のだから、頭のいい人間が完璧な人間であるなどということはない。助平であったり酒好きであったりは普通だろう。問題は、本質的な賢さと誠実さだ。
がけっぷち社長は自分はエゴイストだと偽悪者ぶることがよくあるが、エゴイストが社会全体の向上と救済のために、自分にとって危険な発言をこれだけ発し続けるものか。
というわけで、山科恭介にしろ飯山一郎にしろ、わざと喜劇的仮面をかぶることがよくあるが、まあ、それがまともな人間である。自分で自分を良く見せようとするような人間など、レベルの低い人間に決まっている。
私が「徽宗皇帝」を名乗るのは、「本業では無能な人間」の意味なのだが、それを偉ぶっていると思うのはとんだ誤解である。徽宗皇帝は無能さによって自分の国を滅亡させた皇帝である。ただし、副業というか、趣味の面では天才的な人物で、私もそれに少しでもあやかりたい、ということなのである。
例によって、引用文と関係のない話になった。まあ、私の文章はそんなものだ。引用文は引用文だけ熟読玩味して貰いたい。今の日本が直面している問題をこれだけ明晰に説明した文章は少ないだろう。
(以下引用)
そういや、財政破綻論者は、みんな国債たたき売りと金利上昇がどうこうって言ってるね。そもそも金利がなんなのかわかってない人が多い。金利が上がるってのは、それだけ通貨の価値が下がってるって意味なのさ。金利は増えるものじゃなくて、通貨の価値から削られるものなんだよ。
07-05 21:32
いまの税収規模でその金利負担ができんみたいな話なんだが、金利が上がるってことは同時にインフレになるんだから、経済は活性化するし、事実上の国債の減価にもなるし、いいことづくめなんだけどね。そもそも、日本国の収入って税収しかないのか? って話もある。
07-05 21:33
特別会計についてよく言われるが、あれはかんたんに言えば国家の商売みたいなもんだ。国家が資産を所有し、それで商売やって、上がりをたんまり得ている。その額が年間でうん十兆円もあるそうだし、同時にとんでもない額の国内・海外の資産を持っているのだ。
07-05 21:36
おいらが思うに、消費増税ってのは、税収を上げるとかそういうレベルの話ではない。単純にもっとデフレに持っていくのが主眼で、カネを奪って横流しってのは所詮おまけだと考えてる。もう一度大事なことをいう。この国を仕切ってる連中は「デフレ推進」なのだ。
07-05 21:39
デフレが生み出すものは奴隷としての国民。誰もがカネに踏みつけにされる社会だ。すでにそれと変わらない状態になってるが、消費増税なんか決まれば、さらにそれが深刻になる。繰り返すが、むしろそのデフレ効果こそが消費増税の主目的なのだろうとおいらは考える。
07-05 21:41
財政破綻論そのものも似たようなところがある。財政破綻、増税の流れが既定路線であるかのようにマスコミは喧伝し、多くの人が「いつか増税が必要」なんて考えになっている。これこそがさらにデフレを呼ぶし、実際そうなっている。「ムダを削れ!」って話も実はそれ。日本はデフレ誘導に侵されている。
07-05 21:45
ついでに言えば、デフレによってカネに縛られるというのは、金融屋による全体主義につながる。トップがレーニンなのかゴールドマン・サックスなのかの差しかない。アメリカもいま完全にこの方向にある。ドルだけは大量に発行されてるが、行き先はみんな金融屋だ。
07-05 21:50
ここに新自由主義、つまり、純粋な資本主義としてのエッセンスを加えるとさらにえらいことになる。規制は徹底的に撤廃、社会保障も生活も自己責任ってアレだ。そのときに残るのはカネの暴力のみ。TPPなんてのはまさにそのためにある。国民皆保険はもちろん原発の規制すらできなくなるわけだからな。
07-05 21:52
いまの政府、消費増税に原発全稼働、TPP批准を目指している勢力ってのは、いかなる手段を駆使しても叩き潰さなければならんわけ。もちろん、同時に「みんなの維新」に流れるのも阻止しなければならない。TPP賛成派だからだ。国が完全に金融屋にねじ伏せられるのだけは阻止しなければならない。
07-05 21:55
そういう戦いがいま日本で起こっている。単に理念だけで全部がすっきり解決してくれればいいが、そうもいかない。いま優柔不断のように思える人間たちも、戦略を立てて戦っているのだ。もし、彼らが敗北したなら、我々国民自身が直接行動でどうにかしなければならなくなる。
07-05 21:58
まあ、そんなわけで、いまの世の中がどっちに向かおうとしているのか、それを考えた上で、政界の動きを眺めると、いろんなものが見えてくると思う。もはや内戦中だからね。いつでも戦える準備をしておこうじゃない。
07-05 22:01
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