忍者ブログ

徽宗皇帝のブログ

徽宗皇帝のブログ

うっかりさんが総理というのもなかなか心配

「business media 誠」というサイトから転載。
少し古い記事だが、私同様に記憶力に問題のある人のために、「温故知新」の助けとするためである。
安倍総理自身、朝鮮出自だと言われているのだが、選挙の際には政敵を朝鮮人呼ばわりする怪文書を投下する、という作業をヤクザにやらせ、しかもその報酬を踏み倒そうとしてヤクザを怒らせ、事務所や自宅敷地に火炎瓶を投げ込まれる、という事件まであったそうで、まあ、この程度の人物がわが国のトップである。
TPP詐欺、国民への掌返しくらいはお手の物か。
根っからの悪党か、ただの出来の悪いうっかりさん操り人形なのか。



(以下引用)

窪田順生の時事日想:安倍首相が「左翼の人達」に演説妨害されたワケ (1/3)

安倍首相が自身のFacebookに投稿した「左翼の人達が演説妨害」が話題になっている。街頭演説の様子を「聴衆の中に左翼の人達が入って来ていて」などと報告したが、翌日、その投稿が閲覧できない状態になった。その理由は……。

[窪田順生,Business Media 誠]
 

窪田順生氏のプロフィール:

1974年生まれ、学習院大学文学部卒業。在学中から、テレビ情報番組の制作に携わり、『フライデー』の取材記者として3年間活動。その後、朝日新聞、漫画誌編集長、実話紙編集長などを経て、現在はノンフィクションライターとして週刊誌や月刊誌でルポを発表するかたわらで、報道対策アドバイザーとしても活動している。『14階段――検証 新潟少女9年2カ月監禁事件』(小学館)で第12回小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞。近著に『死体の経済学』(小学館101新書)、『スピンドクター “モミ消しのプロ”が駆使する「情報操作」の技術』(講談社α文庫)がある。

 安倍晋三首相が自身のFacebookに投稿した「左翼の人達が演説妨害」というカキコミがちょっとした話題になっている。


 事の発端は、先週末に行われた渋谷ハチ公前の街頭演説だ。


 高い支持率をキープする人気者見たさに多くの人が押し寄せたが、その群衆のなかにアンチ安倍の一団がいてやいのやいのと文句を飛ばしたのである。その夜、安倍首相はFacebookでこの時の様子を以下のように綴った。


 聴衆の中に左翼の人達が入って来ていて、マイクと太鼓で憎しみ込めて(笑)がなって一生懸命演説妨害してましたが、 かえってみんなファイトが湧いて盛り上がりました。ありがとう。 前の方にいた子供に「うるさい」と一喝されてました。立派。彼らは恥ずかしい大人の代表たちでした


 こんな調子で煽(あお)ったことで、ネット上の愛国心溢れる人たちからは「これだから朝鮮人は」とか「左翼は日本から出ていけ」なんて声が噴出したが、翌朝この投稿はサクッと消える。公式Twitterには投稿が残っていたが、昼ぐらいにこちらも削除されてしまう。ところが11日未明に、この投稿が再アップされたのだ。


yd_abe0.jpg 公式Twitterには投稿が残っていたが、その後削除された。と思ったら、11日未明に再アップされていた



実は「左翼の人達」ではなかった?


 なぜ一旦削除したかというと、首相が自信たっぷりに「恥ずかしい大人」としてヘイトスピーチした人たちというのが、実は「左翼の人達」ではなく、単に「TPP」に反対していた人たちだったのではないか、という指摘が寄せられたからだ。



 ご存じのように、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)には右から左まで、幅広い人たちが反対しており、自民党のなかでもいまだに抵抗を続けている人々がいるほどだ。



 もうすっかり忘れているかもしれないが、民主党政権時代、野田佳彦首相がTPP交渉参加を匂わせたら、自民党は「国賊だ」と顏を真っ赤にして怒って、こんなポスターを日本中に貼った。



 「ウソつかない。TPP断固反対 ブレない」



 ところが、政権をとったら「そんなことありましたっけ」みたいな顏して、安倍さんはサクッとTPP交渉に参加を表明した。当然、あのポスターにつられて票を投じた農協やらの自民支持者は「ダマしやがったな!」とブチギレしている。安倍さんが「左翼の人達」と茶化した団体のなかには、そんな人たちもいたという。これはマズいと思って一旦削除したものの、何らかの理由で再アップした。



 いくら安倍ちゃんといえども人間なのだからミスはある。いちいちそんなちっちゃい揚げ足をとるんじゃないよ、この反日ライターが、という怒りを声が飛んできそうだが、こういう安倍首相の“うっかり”は過去にもポツポツ目立つ。



 例えば、2000年6月と8月、安倍さんの後援会事務所や自宅敷地内の倉庫兼車庫に火炎瓶が投げ込まれるという事件があった。



 当時、内閣官房副長官に抜てきされ若手としてメキメキ頭角をあらわしていた安倍さんは、「北朝鮮の陰謀だ」なんて周囲に言っていたという。



 ところが3年後、パクられたのは工作員ではなく、北九州を本拠地に置く工藤会の組員たちだった。しかも、彼らがゲロッた「動機」がマズかった。




安倍首相は“うっかり”が多い


 安倍事務所の秘書から、下関市市長選に出馬した古賀敬章氏について、「在日朝鮮人」とか「北朝鮮の金正日の手先」などという誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう)した怪文書をバラまくという仕事を請け負った彼らは、それをきっちりやり遂げた。



 業界で言うところの「裏選対」というやつだが、この報酬が待てど暮らせど安倍事務所から支払われない。ヤクザをダマすとはいい度胸しているじゃないかということで犯行に走った、というのだ。



 ちなみに、この時、古賀氏を破って市長になったのは、先日の参院補選で見事に国政にまでのぼりつめた江島潔氏である。以前この時事日想でも触れたように(関連記事)、江島氏の選挙は、安倍事務所の全面バックアップでやっている。



 自分を批判する者は「左翼」か「朝鮮人」に決まっている――。タカ派でありながら在日社会とも近しいという絶妙なバランス感覚をもつ政治家なのに、なにかとつけて「右」と「左」というベタな対立にしてしまう。こういう“うっかり”が安倍さんには多い。一議員ならば、それもご愛嬌だが、首相という立場で憲法改正のかじ取りをしている今、「安倍ちゃん、ウケるんだけど」というノリにはなれない。



 仕事柄かなり気になるのは、憲法第21条だ。これまでの「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する」という規定に自民案には、こんな一文がつく。



 「前項の規定にかかわらず、公益及び公の秩序を害することを目的とした活動を行い、並びにそれを目的として結社をすることは、認められない」



 TPP交渉反対なんてのは、考えようによっては「公益」を害する。つまり、この憲法になると、安倍首相に「左翼」と言われた人たちはそもそも「集会の自由」すら認めてもらえなくなるのだ。



 そんなのは極論で、ちゃんとケースバイケースで判断をしますよ、と自民党は言う。だが、自分に弓ひく者を見るや、「左翼」や「在日朝鮮人」とレッテルを貼ってしまう“うっかりさん”だけに、かなり不安ではある。



 なんてことを書くと、「左翼」とか言われちゃうんだろうか。ま、別にいいんだけど、やっぱりちょっとキツい。







拍手

PR

コメント

コメントを書く