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徽宗皇帝のブログ

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アメリカの経済的崩壊とユダヤ大富豪たち
「混沌堂主人雑記」所載の「ものせら」というブログに載っていた伊東貫の動画の書き起こしだが、素晴らしい内容である。長文なので冒頭部分だけ転載する。DSによるアメリカ支配の詳細が実に明確に説明されている。で、私の知っているアメリカ現代史の事実と見事に一致している。
つまり、DSのアメリカ支配が加速度的に激化したのはクリントン政権以降だ、ということだ。これはアメリカの「生産業軽視」という、現在の衰退の根本原因と一致している。いわゆるクリントン時代の「IT革命」こそが、アメリカ崩壊の出発点だったわけである。
毎度言うが、ユダヤというのは「労働」を軽蔑し、奴隷のやることだと見ている。だから、彼らが支配するアメリカは吸血鬼に血(富と繁栄)を吸い取られて、現在のゾンビ状態になったのである。

(参考「酔生夢人」ブログ所載の「高校生のための現代世界」の一部。末尾から分かるように、もちろん、子ブッシュ時代に書いたものである。なかなか、我ながら慧眼だったと思う。)

 クリントン時代に、アメリカは奇妙な繁栄をします。アメリカの産業自体は特に向上してもいないのに、国民の間に株式投機熱が広がり、また、世界各国からもアメリカに資金が流れ込んで、好景気になるのです。その原因の一つは、得体の知れない「IT革命」という言葉でした。IT、つまり、情報技術の革命によって、アメリカのこれからの産業は発展するという、根拠の無い期待感が、アメリカへの投資を生んだのです。日本のバブル崩壊によって投資先を失った世界の資本が、争うようにアメリカに流れ込みました。アメリカ自体は何一つ生産しなくても、世界から金が流れ込んでくるのですから、アメリカ人全体としては遊んで暮らせばいいわけです。(IT技術自体は何も生産するわけではありませんから、結局はコンピューターが社会全体に広がれば、それで需要は終わりです。しかし、その当時は、アメリカの繁栄がいつまでも続くような錯覚にみんな陥っていました。)

注)「IT技術自体は何も生産しない」について補足すると、IT技術は「生産性を高める」つまり、効率化を行うから、生産したのと同様だ、と見ることもできるが、それによって労働者の人件費カットが必ず生じるので「一企業としては裕福になるが、社会全体としては貧困化が進む」というのが適切だろう。投資家にとっては企業の収益率が高まればそれでいいので、IT革命が進行する米国企業に投資することは必ずしも間違いではない。

 まるで夢のような状態ですが、借りた金はいつかは返さなくてはなりませんから、アメリカのこのITバブルも2000年頃には終わりました。そして、現在、ブッシュ政権は、アメリカの軍隊を使って、世界を支配下に置き、ローマ帝国の再現をしようとしています。つまり、世界の奴隷化です。


(以下引用)









超富豪オリガーキーに支配されるアメリカ帝国〜トップ0.01%層が牛耳る米国政治─の差は世界最悪!!!
伊藤貫セミナー Ito Kan Seminar (公式)










皆さんこんにちは伊東貫です。今日は2回目の伊東貫セミナーです。
それで前回と今回と次の回で拝米主義つまりアメリカを崇拝してアメリカ人の考え方、アメリカ人のやっていることを猿まねするのは、それを僕は拝米主義と呼んでるんですけれども、拝米主義は日本の亡国につがる、もしくは拝米主義は日本の自滅行為であるということを説明させていただいてるんですけれども、その一回目が政治的軍事的に、拝米主義はなぜ日本の自滅につがるのかということをバランスオブパワーの理論とか、それから核戦略の理論、特に中国、北朝鮮、ロシアが戦術核兵器をどんどん増やすとアメリカは通常戦力がどれほど優越していても東アジアの軍事紛争に介入できなくなる。で、アメリカの政策っていうのは北朝鮮、中国、ロシアがどれほど多数の日本をターゲットとする核弾頭を生産しても、すでに二度も核戦争犯罪の犠牲になった日本人にだけは、自主的な核抑止力を持たせない、これがアメリカ政府の対日政策の最も重要なポイントなんです。アメリカがそのような対日政策を続ければ日本の立場は、ますます危険なものになっていく。

日本のエスタブリッシュメントと呼ばれている外務省にしても防衛省にしても自衛隊にしても保守派の政治家にしても、ひたすら、アメリカを崇拝していますから、アメリカの言いなりになって、アメリカが言ってくる、命令してくる武器を自衛隊が買って、それで自衛隊が米軍の下部組織として動けるようにすれば、アメリカ様は日本をずっと守ってくれるだろうと、そのように考えておられるんですけれども、そのような拝米主義は日本の自滅、日本の滅亡に繋がる、そういうことを説明しました。


今回は経済問題に関して、拝米主義は日本の自滅行為であること、アメリカ経済のやり方を猿まねするのは間違いである。それからアメリカの要求してくる通りに日本の経済構造を変え、日本の経済政策を変えても日本の経済は決して良くならない、むしろ悪い方向に行く、従って経済政策における拝米主義、アメリカを崇拝して言いなりになっているというやり方は間違いである。これを2回目の伊東貫セミナーのテーマとします。

それから3回目はちょこっと小難しい議論が入る文明論的そして哲学的に拝米主義は日本人にとって間違いである。文明的、文化的、価値観、それから哲学的な視点から、もちろん哲学なんかいらないとおっしゃる方も多いと思うんです。けれども哲学的な視点から見ても拝米主義は日本の自滅につながる。それを次の、この拝米主義は間違いであるというシリーズで述べます。

今日は経済政策において拝米主義アメリカを崇拝して、アメリカの言いなりになるというのは、もしくはアメリカに一生懸命、自発的にアメリカの猿マネやってる。アメリカの猿真似主義は間違いであるということを主にふたつに分けて説明します。

ひとつはアメリカ経済では最近40年間、少なくとも6割の国民は実質所得と実質生活水準が低下しています。この6割の人が生活水準と実質所得が低下しているのか、それとも8割の人が低下しているのかっていうのは経済学者によっていろいろ議論がありまして、6割だっていう人もいれば、実は9割だっていう人もいるんですね。それで、アメリカの中央銀行であるフェデラル・リザーブでさえ、確か10年ぐらい前に最近30年間、9割のアメリカ国民の実質生活水準が低下してきているというレポートを出したぐらいですから。要するに学者によってね、色々統計の取り方なんていうのは、自分が何かを証明したいと思う時にどういう統計の取り方をするかによって、6割の生活水準が下がっているのか、9割が下がっているのかというのは、いくらでも結論が出せますから。

でもひとつ、ただひとつ確実なことは少なくとも6割のアメリカの国民の実質所得と実質生活水準は下がっていますし、しかも、トップ1%、もしくはトップ0.1%のアメリカ人は、もう目の玉が飛び出るような巨額の富を得ているわけです。彼らはこの0.1%、もしくは0.01%の人たちは、貧乏な人で数百億円数千億円持ってて、すごくお金持ちの人は数兆円、数十兆円持ってるわけです。そういう数十兆円持ってる人たちは毎年、数兆円ずつね、自分の財産が増えてたりするんです。


で、その一方、例えばボトムアメリカ国民の下半分の人たちは、一人当たり100万円の貯金さえ持ってない人であると。要するに100万円以下のお金しか扱ったことのない生活の不安定な人たちなわけです。ボトム3割っていうのはほとんどもう現金なんか、要するに、もらったら全部すぐなくしちゃう、すぐ使ってしまうという人たちなんです。ですから、アメリカは世界一、少なくとも先進諸国、もしくは中心諸国、中ぐらい発展してる国ですね、先進国と中心国を見る限り、アメリカの貧富の差っていうのは世界最悪です。これは今日説明します。

けれども、意図的に作った政策で、すごく自然に普通に経済運営してたら、世界一貧富の差がひどい国になってしまった、そういうことではなくて、政治家とそれから有力な経済人、財界人、それから、かなりの多数の経済学者が意図的に故意に、貧富の差がどんどんどんどん最近30年間拡大していって、ついに世界最悪の状態になるようなところに持ってったわけです。で、それを今日説明しまして、その貧富の差を、格差ができた原因を説明した後に、そのような数兆円数十兆円持ってる人と、それから数10万円のお金にも困るような人たちが共存する社会では政治的にどういう現象が起きるのか、


それから、これは非常に多くの人が言ってることなんですけれども、今のアメリカは実は民主主義ではない、これはもう表面的には民主主義をやってるように見えるけれども、実際はもう民主主義なんかチャラになってる、要するに見せかけの民主主義ですね、本当はごく一部の一握りの特権階級が政策を全て決めてて、その特権階級、特に0.1%ですね、そのトップ0.1%にますます富と政治権力が集中するような体制になってる、これを政治学者や経済学者はオリガーキー、寡占状態と呼ぶんですけれども、要するにごく少数の人たちが富と権力を握るというのがオリガーキーですから、オリガーキー状態になってると言うんですけれども、僕はそれは正しいと思います。


※オリガーキー:少数者が権力を握っておこなう独裁政治


それで、要するに日本人がアメリカを崇拝してアメリカの経済政策を猿マネすると、こういう表面的には民主主義をやってるようで実はオリガーキーである0.1%が、0.01%が全てを決めてしまう。社会は0.1%か0.01%のために運営されている、そういうことになっちゃう、それを説明します。

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