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徽宗皇帝のブログ

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エクソダス計画
まだそれほど深く考えた内容ではないので、問題点がいろいろあるかとは思うが、被災地で救助された人たちに物資を送るよりも、その人たち自体を被災していない場所へ送ったほうがいいのではないだろうか。特に、家や財産そのものをすべて失い、職場も失った人たちは、当面の間だけでも安全な異郷で生活する方がいいのではないか。
そもそも、被災地に金を送ったところで、買う場所や買う物が無いはずだ。今必要なのは、安全で安定した生活基盤そのものなのだ。
私は沖縄に住んでいるが、夜でも非常に暖かい。被災地で寒風に苦しんでいる人たちにこの気候を送りたいほどだが、彼らがここに来たらいいではないか。
まず、被災者全員に政府が当面の生活費として20万円ずつ支給し、沖縄に移送する。沖縄での滞在先はもちろん、簡保の宿や、その他、本来は国民の財産であるはずの公務員保養施設だ。(それらの大半はほとんど空っぽの状態である)あるいは、沖縄県内の既存ホテルを沖縄県庁が斡旋して格安で借りて提供するなどの方法もあるだろう。沖縄本島だけでなく、宮古島、八重山などに分散して被災者がこの寒い時期を乗り切れるようにするわけだ。ここなら物を買う場所も買う物もある。東北関東全体で物の買占めが起こっている状況では、被災者に金を与えても、物は買えないだろう。つまり、生きていけないはずだ。(この時期に買占めをしている人間の不徳義にもあきれたものだが)
とにかく、生まれ育った場所へのこだわりは捨て、自分と家族、身一つで南国沖縄に来てみてはどうか。政府はまず被災者のID証明書を出して、彼らの今後の生活の便宜を図る手段をすべて講じた上で、彼らを沖縄に移送してはどうだろうか。
これをイスラエル人の出エジプトになぞらえて「エクソダス計画」と呼ぶことにする。沖縄が彼らにとっての乳と蜜の流れる地になってほしいものである。

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