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徽宗皇帝のブログ

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シリアはなぜ欧米の侵略戦争に抵抗できているのか
「ROCKWAY EXPRESS」から転載。
イラクやリビアの敗北が比較的短時日で決定したのに比べて、シリアが欧米の侵略にここまで抵抗できているのは不思議である。
その理由の一つは、世界中が欧米による中東侵略・略奪戦争の実態に気づき始めているからだろう。つまり、「民主革命」「アラブの春」が偽の旗であることが誰の目にも明らかになってきたのである。これはネットの力によって真の情報が世界に拡散した結果かと思われる。この内戦が欧米による侵略だと知っているシリア国民が、「革命軍」に与せず、逆にシリア政府を支えている、ということである。
もちろん、これだけがシリアの健闘の理由ではなく、シリア政府が、傭兵中心の「革命軍」程度には屈しない軍事政策を行っていた、ということもあるだろう。
下記記事では、シリアより先に、欧米傀儡政権であるトルコが崩壊するという予測が述べられている。希望的観測にすぎないかもしれないが、仮にそうなると、私の言う「21世紀型侵略戦争」での初めての失敗例になる。
もちろん、業を煮やした欧米がNATO軍による空爆でシリアを一気に叩き潰す、という事態も考えられるが、そうなると「民主化革命」の虚妄はこの上なく歴然たるものになるわけだ。



(以下引用)




シリア情報大臣:トルコのエルドアン政権の崩壊が近い

隣国シリアに武装ゲリラを送っているエルドアン・トルコ首相

◆9月26日

 9月12日号「トルコ経済:シリア危機とイラン制裁で奈落の底に」で、以下のように、「おそらくはトルコ国民もそろそろこのエルドアンの親欧米・イスラエル・湾岸アラブ君主国寄りの外交政策に反旗を翻しておかしくない時期に来ている」と指摘したが、今回の記事では、やはりトルコ政府の対シリア政策に反対するトルコ国民によるデモが数千人の規模で起きた、という。

 ここで重要なことは、エルドアン自身が生粋のトルコ民族の出自ではなく、隠れユダヤである、ということだ。これはトルコ軍を作り、建国の父と言われているアタチュルクも実は隠れユダヤである、ということがあり、トルコの枢要な部分がトルコ人ではなく隠れユダヤによって構成されている国家がトルコである、ということなのだ。

 従って人類歴史の大きな曲がり角を迎えて、それぞれの国民国家が己の運命を決定していくこれからの期間において、自分たちの本性が露にされてくるのである。トルコがこのままシリア政権転覆という国家的な犯罪行為に加担し続ければ、トルコはそのことの引き起こす反動を受け取ることになっていく。

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●シリア情報大臣:トルコのエルドアン政権の崩壊が近い
http://english.farsnews.com/newstext.php?nn=9106242250
【9月25日 Fars News Agency】

 シリアのオムラン・ゾアビ情報大臣は、シリアの内紛にトルコ政府が介入していることを嘆いているが、そのシリア介入というトルコ政府の間違った姿勢が政府の崩壊をまもなく引き起こすと警告した。

 アル・マナール・テレビのインタビューで、ゾアビは、「エルドアン政権の崩壊は間近である」と語り、「シリア政権の崩壊に関する彼の立場については、我々の側から回答する価値はない」と述べた。

 彼はトルコがシリアの反乱グループに支援していることを非難し、周辺国との国境からシリア領内に十分に武装された数千人もの民兵らが侵入したと言い、特にトルコ国境から侵入した者が多い、と語った。

 「自由シリア軍なるものは存在せず、分裂した武装グループがあるだけだ。彼らはシリア内で、欧米・イスラエルの意図に基づいて活動している」と、ゾアビは指摘した。

 昨日、イランの最高指導者付き軍事顧問の一人がトルコ政府に対して、「この紛争においてトルコは敗北する側についている」と警告した。

 イラン北部にあるアルデビル市に集まったバシジ(志願兵)らに対する演説で、ヤーヤ・ラヒム・サファヴィ中将は、シリアの紛争についてトルコはアメリカの道具としてアメリカに奉仕している、と語った。

 「シリアを叩くことで、アメリカの代理としてのトルコと、アラブ諸国による金融支援は実際は、この紛争で主要な役割を果たしているが、この戦場では主要な敗北者である。そして彼らはこの地域を越えた大きな勢力の道具として使用されてきた者たちだ」とサファヴィは語った。

 トルコでは政府の反シリアの姿勢に対する抗議運動が大きくなってきている、と彼は指摘し、トルコ国民はイスラム教徒であり、当然ながら彼らの国が別のイスラム教の国家であるシリアに対して取っている姿勢に反対である、と語った。

 先週、シリアとの国境にあるトルコのアンタキヤ地方で、数千人のトルコ国民がエルドアン政権のシリアに対する政策に反対してデモを行った。

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