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徽宗皇帝のブログ

徽宗皇帝のブログ

ブログ世界の宗教による独占
この前、「日本ブログ村」の人気ランキングを覗いてみたら、政治ブログの上位と思想ブログの上位が「幸福の科学」関係者のブログで溢れ返っているのに仰天してしまった。もちろん、信者たちが総動員されて各ブログを訪問し、あるいは「拍手ボタン」を押しまくっているのだろうが、これでは人気ランキングも無意味なものになっているとしか言いようがない。
それにしても、「幸福の科学」信者は、思ったより多いようである。O川隆法のあの下品な顔を見ただけで、普通の人間ならその正体が分かりそうなものだが、世の中の人間の感覚というものは分からないものである。下品な顔という点では浅原彰晃も負けず劣らずだったが、あちらにも絶対的に帰依している信者がたくさんいた。新興宗教には、常に潜在的需要が膨大にある、ということなのだろう。それは、現在の世界に対して不満と不安を持っていて、自分の頭では問題が解決できない人間が膨大にいるということだ。要するに、潜在的精神病患者が無数にいるということでもある。
私は必ずしも宗教の信者・イコール・ガイキチとは言わない。しかし、世の中にはもう少しましな既成宗教があるのに、わざわざ得体の知れない新興宗教に、なぜ足を踏み入れるのか。その理由の一つは、既成宗教は、彼らの低レベルな頭(これは彼らの学歴とは関係はない)には難しすぎる、ということ。もう一つは、新興宗教はおそらく何かの手品による「神秘体験」を彼らに与え、この世に神秘は存在する、と思い込ませるのだろう。それに加えて、20世紀後半から発達した「洗脳技術」の利用なども考えられる。こうして新しいガイキチが毎日毎日作り出されていくわけである。
もしかしたら、世の中の人間の大半がガイキチになった世界というのが、これから我々が直面する世界なのかもしれない。いや、あなたの隣人、向こう三軒両隣が、すべて新興宗教信者である、という悪夢は、あるいはすでに現実かもしれない。いやいや、その中で孤立しているからそれも悪夢なのであり、彼らの仲間に入れば幸福になれるのか? そういうSF小説があったような気がするほどに、この状況はSF的である。

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コメント

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