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ベーシックインカムの「実験」始まる

「試験的に」とあるが、どういう結果が得られたら「成功」で、どうなったら「失敗」だと判断されるのだろうか。
ベーシックインカムの問題点とされているのは、おそらく、そんなものが導入されたら働く人間などいなくなる、ということだろうから、ベーシックインカムを受けても働く人間が一定割合いたら「成功」と見做していいのではないか。しかし、下の「実験」だと、ベーシックインカムの金額が低すぎるから、それだけで食っていくことはもともと不可能であり、ここではそういうのは「成功」判断基準ではないのだろう。
では、何が成功と失敗の判断基準となるのか。
ベーシックインカムは、現在の煩瑣な福祉制度が整理され、大半は無くなることが条件になるだろうから、下の「実験」の対象者が現在の福祉制度を受けながらベーシックインカムも受けるとしたら、実験が成立しないようにも思うのだが、そのあたりはどうなのか。
逆に、「被験者」は現在の福祉制度を受けられず、ベーシックインカムだけにする、という「実験」ならば、それは憲法や法律に違反するのではないか、という懸念もある。
まあ、私としては、それでもこの「実験」はやる価値があるとは思う。
詳細は不明だが、ベーシックインカムが空想から「実験」の段階まで来たことは、世界の未来にとって大きな進歩かもしれない。


(以下「大摩邇」から引用)



15:20

ベーシックインカムを試験導入、2千人対象 フィンランド

ライブドアニュースより
http://news.livedoor.com/article/detail/12493749/
<転載開始>

ロンドン(CNNMoney) 北欧フィンランドで今月から2000人を対象に保証収入を支給する制度を試験的に導入する試みが始まった。


今月から始まったプログラムは、ユニバーサル・ベーシックインカム(UBI)の実効性をテストする最初の取り組みの1つだ。対象者には収入や資産、雇用状況にかかわらず、毎月一律560ユーロ(約6万8000円)が支給される。




この制度は、技術の進歩とともに人間による労働の必要性が低下する中、UBIが労働者により大きな保障を提供するというものだ。この制度では失業者が給付を受けながらパート労働を行うことも可能になる。


この最初のプログラムは、2年間の期間限定で実施される。対象者はランダムに選ばれるが、失業手当か所得補給金を受給していたことが条件だ。また、このプログラムを通じて支給される保証収入は非課税となる。


このプログラムがうまく行けば、フィンランド人の成人全員に対象が拡大される可能性もある。


フィンランド政府は、この計画は長期的に資金の節約になると見ている。同国の福祉制度は複雑かつ高コストであるため、福祉制度の簡略化はコストの高い官僚制度の縮小につながる。


またこの改革は、職を得ると失業手当がもらえなくなる心配もないため、失業者に職探しを促す効果もある。現行の制度では少しでも所得が増えると失業手当の支給が打ち切りになる恐れもあるため、失業者の中にはあえてパート労働を避ける人もいる。


フィンランド社会保険庁事務所(KELA)の法律部門の責任者マルユッカ・ツルネン氏は「臨時収入を得てもベーシックインカムが減らされることはないので、働いたり、自営業を営んだりすることはどんな場合でもやる価値がある」と語る。





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