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徽宗皇帝のブログ

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マスコミによる大臣馘首
「産経ニュース」から転載。
下記記事から分かるように、鉢呂経産省大臣は農水族議員であり、そうである以上TPPに対しては慎重派であるはずだ。そういう人間が経産省大臣であることはマズイと思う人間が、例の「放射能つけたぞ」をわざわざ大々的にニュースにして首にもっていったのだろう。そもそも、あんなのは冗談でしかない。まあ、幼児的冗談だが、それを記事にするほうがよっぽど悪質だ。これでは政治家は記者との接触などまったく不可能になる。おそらく、これからは公式記者会見以外でのインタビューは完全拒否するしか、政治家が身を守ることはできないのではないか。
あの松本龍と宮城県知事との会見での「これはオフレコだぞ」発言が完全に無視されて公表されて以来、政治家をめぐる状況は変わっている。もはや政治家の権威も権力もマスコミ以下なのである。
そういう状況がどれほど怖いものか、この国の国民は理解していないようだ。
下記記事は例によってTPP推進の内容である。これを転載したのは、鉢呂馘首(辞任ではなく、マスコミ主導の馘首だ)の深層にあるものを推理するネタとしての意味であり、記事内容はお笑いでしかない。
なお、山科恭介のブログも、鉢呂辞任事件では、私とほぼ同じ考えで書いている。彼も日本の政治状況・マスコミ状況にはつくづくうんざりしているようだ。


(以下引用)


原発再稼働 TPP…経済政策迷走へ
2011.9.10 23:45

 鉢呂吉雄経済産業相の辞任により、日本の経済政策が迷走することは避けられない。鉢呂氏の発言は民主党の政権担当能力への疑問を抱かせ、原子力発電所の再稼働や環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉への参加など意見の対立が根深い問題について、野田佳彦政権が議論をリードすることが難しくなる。政府にとっては信頼回復という新たなハードルが加わった。

 「どうして首相はわざわざこんな人を大臣に選んだのか。混乱は必至だ」。経産省幹部は鉢呂氏の辞任の知らせに天を仰いだ。

 元農協職員、旧社会党出身の農水族という鉢呂氏は経産相としては異色の経歴の持ち主。「農水族だからこそ、TPP問題で産業界と農業関係者の仲介役となれる」「原発がある北海道選出の政治家として原発の地元を説得できる」と期待されての就任だったが、政策以前の「政治家としての資質」が引き金となって辞任に追い込まれた。

 鉢呂氏は10日、辞任後の会見で「重い責任をもつ大臣として、期待があったと思っている。きちんと貫き通せなかったのは無念」と述べた。しかし鉢呂氏の言動は、野田政権全体への不信感を招いており、次の経産相が誰であれ、信頼回復から始めなければならない状況に陥った。

 TPP交渉参加9カ国は11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議での大枠合意を目指し、協議を継続中。交渉参加が遅れれば、それだけ日本の要望を盛り込むことは難しくなる。

 また、電力不足問題では、原発のストレステスト(耐性検査)の1次評価の結果が出る年内にも地元への説明を始めなければならない。山積する課題を前に、政権の信頼回復は一刻を争う。

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