マスコミに載らない海外記事さんのサイトより
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2025/04/post-a34ff2.html
<転載開始>
2025年4月18日
Strategic Culture Foundation
今、堕落は新たな低水準に達している。ナチズムを打倒した人々に敬意を表すのをEUは禁じている。
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お問い合わせ:info@strategic-culture.su
5月9日にモスクワで行われる戦勝80周年記念式典に出席しないよう、欧州連合は欧州各国指導者に警告している。
このような禁止措置の根拠は、表面上、EUによれば、ロシアがウクライナに戦争を仕掛け、ヨーロッパの他の国々を脅かしているというものだ。これは一つの見方だ。
この問題の別の見方は、ウクライナ紛争は、ナチス・ドイツが失敗に終わった80年後、ロシアを倒すためEUとNATOが支援する代理戦争だというものだ。政策決定を牛耳るようになった欧州エリート層は同じファシスト気質を共有している。来月モスクワで開催される80周年記念式典への出席に彼らが反対するのも無理はない。自らの卑劣な政治を隠すため、彼らはこの式典を汚す必要があるのだ。
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2025/04/post-a34ff2.html
<転載開始>
2025年4月18日
Strategic Culture Foundation
今、堕落は新たな低水準に達している。ナチズムを打倒した人々に敬意を表すのをEUは禁じている。
❗️Telegram



お問い合わせ:info@strategic-culture.su
5月9日にモスクワで行われる戦勝80周年記念式典に出席しないよう、欧州連合は欧州各国指導者に警告している。
このような禁止措置の根拠は、表面上、EUによれば、ロシアがウクライナに戦争を仕掛け、ヨーロッパの他の国々を脅かしているというものだ。これは一つの見方だ。
この問題の別の見方は、ウクライナ紛争は、ナチス・ドイツが失敗に終わった80年後、ロシアを倒すためEUとNATOが支援する代理戦争だというものだ。政策決定を牛耳るようになった欧州エリート層は同じファシスト気質を共有している。来月モスクワで開催される80周年記念式典への出席に彼らが反対するのも無理はない。自らの卑劣な政治を隠すため、彼らはこの式典を汚す必要があるのだ。
ナチス・ドイツとヨーロッパにおけるファシズム敗北を象徴するこの出来事は、世界全体にとって極めて重要な歴史的な日だ。80年前の1945年5月9日、ソ連赤軍がベルリンのナチス政権を崩壊させ、人類史上最も恐ろしい戦争に終止符を打ったのだ。
ナチス・ドイツと、ヴィシー政権下のフランス、イタリア、ハンガリー、フィンランド、バルト三国のエストニア、ラトビア、リトアニアを含むファシスト/ヨーロッパ同盟諸国を倒す壮大な闘争で最大2,700万人(おそらくそれ以上)のソ連国民が命を落とした。
ヨーロッパをファシズムの悪から解放した栄誉をロシアは担っている。比較すると、アメリカやイギリスなどの他の反ファシスト同盟諸国が被った犠牲は、ソ連国民が被った犠牲の5%にも満たない。
今年のモスクワでの戦勝記念パレードには、中国の習近平国家主席やインドのナレンドラ・モディ首相など多くの国際的指導者が参加する。
だが、多くの国々がモスクワに来られないのは残念なことだ。アメリカのドナルド・トランプ大統領やイギリスのキア・スターマー首相は、犠牲となった兵士と民間人に敬意を表すため出席すべきだ。だが欧米諸国とロシアの関係を悪化させてきた邪悪な政治のせいで、残念ながらそのような参加は不可能になっている。
だが、更に驚くべきは、モスクワにおける祝賀行事への欧州各国首脳の出席が明確に禁止されていることだ。
今週、モスクワを訪問した政治家は厳しい結果に直面すると欧州連合(EU)のカヤ・カラス外務委員が警告した。昨年、バルト海沿岸の小国エストニア元首相カラスがEUの外交政策担当最高責任者に任命された。
命令に逆らった一人はスロバキアのロベルト・フィツォ首相だ。どこへ行くべきか、どこへ行くべきでないか指図したカラスを、主権国家指導者の彼は非難した。更に「スロバキア解放のために命を落とした数千人の赤軍兵士に敬意を表すためモスクワへ行くつもりだ」と付け加えた。
フィツォは、ロシアとの友好関係構築とウクライナにおけるNATO代理戦争の終結を訴える公約を掲げて選出された。キーウ政権への軍事援助拡大に彼は一貫して反対してきた。昨年、フィツォは親ウクライナ派銃撃犯による暗殺未遂事件に遭遇したが、一命を取り留めた。
特に注目すべきは、モスクワで開催される戦勝記念日式典に出席する政治家に対する欧州連合(EU)の制裁措置が、27カ国からなるEUの加盟候補諸国を標的としていることだ。これら候補諸国は立候補資格を取り消される可能性があるとカラスは警告した。対象となるのは、バルカン半島のアルバニア、モンテネグロ、北マケドニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、セルビア、そしてモルドバとジョージアだ。
ブリュッセルからの強い圧力にもかかわらず、セルビアのアレクサンデル・ヴチッチ大統領はモスクワを訪問するつもりだと述べた。「我々はファシズムとの闘いに誇りを持っており、それが招待を受け入れた主な理由だ」とヴチッチ大統領は述べた。だが彼は自国政府に対する不気味な影響力にも言及した。
「モスクワ訪問を巡る圧力のせいで、まるで天が私の頭に落ちてくるようだ」とセルビア大統領は語り、セルビアは外部扇動者により不安定化していると付け加えた。
モスクワでの戦勝記念日パレードを巡る不愉快な論争は、EUの悪意ある傾向が高まっていることを浮き彫りにしている。
欧州連合(EU)の政治権力集中化は益々権威主義的になり、ロシアに対する敵対的姿勢を強めている。EU加盟諸国では、ウクライナ代理戦争をEUが支援していることに疑問を呈するいかなる反対意見も、政治的・経済的制裁の恫喝で容赦なく弾圧される。
欧州委員会委員長ウルズラ・フォン・デア・ライエンやカヤ・カラスなどロシア嫌い独裁者が率いるEU指導部は、ウクライナ戦争終結やロシアとの関係改善を求める政党活動を阻止するためルーマニアやモルドバやジョージアでの選挙抑圧に関与した疑いがある。
NATOの代理戦争を批判してきた民族主義政治家マリーヌ・ル・ペンに対する最近のフランスの疑わしい訴追は、EUが反対意見を抑圧しようとしているもう一つの悪質な例だ。
EUがファシスト連合のように機能しているのは驚くべきことだ。ウクライナのネオナチ政権に資金提供して、対ロシア代理戦争を進める政策決定は、民主的な説明責任を全く負わないロシア嫌いエリート層によって行われている。
皮肉にも、2012年にノーベル平和賞を受賞した欧州連合は、ロシア侵略に対抗するためと称し民間経済が過度の戦争意欲に従属させられる軍国主義枢軸に変貌を遂げたのだ。
ここ数年、EUはこの悪質な兆候に傾斜しつつある。EUは、フォン・デア・ライエンなどナチスと関係あるドイツ人政治家の父を持つ人物に運営されている。ナチス協力者記念碑を建立しているバルト諸国は、今やEUの政策決定機関で過剰な代表権を持っている。
今日欧州連合が、ステパン・バンデラやロマン・シュヘヴィチなど、80年前に第三帝国と協力して何百万人もの人々を虐殺したウクライナ・ファシストや他の多くの人々を称えるキーウのネオナチ政権と同盟を結んでいるのは忌まわしいが、相応しい。
2019年、第二次世界大戦が勃発する上で、ソ連とナチス・ドイツを同一視する決議を欧州議会が可決したのは恥ずべき出来事だった。この政治修正主義をロシアは非難した。
今堕落は新たな低水準に達している。ナチズムを打倒した人々に敬意を表すのをEUは禁止しているのだ。
記事原文のurl:https://strategic-culture.su/news/2025/04/18/european-union-bans-commemorating-defeat-of-nazi-germany/
ナチス・ドイツと、ヴィシー政権下のフランス、イタリア、ハンガリー、フィンランド、バルト三国のエストニア、ラトビア、リトアニアを含むファシスト/ヨーロッパ同盟諸国を倒す壮大な闘争で最大2,700万人(おそらくそれ以上)のソ連国民が命を落とした。
ヨーロッパをファシズムの悪から解放した栄誉をロシアは担っている。比較すると、アメリカやイギリスなどの他の反ファシスト同盟諸国が被った犠牲は、ソ連国民が被った犠牲の5%にも満たない。
今年のモスクワでの戦勝記念パレードには、中国の習近平国家主席やインドのナレンドラ・モディ首相など多くの国際的指導者が参加する。
だが、多くの国々がモスクワに来られないのは残念なことだ。アメリカのドナルド・トランプ大統領やイギリスのキア・スターマー首相は、犠牲となった兵士と民間人に敬意を表すため出席すべきだ。だが欧米諸国とロシアの関係を悪化させてきた邪悪な政治のせいで、残念ながらそのような参加は不可能になっている。
だが、更に驚くべきは、モスクワにおける祝賀行事への欧州各国首脳の出席が明確に禁止されていることだ。
今週、モスクワを訪問した政治家は厳しい結果に直面すると欧州連合(EU)のカヤ・カラス外務委員が警告した。昨年、バルト海沿岸の小国エストニア元首相カラスがEUの外交政策担当最高責任者に任命された。
命令に逆らった一人はスロバキアのロベルト・フィツォ首相だ。どこへ行くべきか、どこへ行くべきでないか指図したカラスを、主権国家指導者の彼は非難した。更に「スロバキア解放のために命を落とした数千人の赤軍兵士に敬意を表すためモスクワへ行くつもりだ」と付け加えた。
フィツォは、ロシアとの友好関係構築とウクライナにおけるNATO代理戦争の終結を訴える公約を掲げて選出された。キーウ政権への軍事援助拡大に彼は一貫して反対してきた。昨年、フィツォは親ウクライナ派銃撃犯による暗殺未遂事件に遭遇したが、一命を取り留めた。
特に注目すべきは、モスクワで開催される戦勝記念日式典に出席する政治家に対する欧州連合(EU)の制裁措置が、27カ国からなるEUの加盟候補諸国を標的としていることだ。これら候補諸国は立候補資格を取り消される可能性があるとカラスは警告した。対象となるのは、バルカン半島のアルバニア、モンテネグロ、北マケドニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、セルビア、そしてモルドバとジョージアだ。
ブリュッセルからの強い圧力にもかかわらず、セルビアのアレクサンデル・ヴチッチ大統領はモスクワを訪問するつもりだと述べた。「我々はファシズムとの闘いに誇りを持っており、それが招待を受け入れた主な理由だ」とヴチッチ大統領は述べた。だが彼は自国政府に対する不気味な影響力にも言及した。
「モスクワ訪問を巡る圧力のせいで、まるで天が私の頭に落ちてくるようだ」とセルビア大統領は語り、セルビアは外部扇動者により不安定化していると付け加えた。
モスクワでの戦勝記念日パレードを巡る不愉快な論争は、EUの悪意ある傾向が高まっていることを浮き彫りにしている。
欧州連合(EU)の政治権力集中化は益々権威主義的になり、ロシアに対する敵対的姿勢を強めている。EU加盟諸国では、ウクライナ代理戦争をEUが支援していることに疑問を呈するいかなる反対意見も、政治的・経済的制裁の恫喝で容赦なく弾圧される。
欧州委員会委員長ウルズラ・フォン・デア・ライエンやカヤ・カラスなどロシア嫌い独裁者が率いるEU指導部は、ウクライナ戦争終結やロシアとの関係改善を求める政党活動を阻止するためルーマニアやモルドバやジョージアでの選挙抑圧に関与した疑いがある。
NATOの代理戦争を批判してきた民族主義政治家マリーヌ・ル・ペンに対する最近のフランスの疑わしい訴追は、EUが反対意見を抑圧しようとしているもう一つの悪質な例だ。
EUがファシスト連合のように機能しているのは驚くべきことだ。ウクライナのネオナチ政権に資金提供して、対ロシア代理戦争を進める政策決定は、民主的な説明責任を全く負わないロシア嫌いエリート層によって行われている。
皮肉にも、2012年にノーベル平和賞を受賞した欧州連合は、ロシア侵略に対抗するためと称し民間経済が過度の戦争意欲に従属させられる軍国主義枢軸に変貌を遂げたのだ。
ここ数年、EUはこの悪質な兆候に傾斜しつつある。EUは、フォン・デア・ライエンなどナチスと関係あるドイツ人政治家の父を持つ人物に運営されている。ナチス協力者記念碑を建立しているバルト諸国は、今やEUの政策決定機関で過剰な代表権を持っている。
今日欧州連合が、ステパン・バンデラやロマン・シュヘヴィチなど、80年前に第三帝国と協力して何百万人もの人々を虐殺したウクライナ・ファシストや他の多くの人々を称えるキーウのネオナチ政権と同盟を結んでいるのは忌まわしいが、相応しい。
2019年、第二次世界大戦が勃発する上で、ソ連とナチス・ドイツを同一視する決議を欧州議会が可決したのは恥ずべき出来事だった。この政治修正主義をロシアは非難した。
今堕落は新たな低水準に達している。ナチズムを打倒した人々に敬意を表すのをEUは禁止しているのだ。
記事原文のurl:https://strategic-culture.su/news/2025/04/18/european-union-bans-commemorating-defeat-of-nazi-germany/
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