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徽宗皇帝のブログ

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世界大恐慌というミステリー
私は中学生頭脳だから、他人があまり疑問を持たないことが気になってたまらない。
以下に書くことは同じ趣旨で前にも書いたかもしれないが、もう一度書いておく。

かなり昔から私が疑問に思っているのは、第二次世界大戦の原因にもなった1929年から数年間の世界大恐慌である。
ウォール街の株式大暴落が多くの企業の倒産につながったというのはまだ分かるが、しかし、世界中の生産活動がストップしたわけでもないのに、なぜ世界中のほとんどの人が職を失い明日のパンにも不足するような状態になったのか、そのメカニズムがどうしても分からない。このあたりを説明した文章をこれまで読んだこともないのである。
誰かが意図的に大恐慌を起こし、カネの流通をストップさせた(逆に、カネの流通をストップさせたために大恐慌になった、とも言える)、としか思えない。その目的はもちろん、倒産寸前の大企業や暴落した資産を底値で買い占め、世界的規模の資産移動(資産吸収)を起こすためである。しかし、そう書いた本はほとんど無い。それができるのはもちろん金融界の支配者のみである。銀行も倒産したではないか、というのは反対証明にはならない。偽装倒産など容易であり、倒産によってむしろ顧客から預かったカネを着服できる。
この推測が正しければ、史上最大の経済犯罪と言えるだろう。それによって死んだ人間は、あるいは戦争に匹敵するのではないか。

近代の戦争と恐慌は経済的目的によって意図的に起こされるものだ、と私は思っている。

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