「阿修羅」から転載。
いい記事である。
しかし、一番の問題は、「9.11」のような、当初から自作自演であることが明白だった稚拙そのものの詐欺行為でも、政府が堂々とやれば、それが罷り通るということだ。つまり、政治というものは「口実」(大義名分)さえあればそれが嘘であってもまったくかまわない、というものなのである。「公約なんて守る必要があるんですか」と小泉首相が平然と口にしたのをまだ覚えている人も多いだろう。しかも、明らかな民主主義否定のこの発言について、マスコミでも国会でもほとんど問題にもされなかったのだ。
つまり、権力の座や、その周辺にいる人間(特に高級官僚)にとって言葉とは嘘をつくためのものなのである。だから、嘘に対する不感症が蔓延していて、嘘をつくことへの罪悪感などまったく無い。
御用学者というのもマスコミも、嘘を広め、国民を洗脳するための装置だ。御用学者やマスコミは、自分のついた嘘がばれても平然としたものである。一般国民がそれに対してどうしようもなく無力であることを知っているからだ。そして時々「ガス抜き」のための謝罪という猿芝居を行い、また嘘の上に嘘を重ねていく。
私が専門家や権威や常識を信じず、ただ自分の目と頭で判断するようになったのは、20年ほど前に、大学受験生相手に小論文を教えるという仕事の都合上、以前はまったく興味のなかった歴史や政治や経済について独学し始めてからである。それまでは学校教育とマスコミによって教え込まれた「常識」しか頭には無かった。そして、自分で調べ、考えた結果、世間ではいわゆる「陰謀論」扱いされているユダヤ系金融資本が世界を支配している、という考えこそが世界歴史と世界政治の真実だ、という結論になった。それが私と「学校教育・マスコミ常識」との決別であった。
しかし、大学受験の小論文でそういう「真実」を書けば、生徒が不合格になることは目に見えている。そのため、私自身も常識という嘘をある程度は教えるしかなかったのである。たとえば、「地球温暖化は嘘である」という趣旨の小論文を書けば、当時の状況からして、(いや、今でもそうかもしれない)まず不合格になっただろう。だから、私も「地球温暖化」は存在するものとして教えるしかない。「地球温暖化」は一例だが、「タブラ・ラサ(白紙)」である生徒に嘘を教えて、その白紙を汚すというのは苦しい仕事だった。その仕事を辞めた時は、悪事に加担することから解放された気分であった。
そういう経験があるから、山科恭介氏の、学校の社会科教育で嘘ばかり教えられたことで学校教師を批判した記事などを読んでも、学校の先生を責めるのは筋違いだと思うのである。それは、あくまで「生徒のため」なのだ。真実を教えればその生徒を不幸にするならば、嘘を教えるしかないではないか。
つまり、社会全体にそういう「虚偽を強いる枠組み」というのが完全に構築されているのである。それに批判的な者、反抗する者は処罰され、排除されることになっている。そして、世間の大多数はそういう事実に気がついてもいない。つまり、日本、あるいは世界は、もうずっと前からオーウェルの「1984年」状態だったのである。世間のほとんどの人間は「偽りの現実」の中で生活し、朦朧とした精神で生きてきた。
そういう現実が、3.11以降少しは見えてきたのだが、その「綻び」も次第に修復され、再び「全国民洗脳状態」に戻りつつある、ということである。
(以下引用)
アイリーン・美緒子・スミスさんが語った、水俣と福島に共通する10の手口
http://www.asyura2.com/12/genpatu27/msg/147.html
投稿者 魑魅魍魎男 日時 2012 年 9 月 06 日 11:57:24: FpBksTgsjX9Gw
http://blogblues.exblog.jp/14764116/
http://sekaitabi.com/10teguchi.html
(毎日新聞 2012年2月27日)
1、誰も責任を取らない/縦割り組織を利用する
2、被害者や世論を混乱させ、「賛否両論」に持ち込む
3、被害者同士を対立させる
4、データを取らない/証拠を残さない
5、ひたすら時間稼ぎをする
6、被害を過小評価するような調査をする
7、被害者を疲弊させ、あきらめさせる
8、認定制度を作り、被害者数を絞り込む
9、海外に情報を発信しない
10、御用学者を呼び、国際会議を開く
-------(コメント)---------
全くその通りですね。
政治家や役人、企業は、水俣病から全く何も学んでいません。
原因を正直に認めて早く対策を打てば被害も最小限で済むのに、
出費をケチって結果的には被害がとんでもない規模になり莫大な損失となる。
今回も同じような結末となるでしょうが、水俣とは比較にならない規模ですから、
国家崩壊寸前まで行くでしょう。
いい記事である。
しかし、一番の問題は、「9.11」のような、当初から自作自演であることが明白だった稚拙そのものの詐欺行為でも、政府が堂々とやれば、それが罷り通るということだ。つまり、政治というものは「口実」(大義名分)さえあればそれが嘘であってもまったくかまわない、というものなのである。「公約なんて守る必要があるんですか」と小泉首相が平然と口にしたのをまだ覚えている人も多いだろう。しかも、明らかな民主主義否定のこの発言について、マスコミでも国会でもほとんど問題にもされなかったのだ。
つまり、権力の座や、その周辺にいる人間(特に高級官僚)にとって言葉とは嘘をつくためのものなのである。だから、嘘に対する不感症が蔓延していて、嘘をつくことへの罪悪感などまったく無い。
御用学者というのもマスコミも、嘘を広め、国民を洗脳するための装置だ。御用学者やマスコミは、自分のついた嘘がばれても平然としたものである。一般国民がそれに対してどうしようもなく無力であることを知っているからだ。そして時々「ガス抜き」のための謝罪という猿芝居を行い、また嘘の上に嘘を重ねていく。
私が専門家や権威や常識を信じず、ただ自分の目と頭で判断するようになったのは、20年ほど前に、大学受験生相手に小論文を教えるという仕事の都合上、以前はまったく興味のなかった歴史や政治や経済について独学し始めてからである。それまでは学校教育とマスコミによって教え込まれた「常識」しか頭には無かった。そして、自分で調べ、考えた結果、世間ではいわゆる「陰謀論」扱いされているユダヤ系金融資本が世界を支配している、という考えこそが世界歴史と世界政治の真実だ、という結論になった。それが私と「学校教育・マスコミ常識」との決別であった。
しかし、大学受験の小論文でそういう「真実」を書けば、生徒が不合格になることは目に見えている。そのため、私自身も常識という嘘をある程度は教えるしかなかったのである。たとえば、「地球温暖化は嘘である」という趣旨の小論文を書けば、当時の状況からして、(いや、今でもそうかもしれない)まず不合格になっただろう。だから、私も「地球温暖化」は存在するものとして教えるしかない。「地球温暖化」は一例だが、「タブラ・ラサ(白紙)」である生徒に嘘を教えて、その白紙を汚すというのは苦しい仕事だった。その仕事を辞めた時は、悪事に加担することから解放された気分であった。
そういう経験があるから、山科恭介氏の、学校の社会科教育で嘘ばかり教えられたことで学校教師を批判した記事などを読んでも、学校の先生を責めるのは筋違いだと思うのである。それは、あくまで「生徒のため」なのだ。真実を教えればその生徒を不幸にするならば、嘘を教えるしかないではないか。
つまり、社会全体にそういう「虚偽を強いる枠組み」というのが完全に構築されているのである。それに批判的な者、反抗する者は処罰され、排除されることになっている。そして、世間の大多数はそういう事実に気がついてもいない。つまり、日本、あるいは世界は、もうずっと前からオーウェルの「1984年」状態だったのである。世間のほとんどの人間は「偽りの現実」の中で生活し、朦朧とした精神で生きてきた。
そういう現実が、3.11以降少しは見えてきたのだが、その「綻び」も次第に修復され、再び「全国民洗脳状態」に戻りつつある、ということである。
(以下引用)
アイリーン・美緒子・スミスさんが語った、水俣と福島に共通する10の手口
http://www.asyura2.com/12/genpatu27/msg/147.html
投稿者 魑魅魍魎男 日時 2012 年 9 月 06 日 11:57:24: FpBksTgsjX9Gw
http://blogblues.exblog.jp/14764116/
http://sekaitabi.com/10teguchi.html
(毎日新聞 2012年2月27日)
1、誰も責任を取らない/縦割り組織を利用する
2、被害者や世論を混乱させ、「賛否両論」に持ち込む
3、被害者同士を対立させる
4、データを取らない/証拠を残さない
5、ひたすら時間稼ぎをする
6、被害を過小評価するような調査をする
7、被害者を疲弊させ、あきらめさせる
8、認定制度を作り、被害者数を絞り込む
9、海外に情報を発信しない
10、御用学者を呼び、国際会議を開く
-------(コメント)---------
全くその通りですね。
政治家や役人、企業は、水俣病から全く何も学んでいません。
原因を正直に認めて早く対策を打てば被害も最小限で済むのに、
出費をケチって結果的には被害がとんでもない規模になり莫大な損失となる。
今回も同じような結末となるでしょうが、水俣とは比較にならない規模ですから、
国家崩壊寸前まで行くでしょう。
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