「崖っぷち社長のブログ」経由で事件の存在を知り、「シンシアリーのブログ」というブログに行き着いて詳細を知った。下記記事がそれである。
事件そのものは今年の5月22日に起こっている(ローンスター対韓国政府の争いはもう数年になるらしい)ようだが、ISDとして扱うのがその6ヶ月後、つまり今から二ヶ月後の11月になるので、問題はまだ水面下の状態にあるわけだ。
したがって、ごく一部の韓国ワッチャーしかこの問題は知らないのだが、ISDと言うと、言うまでもなくTPP(この場合は、その前身のFTAだが)の中でももっとも問題視されている条項だ。つまり、国際企業の不利益に対し、企業が相手政府そのものを裁判にかけ、高額な賠償金をせしめることができる、というものである。つまり、裁判を行う主体は国家より上に立つ存在となるわけで、それがユダ系国際資本の支配下にあるのは自ずと知れたことだろう。
つまり、この事件はISDがどういうものか、全世界の目にはっきりと知らせる重大事件になる可能性があるわけだ。企業が国家の上位存在となった有様を世界中が目撃すれば、TPP加盟など愚の骨頂であることも明らかになる。
このローンスター対韓国政府の争いは、韓国政府には悪いが日本政府と日本の国会議員、日本国民にとってはいいモルモットになる。この成り行き次第で、TPP参加というものの本質が明らかになるからである。
(以下「シンシアリーのブログ」から引用)
「ISD」第一号? ローンスター、韓国を国際提訴か
2012-05-30 10:54:22
テーマ:不思議の国のアリラン
ISDって何ですか?という方はこちら↓の「ISDって適用事例」からどうぞ
http://ameblo.jp/sincerelee/entry-11066273021.html
長くなるので本エントリーでは書きませんが、PEFのローンスターと韓国政府の間では何年もの「喧嘩」がありました。
ローンスターは合法的に利益を上げたとしていますし、韓国は「食い逃げだ」と非難しています。
ローンスターは外換銀行の売却などを通じて韓国で4兆6千億ウォンの利益を上げたとされています。
これは韓国のIMF入りという「無条件降伏」の延長線上にあるもので、韓国としては植民地から利益を吸い取る列強にしか見えなかったでしょうけど、ローンスターとしてみると合法的な商売だった、ということです。
実際、韓国は「IMFの時」以来、海外投資家たちの「遊び場」になっています。世の中にタダは無いんですよね。
最近の出来事としては、韓国でもっとも地価の高い江南(カンナム)駅周辺の「スタータワー」というビルの売却にともなう法人税関連訴訟でローンスターは最終敗訴しました。 国税庁とも外換銀行売却に対する訴訟が今の進行中です。
両方、感情的になるしかない状態です。
・・・・正直資本主義の横暴という側面が無くはないですが、1次的な問題は韓国そのものにあると言わざるを得ませんが・・・・
で、そのローンスターですが、
去る22日(現地時間)、ベルギーの韓国大使館に協議を要請する文書を伝達しました。 ローンスターは該当文書で外換銀行に対する投資金回収と関連して韓国政府が恣意的で差別的な措置をしたと指摘、恣意的で矛盾的な課税決定により損害を被ったと主張しているとのことです。
何でベルギーの韓国大使館に?
それは、ISDに持ち込むための手順だという見方が強いようです。
なぜなら、ISDの前には6ヶ月間の「協議」が必要だからです。言い換えれば、これは協議を要請すると言うよりは、「6ヶ月後ISDで行くぜ」という警告であるということです。
ソウル新聞など複数の記事によると、
「ローンスターは昨年3月発効された韓・ベルギー投資保障協定の投資家国家訴訟制(ISD)規定を根拠に国際仲裁裁判所に提訴するものと見られる。 ローンスターが訴訟を提起した場合、ISD訴訟1号になる展望だ。
ISDは外国に投資した企業が現地政府の政策で不利益を受ける場合、該当政府を相手に訴訟できる制度だ。 韓・米自由貿易協定(FTA)ではISDを規定しているけど、韓・ヨーロッパ連合(EU) FTAにはISD規定はない。 しかし、会員国(個別国家)の協定を通じてはISDを認めている。
ローンスターは、外換銀行を引き受け・経営した主体がベルギー所在の子会社(LSF-KEBホールディングス)であるため韓・ベルギー投資保障協定に基づいて国際機構に仲裁申請が可能になったのだ。
早ければ来る11月末頃、ローンスターはISDに提訴する可能性があるという観測が出ている」
、とのことです。
さて、どうなりますかね。ローンスターも韓国も、お互い「合法的なやり方だった」と主張していますが。
「11月末」というのは、上で説明した6ヶ月間の協議期間を考慮しての予測のようですね。
・・・・しかし、この件・・・
韓国のマスコミは「欲望の果」だの「4.6兆食い逃げ」だのと感情的に「韓国は被害者だ」という記事を展開していますが・・・・
そんな対応でいいのかな?
政府はタスク・フォースを構成、対処する構えです。
アメリカとのFTAもあるし、この件、いろいろ注目したいと思います。
http://media.daum.net/economic/newsview?newsid=20120530031115457
http://media.daum.net/economic/others/view.html?cateid=1041&newsid=20120530095715738&p=SpoSeoul
事件そのものは今年の5月22日に起こっている(ローンスター対韓国政府の争いはもう数年になるらしい)ようだが、ISDとして扱うのがその6ヶ月後、つまり今から二ヶ月後の11月になるので、問題はまだ水面下の状態にあるわけだ。
したがって、ごく一部の韓国ワッチャーしかこの問題は知らないのだが、ISDと言うと、言うまでもなくTPP(この場合は、その前身のFTAだが)の中でももっとも問題視されている条項だ。つまり、国際企業の不利益に対し、企業が相手政府そのものを裁判にかけ、高額な賠償金をせしめることができる、というものである。つまり、裁判を行う主体は国家より上に立つ存在となるわけで、それがユダ系国際資本の支配下にあるのは自ずと知れたことだろう。
つまり、この事件はISDがどういうものか、全世界の目にはっきりと知らせる重大事件になる可能性があるわけだ。企業が国家の上位存在となった有様を世界中が目撃すれば、TPP加盟など愚の骨頂であることも明らかになる。
このローンスター対韓国政府の争いは、韓国政府には悪いが日本政府と日本の国会議員、日本国民にとってはいいモルモットになる。この成り行き次第で、TPP参加というものの本質が明らかになるからである。
(以下「シンシアリーのブログ」から引用)
「ISD」第一号? ローンスター、韓国を国際提訴か
2012-05-30 10:54:22
テーマ:不思議の国のアリラン
ISDって何ですか?という方はこちら↓の「ISDって適用事例」からどうぞ
http://ameblo.jp/sincerelee/entry-11066273021.html
長くなるので本エントリーでは書きませんが、PEFのローンスターと韓国政府の間では何年もの「喧嘩」がありました。
ローンスターは合法的に利益を上げたとしていますし、韓国は「食い逃げだ」と非難しています。
ローンスターは外換銀行の売却などを通じて韓国で4兆6千億ウォンの利益を上げたとされています。
これは韓国のIMF入りという「無条件降伏」の延長線上にあるもので、韓国としては植民地から利益を吸い取る列強にしか見えなかったでしょうけど、ローンスターとしてみると合法的な商売だった、ということです。
実際、韓国は「IMFの時」以来、海外投資家たちの「遊び場」になっています。世の中にタダは無いんですよね。
最近の出来事としては、韓国でもっとも地価の高い江南(カンナム)駅周辺の「スタータワー」というビルの売却にともなう法人税関連訴訟でローンスターは最終敗訴しました。 国税庁とも外換銀行売却に対する訴訟が今の進行中です。
両方、感情的になるしかない状態です。
・・・・正直資本主義の横暴という側面が無くはないですが、1次的な問題は韓国そのものにあると言わざるを得ませんが・・・・
で、そのローンスターですが、
去る22日(現地時間)、ベルギーの韓国大使館に協議を要請する文書を伝達しました。 ローンスターは該当文書で外換銀行に対する投資金回収と関連して韓国政府が恣意的で差別的な措置をしたと指摘、恣意的で矛盾的な課税決定により損害を被ったと主張しているとのことです。
何でベルギーの韓国大使館に?
それは、ISDに持ち込むための手順だという見方が強いようです。
なぜなら、ISDの前には6ヶ月間の「協議」が必要だからです。言い換えれば、これは協議を要請すると言うよりは、「6ヶ月後ISDで行くぜ」という警告であるということです。
ソウル新聞など複数の記事によると、
「ローンスターは昨年3月発効された韓・ベルギー投資保障協定の投資家国家訴訟制(ISD)規定を根拠に国際仲裁裁判所に提訴するものと見られる。 ローンスターが訴訟を提起した場合、ISD訴訟1号になる展望だ。
ISDは外国に投資した企業が現地政府の政策で不利益を受ける場合、該当政府を相手に訴訟できる制度だ。 韓・米自由貿易協定(FTA)ではISDを規定しているけど、韓・ヨーロッパ連合(EU) FTAにはISD規定はない。 しかし、会員国(個別国家)の協定を通じてはISDを認めている。
ローンスターは、外換銀行を引き受け・経営した主体がベルギー所在の子会社(LSF-KEBホールディングス)であるため韓・ベルギー投資保障協定に基づいて国際機構に仲裁申請が可能になったのだ。
早ければ来る11月末頃、ローンスターはISDに提訴する可能性があるという観測が出ている」
、とのことです。
さて、どうなりますかね。ローンスターも韓国も、お互い「合法的なやり方だった」と主張していますが。
「11月末」というのは、上で説明した6ヶ月間の協議期間を考慮しての予測のようですね。
・・・・しかし、この件・・・
韓国のマスコミは「欲望の果」だの「4.6兆食い逃げ」だのと感情的に「韓国は被害者だ」という記事を展開していますが・・・・
そんな対応でいいのかな?
政府はタスク・フォースを構成、対処する構えです。
アメリカとのFTAもあるし、この件、いろいろ注目したいと思います。
http://media.daum.net/economic/newsview?newsid=20120530031115457
http://media.daum.net/economic/others/view.html?cateid=1041&newsid=20120530095715738&p=SpoSeoul
PR
コメント