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徽宗皇帝のブログ

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公共料金という「生存税」
「ギャラリー酔いどれ」から転載。

石油や天然ガスも安くなりますから公共料金が安くなる。

これは、実質所得が増えたのと同じなのです。


まさに、これこそ円高の最大のメリットだろう。これに比べれば、円安のメリットなどゼロに等しい。輸出企業が潤ってもトリクルダウンなど無いことは、竹中売国奴ですら明言している。下記記事中にもあるが、輸入食品の値段が下がるのも、食料自給率の低い日本の国民にとっては大きなメリットだ。
公共料金の話に戻るが、これこそが国民を苦しめる最大のものだろう。他の支出は切り詰めることができるが、公共料金は言われるままに払うしかない。ほとんど、見えない税金である。「生存税」www 
電力自由化が始まっているという話だが、それでどんなメリットが消費者にあるのか、ほとんど話題にすらならない状況である。つまり、スズメの涙ほどの差しか無い、ということだろう。庶民は低収入に苦しみ、生活防衛のために、カネを使わなくなっている。一般企業はモノが売れないから低価格にするしかなく、企業も苦しい。悪循環である。カネはどこへ行ったのかwww

国会前で無収入低収入の人間が集団焼身自殺でもして、国際社会からの非難でもないと、この政府は動かないのだろう。


(以下引用)


http://www.dailyshincho.jp/article/2016/06131700/?all=1
デイリー新潮  2016年6月16日号
今再びの1ドル100円時代をどう生きるか 
 「悪いことではないとの意見も

より抜粋、

そして、為替のトレンドラインをそのまま伸ばしてゆくと、
参院選が行われる前後には1ドル100円にタッチしてしまうのだ。


日本は「内需大国」

「そうなると、日本経済の稼ぎ頭だった輸出産業の受けるダメージが心配です」

と言うのはファイナンシャル・プランナーの深野康彦氏だ。

「今年の2月に内閣府が発表した『平成27年度 企業行動に関するアンケート調査』
によると、2015年の輸出企業の採算レートは1ドル103・2円となっている。

つまり、この水準を超えて円高になると、
赤字を出す輸出企業が増えてくる計算になります」

日本一の稼ぎ頭、トヨタ自動車も急激な円高で
来期の営業利益が4割減になると明らかにしているのはご存じのとおり。

また、このまま円高が進んでしまうと、政府が掲げる
「2020年に訪日観光客4000万人、旅行消費額8兆円」という目標も危うくなってくる。
頼みの輸出産業の利益が減り、数少ない成長産業と見込んでいたインバウンドも
掛け声倒れに終わってしまうとなれば、日本はどうなってしまうのだろうか。


だが、「1ドル100円台でとどまるのなら、むしろ日本にとって悪いことではありません」

と言うのは、同じ深野氏である。

「日本では、これまで輸出で稼ぐために円安がいいと言われてきました。

実際、円安になると日経平均株価が上がりますからね。

しかし、GDPで見ると日本の輸出産業は全体の14・5%しか占めていない。

残りの8割強は内需産業で、そもそも日本は内需大国
なのです


円高になればスーパーは“円高還元セール”をやってくれるし、海外旅行だって安くなる。

小麦や肉など食品はもちろん石油や天然ガスも安くなりますから公共料金が安くなる。

これは、実質所得が増えたのと同じなのです。

1ドル100円~110円ぐらいの為替レートが、外国からプレッシャーを受けずに

やってゆける適正レートともいえるのです」

アベノミクスが始まってから3年余、国民の所得が上がらないこともあって、

肝心の消費も一向に伸びていない。

不景気の思い出しかない「円高時代」だが、

1ドル100円台なら、戻ってみるのも悪くない?



トヨタが納税を始めたのはつい最近の事。

節税=大企業優遇税制でロクに納税しておらぬわけです。

パナマ、ケイマンその他のオフショアがバレましたわなぁ。

まさにtanuki氏の言うごとく、

国が借金して全部ちゃらにする、

「現代の徳政令と、豪商の取り潰し」ですよ。

カネがないわけじゃない、隠匿しておるわけだからw




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