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徽宗皇帝のブログ

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共産党の「党首公選制」(あるいは民主集中制)について
「逝きし世の面影」ブログの記事の一部だが、関連記事を例の「前・中・後」の三題噺形式の前と後に載せるという分かりにくい構成なので、より重要で分かりやすい「後」の部分だけ転載する。「赤旗」記事の部分だけでも「事件」の概要と、「何が問題か」がよく分かる。ただし、「赤旗」の意見に賛同するかどうかは読者各自の問題だ。
私は、党首公選制論議の前に、共産党の「民主集中制」の是非について真面目な論議をするべきだと思う。まさか、神の託宣でもあるまいし、「民主集中制」が不磨の法典であることにはならないだろう。共産党の歴史と現状に鑑みて、「民主集中制」はそのままでいいのかどうか、論じるべきではないか?
宗純氏の「解説」は、例によって韜晦と、根拠不明の断定だらけで、読むとかえって頭が混乱しそうであるwww

(以下引用)

規約と綱領からの逸脱は明らか

――松竹伸幸氏の一連の言動について

赤旗編集局次長 藤田健

2023年1月21日(土) しんぶん赤旗


元日本共産党本部職員で「現役日本共産党員」を名乗る松竹伸幸氏が、記者会見、最近出版した本、ネットTV、週刊誌などで「党首公選制」を主張しています。

自ら同意したはずの党規約に違反する行為

まず指摘しておかなければならないのは、松竹氏の行動が党のルールに反していることです。党規約では、党員は、「中央委員会にいたるどの機関にたいしても、質問し、意見をのべ、回答をもとめる」(第5条第6項)ことができるとしています。松竹氏も「党首公選制」を実施すべきだという意見があるなら、中央委員会に対しても幹部会や常任幹部会に対しても、そうした意見をのべる権利がありました。しかし、松竹氏が、そうした行動をとったことは、これまでただの一度もありません。異論があれば党内で意見をのべるということを一切しないまま、「公開されていない、透明でない」などと外からいきなり攻撃することは、「党の内部問題は、党内で解決する」(第5条第8項)という党の規約を踏み破るものです。


「党首公選制」についていえば、理の必然として、各候補者が多数派を獲得するための活動を奨励する――派閥・分派をつくることを奨励することになっていくからです。


日本共産党規約で「党内に派閥・分派はつくらない」という民主集中制を組織原則として明記(第3条)しており、「党首公選制」という主張は、規約のこの原則と相いれないものです。

「安保条約堅持」と自衛隊合憲を党の「基本政策」にせよと迫る

それでは松竹氏は、何のために「党首公選制」なる主張をとなえているのか。


2021年総選挙で日本共産党が「安全保障問題、とりわけ自衛隊問題での野党間の違いを克服できなかった」として、それが野党共闘の失敗の原因で、「『政権共闘の議論の対象になる』というぐらいのもの(政策)は提示する必要がある」として、安保・自衛隊政策を転換するよう主張しています。


「共産党が現段階で基本政策として採用すべきだと私が考えるのは、結論から言えば、『核抑止抜きの専守防衛』である。日本は専守防衛に徹するべきだし、日米安保条約を堅持するけれども、アメリカの核抑止には頼らず、通常兵器による抑止に留める政策である」


これは、日本共産党の綱領の根幹をなす、国民多数の合意で日米安保条約を廃棄するという立場を根本から投げ捨て、「専守防衛」「日米安保条約の堅持」を党の「基本政策」に位置づけよという要求にほかなりません。


「専守防衛」とは、自衛隊合憲論を前提とした議論だからです。結局、松竹氏の主張は、自衛隊は違憲という党の綱領の立場を根本から投げ捨て、自衛隊合憲論を党の「基本政策」に位置づけよという要求にほかなりません。
(抜粋)
1月21日 赤旗


フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)


松竹 伸幸(まつたけ のぶゆき、1955年 - )は、日本のジャーナリスト編集者かもがわ出版編集主幹。元かもがわ出版編集長、元日本共産党中央委員会勤務員。


日本平和学会会員、日本ジャーナリスト会議出版部会世話人。専門は外交安全保障自衛隊を活かす:21世紀の憲法と防衛を考える会事務局長(代表柳沢協二)、国際刑事法典の制定を国会に求める会事務局長を務める。



昔懐かしい「お玉おばさんでもわかる政治のお話」ブログ


一橋大学時代は共産党系全学連委員長、卒業と同時に中央委員会専従役員となり政策委員会の委員、政治・外交委員会副責任者、安全保障外交部長。共産党国会議員秘書を経て衆議院比例区から立候補もしている。著書多数、HN「超左翼おじさん」を名のってネット空間でも軍事防衛外交問題を論じていた八面六臂の大活躍している護憲派リベラル左翼知識人(エマニュエル・トッドが指摘する先進国の高学歴の知的エリート左翼が特権階級として右傾化してしまう)代表的人物である。


今回の日本共産党(志位和夫)をめぐる驚きの一連の不可解で不気味なやり取りとは、まさに「集団認知症」虚構の共有の左翼版。一つ一つ、部分部分の客観的事実の指摘している事柄自体は「何の間違いでもない」正論である。ところが、集合体としてみればグロテスクな絶対にあり得ないキメラ(化け物)になるという大どんでん返しなのですから不気味である。


観測気球?客が白ける見え見えの八百長芝居


自民党政府に一番近い政治記者として有名な毎日新聞山田孝雄が言うように共産党党首公選制は客寄せ小道具で、主題は日本の軍事外交方針の共産党大転換。鳩山由紀夫「民主党」枝野幸男「立憲民主党」の失敗の結果。仕方なしに日本共産党(志位和夫)を左の自民党に替えるとの八百長プロレス。78年遅れの体制翼賛会の二番煎じの愚行である(★注、一応は真剣にやっている風を装っているがガチンコ勝負ではなくて、相手の急所を絶対に攻めない八百長プロレスが見苦しい)

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