右傾化する社会とマスコミと教育

2014/03/17

「星月夜☆」から転載。
昨日の記事の補足、というより、実はこちらを先に読んでいたのだが、自分の考えをまとめかねているうちに、澤藤氏のブログに行き当たって、そちらを借用したわけである。ネット世界は便利なものだ。私も小保方さんみたいにコピペのことで叩かれるだろうか。（笑）
まあ、小保方さんの件は、彼女がアカデミズムの世界に紛れ込んだ素人であったがゆえの悲喜劇であるだろう。（当人にとってはもちろん悲劇だ。だが、世間の大騒ぎは喜劇である。）しかし、それをマスコミやネット雀があのようにいっせいに叩く、という有様は、まるでナチス全盛時のユダヤ人狩にドイツ国民のほとんどが協力した歴史を思い起こさせる。そう言えば、「アンネの日記」破損事件が時を同じくして起こっていることも不気味である。
後になってみれば、「幾時代かがありまして、茶色い戦争ありました」（中原中也）という、その「幾時代か」がこの頃から始まっていた、ということになるのかもしれない。
下記記事は、教育世界では既にその布石が始まっている、ということである。

（以下引用）

教科書からの洗脳が始まってます★

2014-03-15 22:20:00
テーマ：戦争

竹富町教委、教科書選択問題、是正要求に反発　

「また１年、違法状態続く…」
2014.3.14 21:31 産経新聞
だとこういう書き方です。

沖縄県竹富町の教科書採択問題。同町の慶田盛安三教育長は
１４日、「（教育現場への）政治介入だ」と述べ、国の方針に
従わない意向を示した。

しかし地元の教育関係者からは「新年度までに是正要求に応じなければ、
また１年、違法状態が続くことになる」と懸念する声も上がっている。

　慶田盛教育長はこの日、是正要求について
「政治介入だ。新年度の準備で忙しい時期にするとは考えられない」
と批判。現在の教科書を、引き続き使用する考えを明らかにした。

　竹富町と石垣市、与那国町で構成する
八重山採択地区協議会は平成２３年８月、
翌春から使用する中学公民教科書に育鵬社版を選定した。

しかし竹富町は独自に東京書籍版を採択。
文科省が法令を守るよう指導しても従おうとしなかった。

■育鵬社版は、憲法は米国から押し付けら
れたように書いてあるそうです。

扶桑社の100パーセント出資の子会社で、扶桑社の教科書出版部門が独立
現社長・久保田榮一は、親会社フジテレビジョン
（旧社、現：フジ・メディア・ホールディングス）からの出向者であり、
片桐同様、扶桑社の社長を兼任してます。
愛国心を盛り立てる教科書作成です。

こんな本も出してます。日本を右翼化するための出版社。<