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徽宗皇帝のブログ

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国会議員リコール制度
「カマヤンのツィッター」で知った記事を二つ転載。
国会議員のリコール制度は、あればいいとは思うが、それだと「問題行動や問題発言が表面化した馬鹿な議員」がリコールされるだけで、「陰に隠れて悪事をする議員」は安全無事、となりそうな気がする。まあ、安倍や麻生など知名度の高い「悪性議員」もリコールされるかもしれないから、導入には賛成だ。まずは、歴然とした悪法を推進する議員を排除できればいい。つまり、単純な話、「憲法遵守義務違反」議員は国会議員資格喪失にすればいいだけの話だが、それすらできない、というのが現実だ。司法による国会違憲立法審査が有名無実化している以上、「国会監視委員会」のような機関を作る、というのも一案だが、そうなると、それも権力の手が入って操縦されそうだから、どうにも妙案は無い。誰か賢い人にいい手を考えてほしいものだ。

北九州市民の「育鵬社教科書採択阻止」は朗報である。このような活動を他の都道府県や市町村でもできればいい。北九州市には真の意味の「市民」がたくさんいる、と誇っていいい。なお、真の意味の市民とは、市民自身が政治責任を果たしている市民ということである。
市民の最低の義務が、選挙で棄権しないことである。選挙会場に足を運んで投票すれば、自分が票を入れた政治家のその後の活動が気になり、政治に注目するようになる。そこから政治意識のレベルがどんどん高くなっていくのである。
私の希望としては、国民がもっとフランクに自由に政治談議のできる社会に日本がなってほしいと思っている。支持政党が違うだけでお互いが敵になるような社会は異常である。



(引用1)「アメーバニュース」より転載。

国会議員のリコール制度求む声 自民議員も過去に提唱
2015年08月05日 16時56分
提供:アメーバニュース/政治・社会

 国会議員による不適切な言動が相次いでいることから、ネットでは「国会議員をリコールできる制度を強く求めます」などと、国会議員にもリコール制度を導入することを求める声が出始めている。

 リコールとは、有権者が公職や役員の解職を請求できる制度で「解職請求権」とも呼ばれる。現在、日本では地方議員や、都道府県知事や市町村長などの地方首長、副知事・副市町村長、選挙管理委員、監査委員などの地方役員においては、この制度が適用されているが、総理大臣や国会議員についてはリコール制度が導入されていない。

 地方議員や地方首長のリコールでは有権者の3分の1 以上の署名を集めることで選挙管理委員会に解職を請求することができ、その後に行われる住民投票で有効投票数の過半数が解職に賛成すれば、地方議員や地方首長は失職する。

しかし、国会議員において同様の制度を設けた場合に、有権者の3分の1の署名を集めることが困難であることや、憲法解釈上でもリコール制度を導入するに憲法改正が必要になるという説が有力であり、制度を設けること自体、あまり検討されていないのが現状だという。

 しかし、ネットでは度重なる国会議員の不適切な言動に「国会議員のリコール制度の制定はよ」「アホな議員をリコール出来る権利が必要だと思う」「そろそろ国会議員のリコール制度的なものも必要かもね」との声が上がっている。

 リコールの対象として「法的安定性は関係ない」発言の磯崎陽輔首相補佐官、SEALDsに対して「利己的個人主義」と発言した武藤貴也衆議院議員、セクシーグラビア自叙伝を発売する上西小百合衆議院議員の名が挙がっている。

 なお、自民党の早川忠孝元衆議院議員は2010年のブログで「誰が見ても不適格だと判明した人が内閣総理大臣に就任しているのを黙って見ていなければならない、というのは、国民にとって辛いことではなかろうか。少なくとも、もう辞めてくれ、ぐらいな声を届けるくらいのことは制度上あってもいい」とリコール制度の導入を提案していた。




(引用2)「市民社会フォーラム」というサイトから転載。

北九州市民が育鵬社の教科書の採択を阻止しました

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坂井貴司です。
 転送・転載歓迎。
 
 名古屋市に続いて、北九州市民が良識を発揮しました。
 
 北九州教科書ネットワークからのお知らせです。
 
 7月31日、福岡県北九州市教育委員会は中学校教科書採択を行いました。
 歴史は「日本文教出版」、公民は「教育出版」に決まりました。
 
 安倍首相と日本会議に属する右翼議員や右翼教員が推す育鵬社の教科書を退け
ました。(育鵬社の教科書の執筆者の一人は、福岡県高校教員です)
 
 北九州市は育鵬社の中学校教科書を採択する可能性が高いと言われました。そ
れに危機感を抱いた市民が「北九州教科書を考える会」を結成し、教科書シンポ
ジウム、教科書展示会前の学習会、展示会、アンケート提出、教育委員会会議の
傍聴、複数団体による請願や申し入れを行いました。その地道な努力が育鵬社採
択阻止に結実しました。これらの市民の監視の目は政治的圧力を許しませんでし
た。
 
 「北九州教科書を考える会」の呼びかけに応じて、教科書展示会に多くの市民
が足を運んだことが、育鵬社教科書採択阻止の大きな力になりました。 




(追記)「阿修羅」にこんな記事があったが、「国会議員リコール制度」を新しく作るよりも、こういう「直接行動」の方が、案外効果的ではないだろうか。たった10人程度でも、事務所の前で毎日のように「議員をやめろ」と叫ばれるほうが、ダメージは大きいだろう。人間、面と向かって非難されるのは、大の大人でもきついものだ。権力者に媚びて虎の威を借る狐であるだけの陣笠代議士など、面と向かって面罵されれば泣き出すのではないか。(そういえば、号泣記者会見で有名になった野々村議員というのもいたが、もはや忘却の彼方か。まあ、あの手のクズは議員の中にたくさんいるわけだ。それが、間接民主制度を続ける以上、国民が支払うべき割り前というものだろう。)なお、「引用2」の事例とは逆に、育鵬社の教科書を採択する地方自治体は数を増しており、北九州市の事例はむしろ稀なもののようだ。それほど右翼政権による国民洗脳活動は拡大している、ということである。それで教育した国民が18歳になるのを日本会議などは待望しているのだろう。





<滋賀報告> 武藤議員の地元で落選運動 「戦場にはあなたが行け」(田中龍作ジャーナル)
http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/345.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 8 月 08 日 21:15:05: igsppGRN/E9PQ
   
 
   【滋賀報告】武藤議員の地元で落選運動 「戦場にはあなたが行け」
http://tanakaryusaku.jp/2015/08/00011711
2015年8月8日 20:25 田中龍作ジャーナル


地元だけなく愛媛や東京からの参加者もいた。礒崎陽介・首相補佐官の地元大分でも落選運動が起きるだろうか。=8日、近江八幡駅南口 写真:筆者=


 「武藤議員は北海道の人です。東近江の人ではありません。今すぐ辞職して北海道に帰って下さい」。


 JR近江八幡駅駅頭でマイクを握って呼びかけているのは、地元の女性有権者(40代)だ。


 国会前に集まり戦争反対を訴える若者たちのことを「利己的個人主義」と決めつけ、憲法3原則を否定するかのような持論をツイッターやブログで発信し続ける武藤貴也議員(自民)。


 世論の批判を浴び今や時の人ともなっている。武藤議員の選挙区(滋賀4区)では、とうとう落選運動が巻き起こった。


 きょうは市民10人余りが、地元有権者の行き交う駅に集まった。


 「武藤議員、あなたこそ戦場に行け」「憲法を否定する武藤議員は辞職を!許さへんで」・・・同議員を糾弾するプラカードが翻った。



武藤貴也議員の地元事務所。=8日、近江八幡市 写真:筆者=


 「武藤議員を国会議員に選んだのは、滋賀県民の不徳の致すところ。今後武藤議員のような人間を当選させてはならない」


 「武藤さん、あなたは国家が大切なんですか、それとも国民の命が大切なんですか?」


 ―こう声を張り上げたのは、滋賀2区の男性有権者(会社員・40代)だ。


 冒頭の女性有権者(滋賀4区)は「生活の基盤=平和なのにそれをぶち壊す。世間的には犯罪者と同じ」と顔を真っ赤にしながら話した。


 落選運動の現場には高校生1年生の姿もあった。バスケットボール部の練習を休んで参加した、という。


 「戦争は人間のすることではない。そんなに戦争がしたいならゲームでしろ」。彼は少年らしくストレートに怒りをぶつけた。



「許さへんで」。関西弁のプラカードを持つ男性は終始ぶ然とした表情だった。=8日、近江八幡駅南口 写真:筆者=


 駅からタクシーで10分ほど走った所にある武藤議員の地元事務所を訪ねた。


 事務所員によれば、「(ツイッター上での発言が問題になってから)電話がひっきりなし。北海道から九州まで全国からかかってくる」。


 「日本男児だ、よく言った」などの激励がある一方で「お前が戦争に行け」などという叱責もあるそうだ。


 盆踊りたけなわ。国会議員が地元に溶け込む最高の機会だ。武藤議員は、昨年は盆踊りに帰ってきたが、今年はまだ予定が決まっていないという。


 前出の地元事務所員は「(マスコミが押し寄せて)地元に迷惑をかけてもいけませんからねえ」と説明した。


 『安倍チルドレンとして総理のホンネを代弁しただけなのに・・・』武藤議員は内心悔しがっているのではないだろうか。


 



 

 

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