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徽宗皇帝のブログ

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地球の地軸の傾きの変化と「二酸化炭素地球温暖化説」の相克(どちらが合理的か?)
「大摩邇」所載の「in deep」記事の一部で、「科学的な事実」と思われる部分を中心にし、岡氏の悲観主義的思想の陳述箇所などは省略する。
要するに、最近の「異常気象」なるものは、地球温暖化などとはまったく無関係の、「地球の地軸の傾きの変化」によるものだ、というのが私の主張だ。北極の極移動が事実なら南極の極も移動しているはずで、それは地軸の傾きが変化したとほとんど同意であるはずだ。で、地軸の傾きが変化したとは、大気の流れも海流も変化し、さらにはこれまでの「熱帯・亜熱帯・温帯・亜寒帯・寒帯」と区分されてきた地域の気候も全部、次第に変化するということである。南極やグリーンランドの氷が溶けるなら、それは地球が温暖化したからではなく、寒帯の位置がずれてきたということだろう。
地球の各地の気温は太陽との角度で決まるのだから、地軸の変化(太陽との相関的角度の変化)は各地域の気候に大きな変化を与えるのは理の当然である。各地の四季の気象変化さえ、各地の太陽との角度の変化によるものなのである。もっと簡単な話、一日の中でも太陽が真上にある正午は暑いし、斜めから射す朝や夕方は涼しい。そういうことだ。
科学者たちがそれを言わないのはそれがDSから禁じられているからだろう。つまり「地球温暖化詐欺」の根本的否定になるからだ。だが、この程度のことは、小学校や中学校で習う理科(地学)の初歩の初歩のはずである。ところが「偉い科学者たち」を信じている善良な市民たちは自分の良識(これは万人が持つものだ、とデカルトは言っている。)より権威を信じてしまうのである。

(以下引用)

磁極の移動の加速と「真の極移動」

北極の磁極(地名としての北極ではなく、北の磁場の極としての北極)が非常に早いペースで「移動」し続けていることを知ったのは 10年以上前で、それ以来、記事にしていました。


最近では、昨年 12月の以下の記事があります。


 


[記事] 地球の「北極の移動」速度が劇的に上昇しており、「南北の磁極の不均衡による磁場の崩壊」が近づいているかもしれない。何が起きるかは不明ですが
 In Deep 2021年12月27日


 


1831年に観測が開始されて以来、「北の磁極の移動距離は、 2020年の段階で、2250キロメートルに及んでいる」ことは以前からわかっていますが、1900年代に入り、その動きは加速し、さらに「 21世紀に入ってからさらに加速している」のです。


西暦1900年から2020年までの磁場の移動距離

nature


 


この図が載せられた科学誌ネイチャーの記事のタイトルは以下のようなもので、「この理由は誰にもわからない」のです。


地球の磁場が暴走しているが、地質学者たちにはその理由がわからない
Earth’s magnetic field is acting up and geologists don’t know why
nature 2019/01/09


 


いずれにしましても、とにかく現在「ものすごい速度で、北の磁極が移動」し続けています。


 


最近ふと、10年くらい前に書いた記事の内容を思い出しました。


探しますと、以下の 2012年11月の記事でした。


 


[記事] 地球は「角度 50度以上の傾き」の大陸移動(真の極移動)を過去6度経験している
 In Deep 2012年11月21日


 


記事では、米ハーバード大学の調査をご紹介しています。


この「真の極移動」とは、地球の外殻と呼ばれる表面が以下のように移動する現象です。


過去の地球で起きた「真の極移動」の状況

earthsky.org


 


軸が「50度以上も変化してしまう」のだそうです。


もちろん、急速に起きるものではなく(こんなことが急速に起きてしまったら、あらゆる生物が全滅します)、10万年から 100万年かけて、とハーバード大学の説明にはありました。


 


そして……まあ、今こういうようなことも「何となく少しずつ起きているのではないか」というように思わざるを得ないほどの劇的な変化があります。


2011年にカナダの先住民族の映画監督でもあるザカリアス・クヌットさんという方が撮影した『イヌイットの知識と環境異変』というドキュメント映画があり、そこでは、イヌイットの人たちが、


「星や太陽の位置を含めて何もかも変わってしまった」


ことを述べています。


以下のような「地球の軸が傾いてきているのだと思う」と述べる先住民の方もいました。


先住民族エリヤー・ノードラクさんの発言


 


以下の記事では、このような変化に対しての非常事態を先住民族が宣言したことを取りあげています。


[記事] 「雪も鳥も空も何もかもが変化してしまったのです」 : カナダの北極圏で暮らす先住民族が、気候変動と環境変化に対しての非常事態を宣言
 In Deep 2019年5月25日


 


2015年には、カナダの北極圏やグリーンランド、シベリア、アラスカの地に住む先住民族イヌイットの長老たちが、米 NASA に、「地球の軸が移動している」という警告の書簡を送ったことが報じられています。上の記事の後半に報道があります。


現在の私たちのほとんどは、今は自然そのものを目安にして行動したり、狩猟したりといったことはないですので、変化がわからないようになってしまっていますが、わかる人にはわかるということのようです。


それは、数値だけでは示されないものかもしれないですが、今は現実に、地球の自転の速度があがり、磁極はものすごいペースで北へ移動しています。


「地球全体が傾きつつある」


というようなことが起きているとしても不思議に思わないです。


 


 

大きな気流も海流も崩壊した

あと、「大きな大気の流れが崩壊している」ということも以前から取り上げています。以下は 6年前の記事です。


 


[記事] 地球の気流が壊れた : ジェット気流が赤道を通過して北極から南極に進むという異常すぎる事態。このことにより、この先の気象と気温はこれまでに考えていた以上のカオスとなる可能性が極めて濃厚に
 In Deep 2016年6月30日


[記事] 気流の崩壊は続く : 規則正しく続いてきた成層圏の気流のサイクル「準2年周期振動」の規則性が2015年に崩壊したことがアメリカ地球物理学連合の研究で明らかに
 In Deep 2016年9月4日


 


この「大きな大気の流れ」は、地球全体の気象や気温に大きく関わるもので、まあ、今はこの通りの一種の異常気象ですが、「それまであった大きな大気の流れのいくつかが崩壊」したのなら、この変化は、まだ大きくなっていくと見られます。


それと共に地球の気象と気温を支配している巨大な要素のひとつである「海流の崩壊」も進んでいます。(過去記事の一覧


太陽活動も稀に見るような不安定さのまま進んでいます。(過去記事の一覧


 


そして、最近の記事でご紹介させたていただいた「決定版」が、


「海にプランクトンがいなくなっちゃった」


ということが英国の海洋生物学者が率いる大調査で判明しています。以下の記事でご紹介しています。


 


[記事] 大西洋のプランクトンが「90%減少した」ことが英国の大規模調査で判明。そこから思い出す、地球の二酸化炭素の循環を支配しているものこそプランクトンだということ…
 In Deep 2022年7月18日


 


この記事でご説明していますが、プランクトンが「地球の二酸化炭素の循環を支配している」のです。


ですので、完全にプランクトンがいなくなったりした場合、地球上の二酸化炭素のバランスが徹底的に崩壊すると考えられます。


英国の研究者は、「プランクトンがいなくなった場合、地球は人類が生きていくことができる環境ではなくなる」と述べていますが、すでに過去と比べて 90%のプランクトンがいないのです。


 


すでに地球は、「人類が生きられない環境に移行している」という気もしないでもないのです。

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