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徽宗皇帝のブログ

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基地外揃いのお茶会か?
アメリカ中間選挙におけるオバマ陣営の敗北とティー・パーティについて考察しようと思っていたが、とりあえず、ティー・パーティに対する違和感の原因を簡潔に要約した文章があったので、備忘のために掲載しておく。これは、ティー・パーティを「小さな政府への回帰」を主張する草の根保守運動だとする「茶会」への肯定的意見に対するコメントである。
現在のアメリカは、共和党も民主党も思想的にはごちゃごちゃの状態で、民主党だから庶民優先、共和党だから金持ち優先という単純な二分法ができにくいが、しかし、その原則は変わってはいない。にもかかわらず、圧倒的大多数の庶民(貧民)が共和党を選んだという謎を、近いうちに考えてみたい。つまり、これは日本で自民党がゾンビのように復活したような話なのである。

(以下「阿修羅」記事コメントより引用)

04. 2010年11月04日 17:46:23: j5x66pRKIQ

ティーパーティには、実は支持母体が宗教右翼なので草の根運動とするのは
勝手がいいね。しかも、大資本家から巨額のマネーが動いてるとも言われる。
外交政策では、財政破たん回避や小さな政府を望みながら、軍事費の削減は主張せずに、レーガン時代のような戦争外交で強いアメリカを支持する。また、財政破たん回避を主張するのに、貧困層へ減税は主張せずに、特に大企業や富裕層への減税を主張するなど、かなり虫のいい主張しかしてないね。一般的なリバタリアン運動とはちょっと違うだろう。
社会保障は憲法違反、雇用保険や廃止せよ!などかなり極端な思想で、資本主義が誕生した産業革命時のイギリス?のころの社会を目指してる。労働者保護はアカとかいう主張もある。外交でも冷戦時代をなつかしむように、資本主義vs社会主義という視点が強いし、むしろ、日本のネトウヨに近く、中間所得層でありながら、大企業や強いものを媚びする一方、弱者や弱いものをけなす精神がそこにはある。むしろ、プロ奴隷のアメリカ版に近い。

だから、茶会運動は純粋なリバタリアン運動とは違う。もちろんそういう目的で参加してる人もいるが、主軸をなすのはあくまで、狂信的宗教右翼で、ペイリン大統領が茶会運動の頂点に立つ。



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