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徽宗皇帝のブログ

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大阪市長選挙を橋下の「不戦勝」にしてはならない
「阿修羅」から転載。
産経は読売に次いで大嫌いな新聞だが、下記記事は事実しか載せていないようだから、問題は無さそうだ。(もちろん、朝日、毎日も嫌いであるから、新聞はコンビニで時々スポーツ紙を買うだけだ。)
さて、大阪市長選だが、「大義の無い選挙だ」として、維新以外の政党が候補を立てないのはいいとして、なぜ著名人が立候補しないのか、疑問である。大阪では橋下には勝てない、と最初から逃げ腰であるのだろうか。なあに、腐れ外道の橋下「でも」勝てるのが大阪なのである。橋下以上のタレントを立てれば、勝つことは可能だろう。
菅原文太でも吉永小百合でもいいではないか。誰であっても橋下の百万倍はマシだろう。あるいは、今の諸政党の有様に我慢がならないでいる、プロ政治家を立ててもいい。何なら、細川の殿様でもいいではないか。なぜ、東京に拘ることがあるのか。原発は全国にあるのだから、大阪から反原発運動を進めてもいいだろう。
残念なことに、今の日本の民度では、選挙は「タレントの人気投票」にしかならない。政治家もタレントの一種として考えられているのである。したがって、選挙においては、「テレビに出ている人間」には勝てないことになっている。より詳しく言えば、「テレビに出ている人間で、弁論がうまく、頭が良さそうに見えて、知的職業に就いている」人間が最強だ。つまり、橋下のような人間が、残念ながら選挙では強いのである。いくらその弁論がインチキで、人間性が最悪でも、テレビではそれはいくらでもごまかせるのである。
あえて言うが、小沢一郎でも亀井静香でも、橋下との一騎打ちでは勝てないだろう。それは要するに、政治家としてではなく、タレントとしての知名度の問題だ。
要するに、橋下を倒すには、橋下以上の「タレント」を持ってくるしかない。細川などもそうした「タレント」の一人である。小沢一郎が(社会を改革するには)「神輿が必要だ」、と常々言っているのは、日本の選挙のそうした実態を熟知しているからだろう。
仮に、そうした「タレント」の擁立が不可能ならば、今回の大阪市長選挙に関してだけは大々的な「棄権」運動をするしかないだろう。投票率が40%を切るようならば、この無意味な選挙を引き起こした罪によって橋下を糾弾する、というのが他政党の取るべき道である。




(以下引用)



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140309-00000518-san-pol
産経新聞 3月9日(日)17時41分配信

 出直し大阪市長選が9日告示され、2週間の選挙戦がスタートした。日本維新の会傘下の地域政党「大阪維新の会」代表の前職、橋下徹氏(44)=日本維新の会推薦、無所属新人で元派遣社員の二野宮茂雄氏(37)、諸派新人で政治団体代表のマック赤坂氏(65)、無所属新人で政治団体代表の藤島利久氏(51)の4人が立候補を届け出た。


 大阪府と大阪市を再編する維新の看板政策「大阪都構想」の設計図作りを進めることの是非を争点にする橋下氏に対して、自民、公明、民主、共産各党が反発。「大義のない選挙」と橋下氏の独り相撲を強調するため、候補者擁立の見送りで足並みをそろえた。橋下氏以外の候補が大きな支援組織を持たないという異例の選挙戦となり、投票率も注目される。投開票は23日。


 橋下氏は都構想の制度設計を行う特別区設置協議会(法定協)で区割り案の絞り込みを他党に反対され、任期途中で辞職。出直し選の公約で「都構想の設計図を今夏までに示す」とし、法定協の反都構想メンバーを交代させるとしている。


 市選挙管理委員会によると、8日現在の選挙人名簿登録者数は214万2823人。





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