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徽宗皇帝のブログ

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小沢、投了
小沢復権の目は完全に断たれたようである。
私は菅総理を見くびっていた。少なくとも、権力闘争にかけては達人だ。裁判官訴追委員会と弾劾裁判所の両方のトップを露骨な反小沢の人間にされては、小沢を無罪にできる裁判官はいない。下記記事の言うとおりである。将棋で言えば、脆弱な守りしかしていない相手に、手持ちの大駒をすべて投入して完璧な攻撃陣、包囲網を作ったようなものだ。
小沢、投了、か。
べつに小沢一郎だけに日本再生の希望をつないでいたわけではないが、これで日本再生の道が非常に困難になったことは確かである。
このダメージは大きい。
だが、この戦いで、敵は一部の人間、味方は日本国民のほとんどなのである。政治家ばかりに期待し、頼る我々もダメだったのだ。
最後の最後には、天皇という「玉」を動かして政権を奪取した明治維新の故事もある。本物の愛国心と義侠心を持った勇敢な人間もたくさんいるはずだ。
最後の最後まで絶望はするまい。



(以下「阿修羅」から引用)


前原誠司復権の裏に菅直人の薄汚い計算がある(稗史倭人伝)
http://www.asyura2.com/11/senkyo111/msg/759.html
投稿者 判官びいき 日時 2011 年 4 月 18 日 09:59:43: wiJQFJOyM8OJo


菅直人の狂気はどこからきているのだろう。狂人の心中を思いやっても仕方がないことながら、それでもクビを捻ってしまう。菅直人は、自分の延命と小沢一郎の封殺が絡み合ったよこしまな道をひたすら歩み続けている。

裁判官訴追委員長に前原前外相 民主、人事内定 (asahi.com 2011年4月17日)
民主党は15日、衆参両院議員で構成する裁判官訴追委員会の委員長に前原誠司前外相を充てる人事を内定した。在日韓国人からの政治献金を受け取ったとして3月上旬に外相を引責辞任してから役職に就くのは初めて。新設の衆院郵政改革特別委員長に内定した赤松広隆・裁判官訴追委員長の後任。

この人事にもまた菅直人の薄汚さが現れている。前原誠司は外国籍のおばちゃんから25万円の献金を受けていたことの責任をとって外務大臣を辞めたばかりである。その前原をどさくさ紛れに復帰させてしまった。参議院で問責決議を受けて官房長官を退いていた仙谷を、あっという間に官房副長官に起用したと同じ流れのようだが、これはもっとたちが悪い。

前原と同じ疑惑は菅直人にも持ち上がっていた。大地震の数時間前には辞職必至というところまできていた。104万円の献金を外国人から受けていたということが突如浮上したのである。菅直人は、震災のどさくさ紛れにその104万円を返してしまったが、その事実が消えたわけではない。

前原復権が通れば、自分の疑惑もうやむやにしてしまえるだろうという計算が働いている。愚かな国民に対して、免疫療法を施したということだろう。菅直人にとってこの人事はさらに重要な意味を持つ。これは2週間ほど前のある人事と一体のものであろう。

弾劾裁判長に牧野氏 (産経ニュース 2011.3.31 )
裁判官弾劾裁判所は31日の裁判員会議で、同日任期満了となる今野東裁判長(参院議員)の後任に、牧野聖修衆院議員を互選した。任期は4月1日から平成24年3月31日まで。

ご承知のように、弾劾裁判所はこの国で唯一裁判官を辞めさせることができる機関である。その弾劾裁判長に菅直人は牧野聖修を据えたのである。それからわずか2週間あまりで、前原誠司を訴追委員会委員長に配置した。弾劾裁判所は訴追委員会の訴追を受けて、裁判官の弾劾裁判を行うことになる。

菅直人にとっては、弾劾裁判所だけでは不十分だったのである。訴追委員会と弾劾裁判所の両方を握ってこそ、裁判所を牛耳れるのだ。小沢一郎の裁判を抱えている裁判官にとっては大きな圧力になるであろう。

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