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徽宗皇帝のブログ

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小沢新党へのアドバイス
少し古い記事だが、田中宇のサイトから部分転載。まあ、断らなくても部分だけコピーして転載というのはよくやることだが。でまあ、なぜ部分転載かと言うと、この後は有料ページになるからだ。私は有料ページや会員制サイトには登録しない主義なので、この後の記事は読めない。
しかし、ここに書かれた部分は、もう一度TPPの意味を考える上で大事なことなので、転載した。
これはずっと前に森ゆうこが言ったことでもある。つまりTPPとは何かということをたった一言「国家が主権を失うことだ」と言ったのである。この鮮やかな定義に私はほとんど茫然とし、森ゆうこは度胸があり、信念があり、行動力があり、誠実なだけではなく、実に頭がいい人間だ、と知ったのである。これで美人だと政治家としてはかえって問題だが(女は自分以外の美人が嫌いだから、女性票が多分減る)顔もまあ政治家向きだ。
ということで、私は森ゆうこを総理候補に一番ふさわしい人間だと思っているわけだ。このことは過去ログなどに書いてあると思う。もちろん、小沢総理とか亀井静香総理でもいい。しかし、人類の半分は女性であるし、どうも日本では(我が家だけではなく)男より女の方が頭もいいし、しっかりしているようだから、ここは日本初の女性総理誕生を目指して、新党の顔にしてはどうか。
もちろん、新党党首は小沢でいい。しかし、総理には森ゆうこを考えている、と明言しておくわけだ。そうすれば、黙っていても女性票の8割は獲得できると私は読んでいる。それは、社会党が土井たか子を党首にした時の大躍進を覚えているからだ。
左翼嫌いの日本人が、左翼の社会党にあれだけ投票したのは、あの時だけだろう。
だが、土井たか子は鳩山小沢が放逐された民主党内部クーデターと同様に、党内クーデターで実権を失い、社会党は村山らによって右傾化し、どんどん地盤沈下していった。その最後の灯が福島瑞穂であるのは言うまでもないだろう。
小沢は「国民の生活が一番党」みたいなダサイ党名をつけるセンスでは、次回選挙は戦えない。電通に負けないくらいの宣伝戦略を考えないと選挙に勝てないだろう。幸い、ネット上にはブレーン候補として、山科恭介、あいば達也、山岸明月その他、小沢ファンで頭も良く、センスのいい人間はたくさんいる。大衆心理の把握なら、私だって多少の自信はある。ゲッペルスくらいのレベルの人間はたくさんいるのだから、金任せの強引な宣伝しか能の無い電通なぞ目じゃないよ。
ということで、引用文とはまったく関係のない文章になったが、小沢は「反消費税」「反原発」「反TPP」「反四大マスコミ紙」「反官僚政治」「反経団連」などを明確なマニフェストとして打ちだすべきである。そして、橋下との連合などという馬鹿な考えはやめるように忠告する。
確かに、それで多少の票は取れるだろうが、失う票はそれ以上に多いはずだ。それに橋下の危険性は何度も書いてきたとおりだ。多分、ユダ金の傀儡でもある。つまり、日本国民の富をユダ金に渡すためにすべてのお膳立てをしているのである。
小沢が手を結ぶべき相手は、鳩山はもちろんだが、亀井静香、鈴木宗男、福島瑞穂、田中康夫、それにできれば志位和夫などだ。そして前にも書いたが、消費者団体連合会会長(これ、覚えにくい名前だ)の清水信次氏との協力関係を作ることである。マスコミとしては東京新聞と大阪日日新聞、その他地方新聞に協力を求めることである。四大マスコミ紙が大嘘つきであることを明確にアナウンスすることは、小沢潰しへの強い防御盾になるだろう。
すっかり引用文から話が離れてしまったが、まあ、私の文章なんてこんなものだ。書きながら考える主義なので、書き始めと書き終わりが一致しないことなどしょっちゅうである。『吾輩は猫である』の苦沙弥先生の文章と同じで、行雲流水の如く「出づるかと思へば忽ち消え、逝いては長(とこしな)へに帰るを忘る」のである。

注:私がこの文章を書いたのは数日前だが、べつに数日で無意味になる内容でもないので、今日掲載した。

(以下引用)


◆国権を剥奪するTP
 【2012年7月2日】 日本では官僚機構内部にもTPP参加に反対の勢力が多い。TPPに入ると、いくつもの分野で、日本の中央官庁がやってきた日本流の行政システムを放棄し、米国の大企業が米政府を通じて決めた米国の行政システムを導入しなければならない。これは、官僚が日本国内に対して持っている権力を失い、日本が米国の直轄領になることを意味している。日本は戦後、外交軍事や通貨金融の面で対米従属だが、その他の部門は官僚機構による自治が認められていた。TPPは、その自治を減らすものだ。外務省などは対米従属の維持のためにTPPに入るべきと言うが、官僚機構の全体としてはTPPに賛成できない。

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