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徽宗皇帝のブログ

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山科恭介の世界情勢分析
山科恭介のブログ記事後半を転載する。
現今の世界情勢についての見事な分析だと思う。いやあ、やはり物事の根幹が見える人間はいい。
私の血液型はB型で、これは森を見て木を見ないタイプ、つまり全体さえ分かれば細部はどうでもいいというタイプだと私は思っている。だから議論などすると穴だらけだから、論争などで勝ったためしがない。世間の人間はどういうわけか、細部にやたらとこだわるタイプが多いのである。学者の世界などその典型だ。でまあ、山科氏の言葉は、常に、物事を大きくとらえており、そこが大好きだ。血液型は知らないが。(もちろん、血液型云々は半分冗談だが、案外と性格の分類としては面白いのである。)
今年の初めに、今年2012年は世界史的な転換の年になるのではないか、という感想を書いたが、それが本当になりそうな感じである。もちろん、それには「産みの苦しみ」が伴うはずだが、その後にはよりよい世界があるような気がする。とまあ、マドモワゼル愛さんあたりが書きそうな感想を書いてしまった。
下記記事の中で、「北方領土問題があるのは日本にとってよかった。ロシアとの関係のとっかかりがあるからである」という趣旨の発言は非常に面白い。頭のいい人間は物事をこういう風に考えるものだ、という好例である。


(以下引用)


ロシアではプーチンが名実ともに復活した。
彼は田中角栄同様に徹底した民族政治家なので、ロシアの利益第一に行動することもまた自明だが、彼は現中国政権と同じで日本にはまだ見込みがあると考えているフシがある。
むろん、「やつら」 を追い出してしまった成果を引っさげて。(笑)
その意味で、結果論であり皮肉なことなのだが、北方領土問題が未解決なのは意外と意味のあることなのかも知れない。外交の 「とっかかり」 が担保されているからである。

フランスは、その威厳を保たんと現職大統領にNGを突きつけ、米国との関係性改善(仏国の立場として)の方向に向かった。ロス茶のお膝元であるにも関わらず。(爆)
そして、現中国政権は、経済的には苛烈なる資本主義経済を推し進め、同時に、政治的には旧反動勢力(江沢民一派)の一掃に突き進んでいる。
イランは、依然として対イスラエルとの戦いの姿勢を崩さない。これは今後も変わることは無いだろう。同様に、米国もイスラエルロビーの影響を色濃くうけ、対イラン強行策に突き進むことも間違いない。

昔からイランとロシア及び中国とは友好的な関係を築いているし、中国とロシアは昨今、接近し始めた。その他、ギリシャなど小国の政変などもあるのだが、これとて小さな出来事では無いかも知れない。ユーロ危機は依然として収まらず、欧州全体に影響を及ぼしていき、そしてやがては、日本にまでその影響は向かうだろう。事実、東京マーケットは被害甚大だ。(笑)
一方、米国を牛耳っている勢力の粛清が始まっているという人間もいるが、これは話半分としても、明らかに世界が動き始めている。
米国は来たる大統領選挙で、大統領が民主党になろうと共和党になろうと、その政策はまったく変わらないが、この世界の激烈なる変動を小沢一郎は解っているに違いない。
だから、鳩山外交なのだ。

ユダ金と呼ばれる悪党どもが築き上げた金融システムの崩壊を前提にして、世界が動いている。テレビや新聞だけの情報しか入手できず、自らの頭脳で物事を考えない人間には、この激変を直感できないと思う。
では、なぜ中国、ロシア、イランが一つのラインで結ばれるのか?
その理由は、一つしかない。

愚劣なる世界金融が崩壊し、米国が世界リーダーの地位を失うのは時間の問題である。
プーチンは中国と共同歩調をとり、イラン・イスラエル間の紛争を企んでいる勢力に圧力を掛けているのだ。第三次世界大戦の勃発を未然に防ごうとする国家意思の現れである。
中国もロシアもこれからなのだから、ここで戦争など起こされたら、たまったもんじゃない。

現に存在する様々なる米国由来の毒と、ロスチャイルドが作り上げた銀行という魔術に誤魔化されてしまった人間には、哀しいかな、この景色を現実の出来事として見ることは無いだろう。それが不幸なことなのか、幸せなことなのかは判らないが。
だが、
その世界の潮流に、日本が激しく立ち遅れていることだけは確かだ。
もう今からでは、間に合わないかも知れない。
小沢一郎の失われた三年間が返す返すも残念でならない・・・・・

ったくう・・・、馬鹿野郎ども、とんでもないことをしでかしてくれたものだ。

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