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徽宗皇帝のブログ

徽宗皇帝のブログ

幾時代かがありまして
「独りファシズム」から、記事の後半を転載。
私の粗雑な頭は、全体を把握することしかできないが、雪乃氏の強靭な知性は全体を把握するとともに、常に細部をも把握している。こうした人間だけが真に社会の木鐸になれるのだろう。
繰り返しになるが、下記記事の二段落目を箇条書きにする。


1.年金支給年齢を5年以上も引き上げ、
2.国保料や消費税率を倍化し、
3.生活保護や教育費を全面削減し、
4.非正規労働を絶対化し、
5.解雇規制を緩和し、
6.国民皆保険制度を解体し、
7.原発被害の補償を打ち切り、
8.原子炉を増設し、
9.放射能ガレキを全国に撒き散らし、
10.放射性廃棄物レベルの食品流通を励行し、
11.被爆地の児童を抑留し、
12.水道事業を外国人に売り飛ばし、
13.多国籍企業に生活保護予算2倍相当の優遇税制を施し、
14.TPPにより伝統農業を終焉させ国家主権すら譲渡する
などと公言しているキチガイ政党


まさにそのキチガイ政党が来る参議院選で勝利確実だとされているのである。
日本人の知的レベルは12歳程度だ、と言ったマッカーサーの言葉は、まだ過大評価であったらしい。
上の赤字部分をぜひ大新聞は自分の紙面に載せてもらいたいものだ。これが、あなたたち国民が選ぼうとしている政党の政策なのですよ、と。
学校の教師たちは、自分の生徒たちに同じことを言ってもらいたい。そうすれば、「あの教師はアカだ」と生徒や父兄たちに言われるだろう。日本人は大政翼賛会時代からまったく変わっていないのだ。




(以下引用)





共同通信は内閣支持率が68%、成長戦略支持率が65%、原発海外輸出支持率が49%などと参院選を射程に捉え、自民党圧倒有利とする世論を激しく捏造しているのだが、それはつまり白昼のサイキック・ドライビング(精神誘導)なのであり、かくもあからさまに支配集団は国民の知性を冒涜し続けているわけだ。

年金支給年齢を5年以上も引き上げ、国保料や消費税率を倍化し、生活保護や教育費を全面削減し、非正規労働を絶対化し、解雇規制を緩和し、国民皆保険制度を解体し、原発被害の補償を打ち切り、原子炉を増設し、放射能ガレキを全国に撒き散らし、放射性廃棄物レベルの食品流通を励行し、被爆地の児童を抑留し、水道事業を外国人に売り飛ばし、多国籍企業に生活保護予算2倍相当の優遇税制を施し、挙句TPPにより伝統農業を終焉させ国家主権すら譲渡するなどと公言しているキチガイ政党を、国民の7割近くが支持しているわけなどないだろう。

そもそも先の衆院選でプログラム改竄が疑われた集計マシーンを再使用するのであり、また政権のステークホルダーがその運営企業に資本参画するというデタラメであり、さらには野党第一党が検察による国策捜査とメディアバッシングにより実質の解体状態なのだから、はなから国民に選択権など不在なのであり、この国の代表民主制度は二重、三重に殺されていると言えるだろう。これはもはや、正常選挙のため国連軍の監視を要請する第三世界の様相だ。

かつてピサロのアステカ侵略に帯同したカトリック司祭は、ジェノサイドの実践にあたり「その拒否から結果する死と損失は、汝らの落度である」と原住民に宣誓したのだが、今夏の衆院選挙もまた、その後に生起する経済殺戮を有権者の自己責任とする悪意のセレモニーなのであり、あらゆる制度改変による近未来の絶望を、国民のコンセンサスによるものであると既成事実化する儀礼行為に過ぎない。

つまるところ衆参両院で過半数議席を獲得する自民党政権とは、本質として「ヒトラー全権委任法」を制定しヴァイマール憲法を終焉させたナチス・ドイツの再現なのであり、彼らもまた日本憲法を破棄し、平和条項を無効化し、思想・言論弾圧法を施行し、公共福祉と人権原理を解体し、戦争国家に陶酔し、若者を徴兵し、戦地あるいは福島原発に送還し、そのような抑圧の社会構造によって企業利潤の最大化を達成するのであり、近未来にあるのは再生不能の国土と破壊された人間の夥しい残骸である。



ナチスが共産主義者を弾圧したとき

私は不安に駆られたが

自分は共産主義者でなかったから

何の行動も起こさなかった

その次、ナチスは社会主義者を弾圧した

私はさらに不安を感じたが

自分は社会主義者でないので

何の抗議もしなかった

それからナチスは学生、新聞、ユダヤ人と

順次弾圧の輪を広げていき

その度に私の不安は増大したが

それでも私は行動に出なかった

ある日、ついにナチスは教会を弾圧してきた 

そして私は牧師だった

だから行動に立ち上がったが

もうそのときはすべてがあまりにも遅すぎた

(マルチン・ニーメラー牧師)


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