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徽宗皇帝のブログ

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彼らをギロチンにかけろ
「独りファシズム」の最新記事である。私もこの記事にまったく同感する。2009年の衆議院選挙での自公政権の敗北はアンシャンレジュームを国民の力で打ち破った「革命」だったのだが、日本国を米国に売り渡した売国奴の小泉・竹中をギロチンにかけなかったのが最大の誤りであった。つまり、敵勢力を温存したままの革命など革命ではない、ということだ。フランス革命やイギリス革命で貴族や国王を処刑したロベスピエールやクロムウェルの恐怖政治は後世から批判され続けたが、ではそれ以前に貴族や国王のために貧困のうちに死んでいった無数の国民の命はどうでもいいのか、ということだ。貴族や国王が断罪されたのは断罪されるだけの十分な理由があったのである。
飯山老人が「菅総理を呪い殺せ」と叫んでいるが、実際、「国民に対する犯罪」について、死刑があってもいいくらいである。
もちろん、経団連や高級官僚、政治家の大半がその候補である。


(以下引用)


Rose & Blood New!
2011/01/12 21:08今更ながら政権交代で国民が望んでいたのは、「友愛」ではなく「粛清」だったと思うわけです。構造改革から直近10年、経済、財政、社会保障をこれほどまでに覆滅させた挙句、国民資産を簒奪した連中、その氏名や団体名称はほぼ明らかになっているわけです。本来なら政権奪取と同期し斡旋収賄罪、国家公務員法違反、内乱罪、騒乱罪、外患誘致罪をもって寄生虫役人、売国政治屋、腐れ財界人を片っ端から起訴、拘留し社会的に抹殺しておくべきだったでしょ。民主主義を尊守するのであれば逆説的に強権政治も必要悪であり、政権闘争とはすなわち戦争と同義です。

フランス革命を完遂すべく、ジャコバン派のロベス・ピエールは旧支配勢力や対抗勢力、実に2千人余りをギロチン台へ送り恐怖政治を貫徹しました。が、元々は死刑廃止論者の人権派弁護士だったということはあまり知られていません。要は何が正義で何が暴力かは、時勢によって異なるということです。後にロベス・ピエールは失脚し処刑されましたが、最大勢力の重鎮として権勢を振るう立場にありながらも私欲無く、生活も極めて質素で、議会近くの安アパートに起居していたそうです。

先の衆院選は政官財米の保守層が社会資本を寡占するか、一般国民がこれを奪還し格差を克服できるかという事実上の「階級闘争」だったわけです。が、その意味において旧支配勢力を温存させたことは致命的失策であり、鳩山、小沢の失脚をもって一般国民側の敗北は決定的となりました。今更語るまでもなく、現政権は支配勢力の傀儡です。

2万社以上の不要な特殊・公益・独立行政法人を設立した連中。これらに補助金を投じて天下り、財政投融資名目で郵貯、年金、簡保マネーを400兆円規模で毀損させた連中。三角合併、時価会計、持株会社の法改正で東証企業6割を外資へ与させた連中。超低金利政策で預金者金利200兆円を銀行収益に付け替えた連中。6500万労働者の30%を派遣業者へ叩き売りした連中。社会福祉税名目で詐取した消費税210兆円を大企業減税へ充当した連中。国税・地方税全額を公務員給与に充当し、1400兆円の負債を国民に押し付けた連中。本来なら主犯はどいつもこいつも極刑相当にかかわらず、いまだ政財界に跳梁跋扈し、結果として支配構造はなんら変革に至らなかったわけです。

フランス革命当時の財政は歴代の累積債務に加え、アメリカ独立戦争への拠出、王室の浪費、投資損失により逼迫状態で、課税もほぼ限界状態でした。放漫財政によって国民生活は圧迫され餓死者が続出するなか、特権階級は相変わらず暖衣飽食を貪り続けていたわけですから、ぶちきれた庶民がバスチーユ牢獄やヴェルサイユ宮殿を襲撃したのも必定でしょ。当時の記録によれば、宮殿に乱入した数千人の女性は飢えてやせ細り、垢と埃にまみれた半裸状態で鬼のようなすさまじい形相だったそうです。

ちなみに当時の仏国公債は歳入の9年分程度でしたが、日本の公債は実に歳入の35年分に達しています。繰り返しますが、公債とは「国民の資産と税金を担保とした国の借金」です。しかも90%以上が内国債ですから、事実上、役人や財界人等エスタブリッシュメントの資産形成原資を国民が拠出しているということです。人類史上、合法的国民資産収奪は旧ソビエト崩壊時のオルリッヒ(新興財閥)によるものが最大規模とされていました。それでも総額にしてたかだか14兆円程度でしたから、日本の官僚機構による国富収奪がどれほど桁外れか、ということです。いずれにしろ管直人が「公債発行は後2年が限界」と表明しましたので、換言するなら今後推計320兆円の公債追加発行をもって国民資産収奪の最終調整段階に入ると宣言したわけです。

「パンが無ければ、ケーキを食べればいいじゃないw」とマリー・アントワネットがのたまい、この言説が流布され民衆が暴徒化したというのは寓話でしょうが、いまどきは経団連のジジイが「財源が無ければ、消費税を17%に引き上げればいいじゃないw」とか妄言を吐いています。この経済環境下において増税となれば、内需不足でデフレどころか所得は下がり逆進的に物価が上昇するという、未曾有のスタッグフレーションにより国民生活は壊滅状態になるでしょ。

これほど政治腐敗が極まり、議会制民主主義が機能不全となった時代において求められるのは、無能な潔白者よりむしろ有能なファシストなのかもしれません。英傑が世に出た後には、国家に寄生する腐れ役人や偽政者どもを躊躇なく処刑していってほしいもんです。








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