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徽宗皇帝のブログ

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支配手段としての自由貿易
「阿修羅」のTPP関連記事へのコメントが、素晴らしい内容なので、これも転載しておく。


(以下、引用)


01. 2010年10月30日 01:17:22: jGj6xs9gII
関税を下げれば全てうまくいく。これは単なる信仰である。
アフリカ諸国は米英のこの理論にのせられ、外国の要求どおり関税を下げ外国企業の自由な活動を保障した。この勢力と結びついた大規模地主は在来の主食の耕作地を換金作物つまりカカオ、コーヒー等嗜好品の耕作地に変えた結果、飢餓が起こった。金、利益が原理なので金持ちは金で売れる作物を作る。きわめて当然の行動だ。

一人当たりの耕作面積がケタ違いの国、さらに巨額の補助金をつけて輸出する国とコストだけで競争することなら結果は見えている。日本の農水省、農協は利権団体で、その主張に全面的に同意するわけにはいかないが、これ以上食糧自給率が下げる政策は論外だろう。先進国で日本より食糧自給率が低い国はない。

スーザン・ジョージはアグリビジネスが世界人口の半分を飢えさせていると言った。これは現在でもほぼ正しい。アグリビジネスの巨人、カーギル、コナラ、ゼネラルフーズ、タイソンフーズ、デルモンテ、ネッスル、サンキスト等の市場、流通、価格、種の支配力はますます強くなっている。


02. 2010年10月30日 12:13:45: WyKdAaYzLA
自分の国で食べる物は自分の国で生産するのは基本。これを頼る事によって、他人からの支配を受ける。そしてそのためにグローバリストは日本の自給率を下げようとしている(=支配しやすい国)。


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