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徽宗皇帝のブログ

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日本の不戦主義(平和憲法)がアジアと世界の平和に貢献(J・ケナン)
「バカ国民帝国日本の滅亡」から記事の一部を転載。
短い引用だが、政治的な重要性があるので、こちらのブログに載せるわけだ。
ただし、同じ記事の他の部分では私は孔徳秋水氏と意見が対立するところもある。まあ、恣意的抜粋だ、と言われればそうかもしれないが、ここだけ抜粋しても秋水氏の意見を捻じ曲げるものではないと思う。
平和主義の国家は、それが存在するだけで世界の師表(とまでは行かなくても良いモデル)となるわけである。あなたは戦争が日常の今のウクライナ人になりたいか? それが憲法9条の尊さだ。その価値が分からないのは近現代の世界の戦争史を知らない日本人だけだろう。世界で80年近く、対外戦争をしていない国がほかにどれだけあるだろうか。アメリカの戦争への参加要請を常に断ることができたのも、9条のためである。(これは吉田茂が言っていたと思う。)それをわざわざ自分からNATOに加わるなど、キチガイのすることである。

(以下引用)

そして、より重要なのは、日本の「不戦主義」についての考察である。


 


実は、※アメリカの研究者のなかにも日本の不戦主義が極東の安定に不可欠との議論がある。


(※ジョージ・ケナン)


 


 


それは当ブログでも議論したことであるが…


 


「ソビエトが日本に侵攻した場合、側面の中国を無視できず、同様に中国にも同じことが言える」


 


…という点である。


 


 


つまり、日本の地政学的状況を考えれば、


 


軍拡も好戦的な態度も「ヤブヘビ」にしかならないのだ。


 


だから、当ブログはロシアの弱体化を望まないし、


 


そこそこ勝っていてもらえるとありがたいと考えている。


 


 


アメリカと同じ考えの連中は、むしろ国益に反する「国賊」とさえいえる。


 


 


日本がアメリカを手助けするのはいいが、日本の力の伸長はアメリカを刺激する。


 


実際、ソビエトが崩壊したら、クリントン以降、CIA の第一ターゲットとなり、弱体化させられた。


 


 


これ以降、論壇では「対立する日米」がテーマになることが多くなっていく。


 


そして、「失われた30年」なのである。


 


 


自民は、地政学からも、こうした歴史からも


 


何も学んでいない。


 


 


議論をすこし引用する。


 


ともすれば非現実的なものとして批判を浴びがちな『一方的不戦主義』であるが、


 


攻撃的軍備の放棄は、


 


じつはわが国を取り巻く独特の力学的構造から生まれた伝統的な外交の一手法であり、


 


世間で考えられているほど非現実的なものではないばかりか、


 


現在も、わが国および世界の平和に多大な貢献をしているのである。



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