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徽宗皇帝のブログ

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日本人を貧乏にするアベノミクスの仕組み
「増田俊男の『時事直言』」から転載。文章理解上では不要な部分はカットした。
現在の株高のメカニズムが分かりやすく書かれている。
ついでに、ネットゲリラの或る記事のコメントの一つも分かりやすくアベノミクスを説明しているので、そちらも引用しておく。


(以下引用)


かつての貿易立国日本の面影は無く、執拗な円安政策にもかかわらず経常収支は恒常的赤字になろうとしている。
財政を見ると歳入の倍以上の歳出を続けている。
年収500万円の世帯が毎年1,000万円支出しているのと同じである。
ゼロ金利政策と異常な金融緩和で銀行の貸し出しを促すが、企業は250兆円になんなんとする余剰資金を持っているので銀行借入の必要はない。
相変わらず物価は上がらないので設備投資意欲もない。
日銀や年金資金等の公的資金は行き場を失い株式市場に向かわざるを得ない。
日本の株価が連日最高値を付けるのは緩和資金の市場流入と通貨価値が下がるので、企業の業績に一切かかわりなく相対的に株価を押し上げるからである。
つまり今日の株価高騰は日銀の緩和政策に名を借りた価格操作以外の何ものでもない。
 (中略)
GDPの230%もある日本の国債が払われる可能性は太陽が西から昇るほど。
日銀の物価目標2%は緩和を重ねるほど遠のいて行く。
日銀の異次元緩和もアベノミクスも既に失敗に終わっているが、それを隠すため日銀と年金資金等国民からの預り金でやがて紙くずになる株と債券を買い、株価高騰で景気を煽り日本経済がリセッションでデフレ進行中であることを隠そうとしている。
(中略)
 今日もニッケイは15年来の最高値19,300円台を付けた。
歴史的最高値を続けたと言うことは、投資家は全員屋根の上に追い上げられ梯子を持っていかれたことを意味する。
屋根から落ちて来る投資家に地獄行きのバスが待っている。


(引用2)


◆ 日本人を貧乏にするアベノミクスの仕組み ◆

・GDPがマイナス
・消費が増えていない
・企業の業績が上がっていない
・人口減と高齢化で将来的な見通しも暗い

本来これで株価が上がるわけ無いのに株価が上がるのは
 ↓
●円安による見かけ上のインチキ
 (株価1ドル=80円 → 株価1ドル=120円)
   ※円の価値が3分の2になったので見かけ上1.5倍の株高になる
●金融緩和した金が株に流れるバブル
  円を沢山刷ったので国民の資産はドル換算で3分の2に減ったが
  刷った円の大半が株に流れ株価は上がるので株保有者だけ得をする
●年金で株を買って無理やり株高誘導
  いずれ損失となり国民の年金が消える予定
  どこに消えるかといえば株保有の金持ちと外資のものになる
 ↓
■結論■
 アベノミクスの正体は株を持っていない大多数の国民の資産を薄めて減らした分で株を持っている金持ちと外資を儲けさせる仕組み
 日本企業株の半数は外人株主が持っているのでアベノミクスは日本人を貧乏にする結果となる




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