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徽宗皇帝のブログ

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本当の文明とは
日本も、全体がこの村と同じく「狂っているのが正常とされる社会」、あるいは未開部落、未開民族と考えれば、現在の日本(殺人政権とそれを支持する大衆)がすっきりと理解できるのではないか。見かけだけの文明化に精神の文明化がまったく追いついていないわけである。
スマホ(これは物質文明の一例。洗脳道具でもある。)があるから文明だ、というわけではない。今や、どこの社会でもスマホは普及しているが、それと同時に、「部族の掟を破ったら殺して当然」に代表されるキチガイ精神はほとんどの社会にあるだろう。特に日本。
ヒューマニズムが社会の基盤にあるか、つまり「個々の人間を尊重する」かどうかを見れば、本当の文明社会かどうかは分かる。たとえば、町内会やPTAで個人の考えは尊重されているだろうか? それとも圧殺されているだろうか。もし後者なら、このパキスタンの村と精神はまったく同じではないか。



(以下引用)
  

駆け落ち助けた16歳少女、部族会議命令で惨殺 パキスタン

2016.05.06 Fri posted at 15:11 JST



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イスラマバード(CNN) パキスタン北部カイバル・パクトゥンクワ州で、16歳の少女が知人の駆け落ちを手助けしたとして、部族会議の命令で惨殺される事件が起きた。


同州アボタバードの警察によると、少女は首を絞められて毒を飲まされ、ワゴン車に縛り付けられて生きたまま火を付けられた。警察は殺害にかかわった容疑で十数人を逮捕した。


調べによると、少女は近所に住む女性とその恋人の男性の駆け落ちに手を貸したとされる。4月22日の駆け落ちを受けて15人の委員による部族会議が開かれ、少女に対する「名誉殺人」の命令が出された。


警察によれば、駆け落ちした2人は居所を突き止め、今は安全な場所にいるという。逮捕された容疑者は対テロ裁判所に起訴される。


パキスタンの独立機関、人権委員会によれば、同国で親族によって殺害された女性は昨年だけでおよそ1100人に上る。


名誉殺人を告発したシャルミーン・オベイドチノイ監督の映画「ア・ガール・イン・ザ・リバー:ザ・プライス・オブ・フォーギブネス」は、今年のアカデミー賞で短編ドキュメンタリー部門賞を受賞した。


オベイドチノイ監督は、「私に言わせれば名誉殺人は計画的な冷血殺人だ。だが男たちは、女性が許可なく何かをしたとか、社会的に女性に許された範囲から逸脱したという理由で殺人を正当化する」と語っていた。


シャリフ首相も「名誉殺人に名誉はない。残酷な殺人を名誉と呼ぶことは、名誉を汚す行為にほかならない」と述べて対応を約束している。



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