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徽宗皇帝のブログ

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来年は世界的暴動とアナーキズムの年になるか?
まだネットへの接続の際に異状が発生することが多いが、とりあえず接続可能な間は投稿も続けることにする。
下の記事は経済学と経済学者を批判した「阿修羅」投稿記事へのコメントの一部だが、このNT氏とグッキー氏のやりとりがなかなか面白いので転載する。
面白いというのは、当然「我が意を得たり」ということで、私が常々言っていることをもう少し要領よく言っているだけのことだが、現在の資本主義社会の根本的欠陥を、私以外の人間がこのように言っているのを見るのは珍しい。
要するに、資本主義は政治までも冨者の支配下におかれ、富は一部の人間によって独占されるシステムだということである。簡単な話、資本金のある人間と資本金の無い人間がポーカーをしたら、金のあるほうは相手が下りるまでどんどん賭け金を吊り上げていけばいいだけのことだ。商売でも同様で、最初は安値競争などをして商売仇を叩き潰し、独占状態を作れば、その後でどんどん値段を吊り上げることができる。アメリカが自動車社会になったのも、ロックフェラーなどの石油商人が鉄道をそうして潰してきたからなのである。
政治家や官僚を政治資金提供や賄賂で抱きこめば、自分に有利な法律をいくらでも成立させることができる。アメリカなどの汚職は中国などよりよっぽどひどいのだが、NT氏にはそういう観点は無いようだ。そこが少々物足りないところである。こういう中国嫌いやロシア嫌いはほとんど体質に近いものだから、議論をしてもしょうがないのだが。
さて、来年の話をすると鬼が笑うが、来年は世界的暴動が大きな雪崩のようになって起こりそうな気がする。まあ、私の予測が当たったためしは無いのだが、世界中の貧民層が、自分たちの置かれた状況を認識し始めたのは間違いない。政府は冨者に支配されており、自分たちは永久に貧困から脱出できない。となれば、無政府主義とテロリズムが貧困層を引っ張っていく可能性もある。
まあ、平和裡に「上から下への所得移転」が起これば、この事態は避けられるが、強欲を本性とする資本家がそれを承認するはずはない。
というわけで、来年が見ものである。


(以下引用)


05. 2011年12月20日 10:36:58 : 8inRhNhJdc
市場原理に従って行動すれば富(利益)は自然と強者に集まり、結果として強者は益々強くなってゆく。 蓄積された富が強者の浪費によって弱者に還元されなければ、全体としての経済は縮小せざるを得ない。 現在の市場原理優先の経済学は、この富の還元について語ることが無い。 市場の勝手な行動を規制し、偏ったt見の蓄積を還元しようというのであれば、全てを市場に任せるという思想そのものが排除されなければならない。 市場が社会を支配するのではなく、社会(政治)が市場を支配するということだろう。 現代のデモクラシーは直接的民主主義ではなくて、寡頭支配となっているから、政治資金の提供を通じて社会全体を支配することが可能である。 政治資金によって議員を支配(買収)するばかりでなく、同じ様に資金の提供を通じて、メデイアも学者も支配下に置いているのが現実の姿だろう。 市場そのものが不要だと言っているのではなくて、行過ぎた自由市場主義・原理主義を是正するべきだと言うことだろう。 偏りすぎた富を社会に還元させることが必要であり、そのためには強者に対するペナルティーとしての課税が必要なのである。 自由な貿易活動は排除するべきではないが、共産党の独裁社会で低賃金労働を当然とする中国の製品にまで、自由貿易の利益を与える必要などあるはずはない。 昔であればソーシャル・ダンピングとして非難されたものが、現在では当然のこととして認められているのが間違いではないのか。 N.T

06. 2011年12月20日 10:48:41 : 8inRhNhJdc
05の訂正: 偏ったt見>偏った富。 N.T






05の訂正: 偏ったt見>偏った富。 読みにくくて申し訳ありません。 N.T



     




07. グッキー 2011年12月20日 14:22:25 : Cbr3d6O9vj7Mc : OIxNYWfJog
>>NTさん
TPPなど自由貿易は、現在は多国籍企業の支配する市場を広げるためにあるのだと思います。
http://democracynow.jp/video/20110511-3
30分に1人が自殺:借金と新自由主義改革に苦しむインドの農民たち
動画はリンクへ
ーーーーー

結果的にモンサントが農業市場を支配し、利益を吸い上げる仕組みに成っています。

税による再分配はグローバル化という環境で、法人税の値下げ競争などが行われ、困難に成っています。
お金を増やすという方法で再分配するしか無いと思いますが。


08. グッキー 2011年12月20日 14:27:36 : Cbr3d6O9vj7Mc : OIxNYWfJog
>>04さん
>定量経済学が発展することで、公的プレーヤーに、何ができて、何ができないか、そして何が効果的な政策であるかが実証的に明らかになるというわけだ

定量経済学は現在の市場を当然のことと受け止め、現在の市場に対する疑問が有りません。
また仮定の定数を入れて数量的分析を行うので、現実の経済においてほとんど役に立ちません。


09. グッキー 2011年12月20日 14:46:23 : Cbr3d6O9vj7Mc : OIxNYWfJog
>>03さん
>経済、マーケットの知恵でヘッジファンドなど世界には100億、1000億稼ぐ人たちが存在します。

この利益というのは、簡単に言えば買占めによる利益と同じことでは有りませんか。
米問屋が米を買い占めて値段を吊り上げて儲ける。
原油指数取引に投機資金が参入し値段価格が上がる(普通は買いから入る)
その分、消費者の買うガソリン価格が上がる。
似たようなものです。

政治家と結託して情報を先取りする。自分のポジションが有利になるように政治に働きかける。ほとんど何でも有りですね。

米住宅供給公社2社の前CEOを始め、幹部6人が情報を操作した疑いで逮捕される。
銀行も似たようなものです。あくどい事をしていますね。

ゴールドマン・サックスはいかにして危ないモーゲージ債を売りぬけたか
http://democracynow.jp/video/20091104-2


10. グッキー 2011年12月20日 15:00:55 : Cbr3d6O9vj7Mc : OIxNYWfJog
>>02さん
>国際金融資本による寡頭支配(における意志決定)が最大の決定要因である経済の実態を糊塗するために無理矢理格好だけ体系付けられたエセ学問、という以外に形容の方法はない。

数理経済学は酷いですね。おっしゃる通りだと思います。
ケインズ経済学の方がまだましですが、ケインズも「利子率が一定以下に下がらないことが失業を生む」とまでしか言いません。

投稿で引用した先生もケインズ派の教授ですが、「市場についてそれが多くの欠陥をもつ制度であることをもっと認識すべきである(ここでは「市場の失敗」のことを言っているのではない。」
とまでは書きますが、では具体的に市場の欠陥とは何なのかということはブログに書いてありません。
経済学の教授が市場に欠陥が有るとまで言って、市場の欠陥の具体的な話を書かないのは酷い話ですよね。


11. グッキー 2011年12月20日 15:14:26 : Cbr3d6O9vj7Mc : OIxNYWfJog
>>佐助さん
>今回の世界恐慌は金持ちも貧乏人も経済指数(生産・販売・雇用・投資・貿易)が三分の一以下に激減する世界的金融大恐慌の影響から逃れることはできない。そして日本は未曾有のパニックを迎えることになる。

どこまで落ちるか分かりませんが、来年は酷いことに成りそうですね。
金に支配される金権主義より、真の民主主義に変えたいですね。
経済も不公正な市場経済から、公正な経済に変えたいです。

来年からはこういう戦いが始まると思います。
権力は露骨に牙を剥き出してくるでしょう

http://www.nicovideo.jp.am/watch/sm16469460
このプラカードを持っただけで、
ものすごい勢いで民主党のSPが集まって、参加者の胸をつかんで押し倒そうと暴行する動画です。


12. 2011年12月20日 15:57:00 : 8inRhNhJdc
>グッキーさん。 仰る通りの状況にあることはよく解ります。 自由市場のやりすぎで富の偏在が進み、これ以上人から奪う富がなくなるまで彼らはやめないでしょう。 結果としては富は意味を失い、生活する手段を失った大多数の人達の叛乱を招くことは必定でしょう。 経済は停滞と言うよりも縮小して、集中した富は暴力的に奪われることになる。 人間の欲望は際限が無いので、そこまで行っても彼らは反省など出来ないでしょうな。 暴力的な叛乱に備えるために軍隊とか警察が雇われているわけで、プラカードや穏便なデモ程度では効果が無いし、警備員の暴力によって抑えられる。 現在の不公平でインチキな支配に対しては、平和的なデモでは駄目だと知るようになれば、武力で攻撃するようになる。 今年のアメリカでのX'MAS商戦で、自動銃や自動拳銃が売れ筋だったと言う話は、内乱の前兆だと言っても良い。 アメリカ議会での協議が決裂して、巨大な軍事費の削減が強制的に実行されれば、大量の兵士が失業する。 彼らが銃やハンド・ミサイルを持ってデモに参加すれば、警察や警備会社では対抗できない。 もう直にそんな光景が見られると思いますが。 N.T 

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