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徽宗皇帝のブログ

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東京はビルからダイブする人間の溢れたシティになるか?
まあ、予想された通りの成り行きで、どこが衝撃なのか分からないが、いろいろと情報の多い文章なので、一定の役には立つのではないか。

「ダイバーシティ的な多様性」www

私は、「ダイバーシティ」の訳語が「多様性」だと思っていた。「多様性的な多様性」という表現は斬新だwww
これから「シムシティ」ならぬ「ダイバーシティ」というゲームでも始めるのか。


divercity:相違、多様性。発音は「ディバーシティ」もしくは「ダイバーシティ」
dive(飛び込む)ではなく、divide(分ける)の関連で覚えればいい。まあ、下手な横文字使いは怪我のもと。



(以下引用)

小池百合子「都庁に着いたら5分で極右」の衝撃(訂正とお詫びあり)

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ネタとしては面白いけど都民としては暗澹たる気分になるかもしれない初登庁(写真:吉澤菜穂/アフロ)



山本一郎です。朝からアイスコーヒー飲み過ぎてゲリラ豪雨気味です。


ところで、大都知事選を勝利して昨日初登庁だった小池百合子女史、どうも手荒な歓迎を受けたようです。


小池百合子知事の初登庁も、都議会自民党らが通例を破ってまさかの「出迎え拒否」!(おときた駿 16/8/2)


小池都知事、改革本部設置を表明 五輪費用検証へ(共同通信 16/8/2)


小池氏あいさつ回り 自民はドン不在…わずか30秒(スポーツニッポン 16/8/3)


小池百合子氏が都庁に初登庁 千人の職員、拍手で出迎え グリーンの服を着た支持者も 午後に会見や幹部会議(産経新聞 16/8/2)


ザ・大本営の地位を確立した産経新聞が2日朝に報じた内容と、文春も認める終身名誉レイプ犯自称「スキャンダル男」であり「トラブルメーカー」であり「炎上芸人」である小池百合子陣営の秘蔵っ子音喜多駿さん(北区)の記事の間にずいぶんな落差が感じられるわけですが、関係者筋からは小池百合子女史は「日本会議方面の関係は解消する」「サイエントロジーその他、問題となっている関係先とのお付き合いは見合わせる」という軌道修正をしつつ、官邸からの自由民主党との関係改善の橋渡しには応じる雰囲気もあるため、この手の対決姿勢を見せ付けるような茶番がどこまで続くのかは興味深く見守っていきたいとは思っていたところでした。


ところが、就任当初はおとなしくしているであろうと見込んでいた小池百合子女史のバランス感覚に荘厳な疑問符を投げかける事案が出来し、困惑を隠せません。どういうことなの…


小池都知事の特別秘書に元都議(時事通信 16/8/2)


小池知事 特別秘書に野田氏を任命 /東京(毎日新聞 16/8/3)


最初、一報で出た「政務担当特別秘書に野田数元都議が就任」というニュースを見て、目を疑った人たちも多かったと思いますが、その後、大手全国紙も報じたため、これはもう大川隆法さんにいかりや長介を呼び出していただいて「だめだこりゃ」と宣言を賜る必要があるぐらいの衝撃が広がりました。


というのも、この野田数さん、もともとは小池百合子女史と関係が深い、まあ簡単にいってしまえばカバン持ち的な方だったんですけれども、要するに極右の民族主義者で、石原慎太郎元都知事から政治的安定性を抜いて煮詰めたようなウルトラナショナリスト的言動を繰り返してこられた方です。もちろん、世に出るためにある程度派手なことをいい、耳目を惹くことは手法としてあり得ることですが、野田さんの場合は都議時代に石原慎太郎さんの手がけた尖閣諸島買取基金問題に絡んで結成された、いわゆる「尖閣議連」の急先鋒だった御仁であります。


その野田数さんは、自民党から離党した後、結成した東京都議会新会派「東京維新の会」として、都議会で現行の日本国憲法を無効とし、戦前の「大日本帝国憲法」の復活を求めるという香ばしいの請願を代表として率先して賛成し、振り切れた民族主義っぷりを披露し話題になっておりました。


請願 番号24 件名第8号 「日本国憲法」(占領憲法)と「皇室典範」(占領典範)に関する請願(しんぶん赤旗)


南出喜久治国体護持塾長(京都市)らが12年6月に都議会に提出した「我々臣民としては、国民主権という傲慢(ごうまん)な思想を直ちに放棄」して、日本国憲法を無効とし、大日本帝国憲法は現存するとの都議会決議を求める請願は、10月4日の都議会本会議で、東京維新の野田数(かずさ)都議が紹介議員になり、一人会派・平成維新の会土屋敬之議員と東京維新の3人(民主党を離党した栗下善行・柳ヶ瀬裕文両都議と自民党を離党した野田数都議の3人、2012年9月に東京都議会に新会派「東京維新の会」として設立)が賛成したのみで、民主党、自民党、公明党、日本共産党、生活者ネット・みらいなどの反対で不採択となった。


その後、連携していた大阪維新の会の橋下徹さんに途中で「大日本帝国憲法の復活なんて一部の特定のマニアの中だけでやっておく話だ」と梯子を外され、真っ逆さまに落ちて都議選でも落選した野田数さんですが、さすがにちょっといわくつきの人物すぎて、まさかこういう形で政治の表舞台に帰ってこられるとは思ってもいませんでした。


まあ、民主主義の世の中ですし、ダイバーシティ的な多様性の中でこのような極右で民族主義的な言説も自身の責任の範囲内で一定の幅で許容されるとは思いますが、ここで政務担当特別秘書とかいう都知事ダイレクトの要職で起用されるとなると、例えば警視庁で外国人犯罪の問題について都知事の政見を確認するとき間に挟まった政務秘書が素敵な対応をされる可能性も考えられます。


その野田数さんは、日本有数の高品質時事問題取扱週刊誌である週刊プレイボーイのインタビューで、次のようなお話をされております。


民主が中国寄り、自民が韓国・北朝鮮寄りな理由とは?(週刊プレイボーイ 12/9/13)


「自民党の正体は、保守の皮を被った“偽装保守政党”なんですよ。そもそも、領土問題を放置し続けてきたのは自民党政権です。私は以前に都議会で、拉致問題が解決していないのだから朝鮮学校への補助金は凍結すべきと主張しました。その際も自民党から妨害を受けました。さらに都立高校の自虐的で反日的な内容の歴史教材を変えるための活動にも圧力がかかりました」(野田氏)


久しぶりに野田数さんの芸術作品を読んでいて鼻水が出てしまったわけですが、プレジデントでも尖閣諸島問題に関する石原慎太郎都知事(当時)のインタビューでダイナミックな表現力をいかんなく発揮。まあ、要するにそういう人なわけです。


石原慎太郎都知事 独占インタビュー  尖閣侵犯再び!「日本は戦争の覚悟を示せ」(プレジデント 12/9/17)


少なくとも、増田寛也さんや、鳥越俊太郎さんといった候補者よりは、バランス感覚の取れた、国政も見てきて政治の世界を熟知した女性であると見込んで都知事に投票してみたところ、いきなり人事で極右を起用とかマジでドン引きであります。大丈夫なのでありましょうか。有象無象というレベルではなく、明らかに間違ったメッセージを各方面に熨斗つけてご送達申し上げる事案です。ヤバいと思います。


50億かけて都知事選びなおしたのに、ケチな寸借詐欺気味のハゲをどけてみたら側近人事で民族主義者が出てくるなんて悲しすぎるじゃないですか。都民である私たちが可哀想。あんまりだあんまりだ。玄関でた直後にドブに落ちるとか、そういうレベルですよこれは。助けて。


東京03のコントじゃないですが「ちょうどいい奴いねえのか!!」という気持ちでいっぱいです。


また年内に都知事選とかほんとやめて欲しいので、みんなもっと冷静に、うまく立ち回って、健全で安定した都政を目指して取り組んでいただきたいと願う次第であります。


(お詫びと訂正 16:00)


15時04分ごろ、当該記事につき一時非表示の対応といたしました。お騒がせしており、申し訳ございません。


状況につきまして、下記のとおりご説明申し上げます。



その1: 記事中、都議の音喜多駿さんについての解説表現で「文春も認める終身名誉レイプ犯」と記述したところ、ヤフー株式会社Yahoo!ニュース個人 編集窓口より記述が不穏当との指摘があり、また関係者より”手法として性的関係はあったかもしれないがレイプではない”との申し入れがありました。


音喜多さん本人と話し合ったところ、より正確な表現として「スキャンダル男とか、トラブルメーカーとか、炎上芸人とかですかねえ」とご指定がありましたので、音喜多さんおよび関係者に対しまして深くお詫び申し上げると共に、表記を上記のとおり改め、訂正いたします。


なお、音喜多さんと週刊文春の事案につきましては、音喜多さんより以下リンクのとおり説明をされております。


【ご報告】7月28日発売の「週刊文春」掲載予定の報道について(おときた駿 公式サイト 16/7/27)


その2: 記事中、野田数さんについて「要するに極右の民族主義者」と表記しましたところ、関係者を名乗る人物から面談依頼と共に「民族主義を追究しているが極右ではない」「不適切な内容ではないのか」とクレームを頂戴しました。


15時20分すぎ、本件記事につきクレームを申し入れいただいたご本人とお会いし、記事内容を確認いたしました。事実関係を問い質しましたところ、当該記事に間違いはなく、野田数さんのご主張は「民族主義的であり極右である」という合意にいたりましたので、問題とされた表現は修正せず、この内容のまま掲載をすることといたします。


以上、状況のご説明と併せてお詫びと訂正とさせていただきます。今後とも、ヤフーニュース個人と山本一郎をよろしくお願い申し上げます。

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山本一郎 個人投資家・ブロガー

投資事業とコンテンツ事業がメインの20年選手。株式会社データビークル、東北楽天ゴールデンイーグルス、東京大学政策ビジョン研究センターなどで棲息。最近は仕事より育児の比重が高くなってきました… 一歩一歩頑張って登っていきます。








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