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徽宗皇帝のブログ

徽宗皇帝のブログ

東大話法の勉強
しばらくブログを書かなかったが、単に怠けていただけである。べつにそれが仕事でもないのに毎日更新するというのが嫌になっただけだ。
私は昔から義務的作業というのが大嫌いで、行楽ですら、それが「予定」になると途端に嫌になるという困った人間である。そういう人間が本性を隠して真面目にサラリーマンを40年近くもやってきたのは我ながら偉い。と言うか、世間ではそれが当たり前ではある。
そういう性格だから、私は天皇陛下のように義務的作業で雁字搦めの立場にはなりたくない。徽宗皇帝のように、国事を放り投げて好きな趣味に逃避する人間が好みなのである。徽宗皇帝はそれで国を滅ぼすことになったわけだが、書や絵画の世界では超一流の存在になった。まあ、彼の場合は宰相に適切な人間を選ばなかったのが悪かったわけである。
さて、下記記事は井口博士のブログから転載したものである。
国民の皆さん全体が、この東大話法を良く知ったら、東大話法も無効になる日が来るだろう。
私の場合は、わりと早い時期から専門家というもののいい加減さを見抜いていた。というのは、ある裁判事件において、相手側の弁護士の頭の悪さ、仕事のいい加減さを見て、専門家というものは大したことはないのだと知ったのである。素人の私が一夜漬けの勉強をしただけで、相手側を論破してしまったのである。もちろん、その事件に関する項目だけを前夜に勉強したのだ。
多くの専門家にとっては、素人を恫喝し、虚勢を張るのが第一の技術なのである。高級官僚などはその代表だ。自分の仕事を黙々とやっている「本物の専門家」は恫喝や虚勢とは無縁である。
さて、東大話法を無効にするために、我々は東大話法を熟知しようではないか。


(以下引用。一部の誤字のみ修正)


この記事の主張、「東大話法」の特徴をまとめると以下のものだという。

○規則1:自分の信念ではなく、自分の立場に合わせた思考を採用する。
○規則2:自分の立場の都合のよいように相手の話を解釈する。
○規則3:都合の悪いことは無視し、都合のよいことだけ返事する。
○規則4:都合のよいことがない場合には、関係のない話をしてお茶を濁す。
○規則5:どんなにいい加減でつじつまの合わないことでも自信満々で話す。
○規則6:自分の問題を隠すために、同種の問題を持つ人を、力いっぱいに批判する。
○規則7:その場で自分が立派な人だと思われることを言う。
○規則8:自分を傍観者と見なし、発言者を分類してレッテル張りし、実体化して属性を勝手に設定し、解説する。
○規則9:「誤解を恐れずに言えば」と言って嘘をつく。
○規則10: スケープゴートを侮蔑することで、読者・聞き手を恫喝し、迎合的な態度を取らせる。
○規則11:相手の知識が自分より低いとみたら、なりふり構わず、自信満々で難しそうな概念を持ち出す。
○規則12:自分の議論を「公平」だと無根拠に断言する。
○規則13:自分の立場に沿って、都合のよい話を集める。
○規則14:羊頭狗肉。
○規則15:わけのわからない見せかけの自己批判によって、誠実さを演出する。
○規則16:わけのわからない理屈を使って相手をケムに巻き、自分の主張を正当化する。
○規則17: ああでもない、こうでもない、と自分がいろいろ知っていることを並べて、賢いところを見せる。
○規則18:ああでもない、こうでもない、と引っ張っておいて、自分の言いたいところに突然落とす。
○規則19:全体のバランスを恒に考えて発言せよ。
○規則20:「もし○○○であるとしたら、お詫びします」と言って、謝罪したフリで切り抜ける。

いやー、実にうまく特徴を捕らえているなあ。まさにその通りである。

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